先週、恥ずかしい話ですが、歩いていて転倒して足を強打。
捻挫してしまいました。健康保険も無い身ゆえ、医者に行くこともママならず、ひたすら、湿布程度で痛みを散らすようにしていました、本来であれば家で遊んでいたいのですが、遊んでいてはたちまち生活に困窮する身ゆえ、就職活動をしなくてはならず、痛い足を引きずりながらも歩いて、移動したのですが。
町の中にはいかに段差の多いことか、・・・・
健常者であれば、さほど気にならない段差も足を引きずりながら歩くとよく判ります。
家の近くある道ですら、かまぼこ状になっているので、歩きにくいことこの上なし。
まして、電車のエスカレーターが上りだけというのは、かなり辛かったです。
健康な時であれば、判らないことがはからずも、自身がケガをしたことで知ることが出来たのは大きな収穫と言えるかもしれません。
障害者の方の気持ちがわかるような気がしました、公共交通を使おう、地球温暖化防止のためにも・・・と言うお題目をあげても、障害者にとって実際に、歩けない、電車にも乗れない。ということであれば、車での移動に頼らざるを得ないのが実情でしょう。
障害者に配慮した交通機関をと言われても、まだまだ利用しにくい部分が多いのも事実です、今回はJR、京阪、大阪市営地下鉄と利用し、比べたのですが一番エスカレータ等の設置が多くて比較的移動しやすかったのはJR、京阪は残念ながら一番利用しにくかったです、大阪地下鉄もホームと改札階は便利なのですが、地下鉄路線同士の乗換えの場合エレベーターなどが整備されていないので、痛い足を引きずりながらの乗換えとなり、健常者の何倍も疲れることを身をもって体験させていただきました。
京阪の場合も、実際にはあるであろう、エスカレータの存在などに気が付かなかったのかもしれませんが、使いにくいのは確かでした。
私自身は、個人的には京阪の2階建て車が好きで、機会があれば利用するようにしているが、これも健常者のみが享受できる特権のように思えました。
今後は、地方私鉄などでも、バリアフリー化が求められていくでしょうが、その際にまず最初に障害者にやさしい鉄道とは何かを考えていただきたいと思います。
本当ですよね、地下鉄乗ったときに何時も思うんですけど、どこまで下ればいいんだ・・・などと一人突っ込みしています。笑
御堂筋線とかだと、階段2回降りたらホームじゃないですか、それに引き換え、東西線のホームの遠いこと遠いこと・・・大阪駅方面に出かける機会が多かったのですが、北ノ新地駅の方が近いのは解っていましたが、階段の上り下りが嫌で大阪駅までわざわざ出ていました。
おかげで、未だ足が治らないんです。シクシク