世の中を憂う年頃は過ぎても、
楽が出来るようになるのでは無い
明日よ信心深く俺に来い、と夕闇に願う、
そんなの不毛だ。
俺には明日に意義があるかも分からない、ただ勝手にやってくる
面倒な灼熱としか思えない日もあり、
反面意味も無く雪なんか降らなければいいのにと、
心底思う。
信心深く、未来が来るわけが無い、
信じているとすれば何も変わらず、変わるわけが無い、
と言うこと。
夢見る頃を迎える前に死んだあの娘の墓のように
ここでは何も変わらず、
だから神も要らないし、
明日を変えるわけも無い。
ただの繰り返しが過ぎていくのを
憂う気持はとっくに失せても
全てが忘れられるわけでもない。
あの娘が好きだった黄色い花は他の色に変わる事は無い。
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