障害者施設で
生活支援員として再び仕事をする機会に恵まれ、
アートを介した関わりを模索していたところ、タイムリーなお話を聴くことができました✨
みぬま福祉会工房集の職員、宮本恵美さんが
川越ウェスタで講演されるというので飛んで行きました❣️
工房集には、幾度も足を運び様々な作品展を観てきましたが、宮本さんのお話を聴く機会があまり無かったので、今回は本当に貴重なお話が聴けて良かったです✨
障害の重い仲間(利用者さんの事を【仲間】と呼んでいます)でも、
働くことは権利であるという理念の基、
表現を通して社会とつながる運営をされています。

以前の作品展に行った時
表現活動を仕事ととしてきちっと捉えている姿勢があります。

お金を稼ぐ

社会とつながる

豊かな発達に繋げる(発達保証)
の3つを
定義されてます。
カフェが併設されているので、作品を見ながらケーキやコーヒーを飲み、ゆっくり過ごすこともできる工房は、様々な人の交流の場にもなっていて、それが風通しの良い雰囲気をつくり、
また行きたいなぁ〜
という気持ちにさせてくれるのです
工房集のアトリエ空間が出来るまでの道のりにも
感動しました
そして、
印象に残る言葉がたくさんありました
支援の先にアートがある
困難は宝
発達保証
共に成長する場
好き、や得意な事にスポットをあてる
支援者の実践力の向上
家族会の協力は、そろぞれの得意分野を活かして
宮本さんが、長い年月をかけて築き培ってきた仕事への情熱や愛情のこもった語りに、私も心が温まりました
福祉施設で
表現活動を仕事にしていくには、いろんな分野の人が関わり、意見交換やアイデアを出し合い、さらに家族の協力も得ながらみんなで盛り上げていく姿勢が大切なんだな、とその見えないところで大変な努力を継続されている事に驚き感動しました❣️
アートを介した支援で、仲間も職員も保護者も、共に成長していく
その人にとって大切なものを大切にする職員がいるということ
一緒に面白がったり考えたりする職員が側で寄り添う
仲間の主体性を尊重し、良さを引き出す関わりや環境づくりを大切にしていること
などなど、とにかく勉強になるお話しでした❣️
これは、
アートセラピストとして関わる時と通じるものがあるな〜
と感じました。
一方的な関係でなく、多角的な視点も取り入れて、楽しんでやっている事にスポットを当て掘り下げていき、良さを引き出していく。
潜在的な能力を引き出すお手伝いさんみたいな感じかな?
それでも
支援の場では、
応用力を発揮して共に育っていくという醍醐味があるのかもしれない
アートの可能性に、ワクワクします