桜の便りを耳にする季節になりましたね~
3月2回目の
出張アトリエは… やっぱり
さくら です‼️
『桜を描いてみよう』
の、
テーマで
チャレンジしましたよ
自分の好きな桜でいいよ~
と提案してから、お花見の話しなどしながら画材を配っていきます。
今回は、
紙にちょっとこだわって、
障子紙にしました
画材は、
水彩絵の具(ホルベイン)
水彩色鉛筆(ステッドラー)
水彩クレヨン(カランダッシュ)
キットパスきっず(日本理化学工業)
描画素材としては、
スポンジタンポ
筆2種類
扇筆は
小学生に人気!
2本しか持っていかなかったので、取り合いに
初めて見る筆の形に
興味津々‼️
「これ、高いの~⁉︎ 1万円~⁉︎」と、
何かにつけ値段を話題にするO君。
パレット🎨は10個用意したが、11人参加者があり足らなくて…
「先生のスペシャルパレットだよ~🌟」と出したら、T君がすかさず引き寄せ描き始めました
あっという間に全色を紙の上に塗り
T君の気持ちが現れてるようですね
いつもは粘土を触っているAさんも、今日は
水彩絵の具をスポンジにつけて混色を楽しんでたね
ピンクでハッピー ニコニコさん!
ピンクって、どーやって作るんだ~?
と、おしゃべりしながら手は動かし制作は進んでいきます。
あっ!違ったー!違う違うこの色じゃないー!
と、思った色が出ないことにびっくりして慌てたり驚いたり。
でも、
自分で考えて選んだ色を
これは違う!と自分で
感じたり、気づくことこそが
大事な体験なんだよね。
じゃ、どうする?ってまた自分で考える。
自問自答を
繰り返すこと、が
ものをつくることのおもしろさなんだと思う。
みんな
絵の具は大好きなんだね
スポンジタンポを器用に使って、絵の具をスタンプするように集中してましたね
顔の表情は
真剣そのもの‼️ まさに
プチアーティストです‼️
障子紙なので、窓に貼ると光を透かして色が浮かび上がり、綺麗です
11人いても、
障害の内容は、
知的障害児 ・自閉症・ダウン症・発達障害といろいろみな違います。
施設への《出張》という形で、子どもたちにどこまで
自由な表現を
のびのびと安心して楽しんでもらえるか。
一人一人の潜在能力を引き出せているか
毎回が真剣勝負
でも、
アートには正解なんてないし、なにより…
描いてると楽しい‼️
って気持ちが一番大切なんだと思う
そして、私は
画材も大事にしたい。とくに
子どもには
本物に触れることが大切だと信じているので、
予算内でやりくりする事も押さえつつ、
これだけはゆずれない‼️部分は持ち出しになる場合も…
本物は
安心も提供してくれる。画材ブランドを選ぶ時は自分の好みが反映されるけど、やっぱり自分で使ってみて
これいい!ってものを紹介したいし
万が一、口に入れてしまっても体に害のない安全基準をクリアした画材でアートを楽しんで貰いたいからです
自発的に、能動的に 表現できる
場でありたいと思います。