梅雨のような毎日
予期せぬ生活の変化にも、1週間経って
ようやく慣れてきた。
やっぱり、「いってきまーす」や「ただいま〜♪」って言える人が家にいるのって、なんかいいな
「お土産だよ〜❣️」ってお菓子を買って帰れるのも楽しい
今夜は何を作ろうかなぁ…って考えながら買い物するのも、食べる人がいてくれる喜びでもあるのね✨
まあ、知的障害のある次男と暮らすのは、それなりに大変な事はあるけれど、なんていうか、
食事作りの張り合い、が戻ってきた感じね
施設に暮らす次男が、突然帰宅した時はびっくりしたし、6キロ近くの道のりを、ひとり歩いて帰ってきたその事実に、正直憤りも感じたし。
なぜ、職員さん、誰も気づかなかったの?
本当に、事故に遭わなくて良かったよ。
熱中症で倒れなくて良かったよ。
たまたま私が在宅していて良かったよ。
息子はその日、玄関に飛び込んでくるなら、座り込んでしまい、「お母さんに、会いたかったよー❗️」と泣き出してしまった。
思いきり、抱きしめた。
わたしの子ども。大切な、かけがえのない家族。宝物。
この1週間で、笑顔を取り戻し、毎日ご飯をちゃんと食べるようになった彼を見て、あぁ、わたしも幸せ
な気持ちになる。
こんなささやかな日常が、こんなにも人の心を幸せにしてくれる、それは家族だからこそ味わえるものなんだ
…と、1年かけてわかったよ
すっかり傷ついてしまった私達は、
ゆっくりと、焦らずに、のんびりと、
歩いていこう
人生、いつからでもリスタートできる❣️
死ぬ時は必ず来るのだから
その日まで、毎日を魂こめて生きていこう
自分ができることの全てを出しきって、
言葉だけでなく、行動で示していこう。
家族に恥じない生き方をしていこう。
きょう、施設を後にするとき、お世話になった職員さんと、息子のお気に入りの利用者さんに挨拶できて良かったよ。
「お元気で❣️」