© 2023 tempesta srl, Ad Vitam Production, Amka Films Production s, Arte France Cinéma
2024/11/15(金)〜11/28(木)
11/15(金)〜11/21(木)11:50-(14:05終)
11/22(金)〜11/28(木)9:55-(12:10終)
イタリア・フランス・スイス
合作映画
「墓泥棒と失われた女神」
<あらすじ>
墓泥棒が探すのは、お宝か愛か―。
80年代、イタリア・トスカーナ地方の田舎町。
考古学愛好家のイギリス人・
アーサー(ジョシュ・オコナー)は、
紀元前に繁栄した古代エトルリア人の
墓をなぜか発見できる特殊能力を持っている。
墓泥棒の仲間たちと掘り出した埋葬品を
売りさばいては日銭を稼ぐ日々。
そんなアーサーにはもうひとつ探しているものがある。
それは行方知れずの恋人・ベニアミーナだ。
ベニアミーナの母
フローラ(イザベラ・ロッセリーニ)も
アーサーが彼女を見つけてくれることを期待している。
しかし彼女の失踪には何やら事情があるようだ…。
ある日、稀少な価値を持つ美しい女神像を発見したことで、
闇のアート市場をも巻き込んだ騒動に発展していく…。
<高橋裕之のシネマ感>
アリーチェ・ロルヴァケル監督の
故郷でもある
イタリア・トスカーナ地方の田舎町を
舞台にしている。
時代設定は80年代。
監督の想いと
懐かしさの幻想も感じる作品。
オフランスコメディ調に
始まるのだけど
意外と人間ドラマ展開にも。
複数の柱の話が進んでいく。
墓泥棒達の
墓掘り出し行動。
アーサーの
幻想的な恋人への想い。
仲間たちの日常など。
美しい映像と
胸躍る音楽も
作品を盛り上げている。
後半も面白可笑しく進んでいくが~
全編に墓や墓地が出るが
不気味さは全くない。
ヨーロピアンな映画でした。