映画「エリザベート1878」

© 2022 FILM AG - SAMSA FILM - KOMPLIZEN FILM - KAZAK PRODUCTIONS - ORF FILM/FERNSEH-ABKOMMEN - ZDF/ARTE - ARTE FRANCE CINEMA

 

映画「エリザベート1878」

 

 

 

映画『エリザベート1878』公式サイト

映画『エリザベート1878』公式サイト

 

 

〈概要〉

オーストリア皇妃エリザベートと言えば、

「シシィ」の愛称で親しまれ、

ハプスブルク帝国が

最後の輝きを放っていた19世紀末に、

ヨーロッパ宮廷随一と言われた

その美貌で知られている。

今まで映画化や舞台化はあったが

後年の彼女のことは

あまり話題にされたことはなかった。

本作は40歳になったエリザベートの

1年間に光を当て、自由奔放な演出で、

伝説的皇妃のイメージを大胆に覆し、

これまで描かれることのなかった

その素顔に迫る。

本作で描かれるエリザベートの

葛藤には現代に通じる普遍性があり、

今日に生きる女性たちの

共感を呼び起こす。

 

〈高橋裕之のシネマ感〉

 

エリザベート物を初めて観ました。

そして窮屈だけど

ある意味、自由奔放な

彼女の行動は魅力的でした。

40歳の1878年の1年しか描かれてないのに

皇室人生が何となくわかった。

この手の歴史映画は

セット?も衣装も派手なのがあり

美術的にも楽しめる。

この時代の40歳である

女性の苦悩も描かれている。

刺殺されるまで

あと20年あったが

今回は、その部分は省略。

40歳のエリザベートを

40歳のヴィッキー・クリープスが

演じたのも良かったし

他の出演者も良かった。

脚本・監督も女性

マリー・クロイツァー。

数々の映画祭を賑わした今作、

秀作として鑑賞して欲しい。

 

 

 

 

 

 

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エリザベート 1878   ヴィッキー・クリープス