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野澤和之監督 ドキュメンタリー映画 「新渡戸の夢 学ぶことは生きる証」京都シネマ3月14日(金)公開

2025-03-08 23:44:56 | ドキュメンタリー映画
©2024年 新渡戸の夢製作委員会
 
遠友夜学校創立 130 周年記念作
野澤和之監督
ドキュメンタリー映画
「新渡戸の夢 学ぶことは生きる証」
 
<概要>
「遠友夜学校」に込めた新渡戸稲造の想いは、
現在どう継承されているのだろうか?
その答えを探るドキュメンタリーの旅が始まる。
「遠友夜学校」の卒業生は誰も生存していない現在、
その痕跡を求めて卒業生の子供たちに出会い、
父母から聞かされていた
「遠友夜学校」の生活を彼らが語り始める。
北海道大学にはボランティアサークルとして
市民講座「平成遠友夜学校」が開設さ
れ札幌市民に門戸を開いている。
また1990年に「札幌遠友塾自主夜間中学」が創設され、
遠友夜学校の精神を今に受け継いでいる。
教育を受けることができなかった人たちが、
学ぶことで自己を取り戻し、
夢や希望を叶えている姿が美しい。
学ぶことが生きる証と喜びになっている。
東京では、子供たちに新渡戸の精神を伝える
「こども武士道」の教室が開かれ、1
30年前に創られた小さな夜学校の教育が
現代に蘇っているかのようだ。
今をどう生きればいいのか?
映画には、そのヒントが散りばめられている。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
資料館で上映されている様な作品だが
観やすい映画になっている。
 
新渡戸の声をされている
杉山由安の語りが
すっと入ってくるので
興味がわく。
 
BGMも心地よい。
 
「新渡戸稲造」について
「遠友夜学校」の想いも
紹介されていく。
 
「新渡戸稲造」の考えには
共感することが多い。
 
在りし日の「遠友夜学校」が
紹介される。
 
♪校歌♪への想いも。
 
「新渡戸稲造」の御言葉も
心に響くのが多い。
 
「札幌遠友夜自主夜間中学」(遠友塾)の様子も
「遠友夜学校」の概念を引き継いでいる。
 
誰もが教育を受ける”学ぶ場”
現代の教育は?
 
明るさが
より一層、強く感じる。
 
計算の箇所で
自然に暗算を学んでいるね。
 
大事なのは共に生きる。
 
励ましがキーポイント。
 
"大切なのは実践”(学問より実行)
この映画の内容は
生活する中での
行動、発言、考え方に役に立つ。
 
がんの処方箋に繋がる~
明るいエンディングでした!
 
 
※上映情報※
 
 
今作ではインタビューが出来なかったので
過去作いインタビュー音源
シネマ・インタビューノート・アーカイブ
 「野澤和之監督インタビュー」
 
 
 
 
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