私事ですが、腕時計を2つ所有しております。
ちなみに時計マニアでは無いので、それ程拘ってたり数十万もする様な高価な物は所有しておりません。
1つは通勤や普段の行動時に装着するもの。
もう1つは勤務時間内に装着するもの。
仕事柄、金物等の鉄製品も扱ったりするので、傷が付いても良い様な腕時計を勤務中は付けているんです。
それがこちら。
ELGINと言うメーカーの物。
確か15年程前に1万5千円位で買った記憶が・・・。
特徴はオールチタンボディにソーラー発電と言う事で、軽くて電池交換不要!という内容で意外と重宝してました。
ところが最近、動きが悪くなる時が多くなりまして。
秒針が2秒間隔で進んだり、下手すると止まってしまってたり。
決まって夜を挟んだ朝方に症状が発生してました。
これは・・・ソーラー充電が原因か??と思いネットで調べてみると、何でも『キャパシター二次電池』なる物が寿命を迎えたらしい・・・と。
キャパシター二次電池、早い話が『充電池』ですね。
『ソーラーなので電池交換不要!』と言うのは、半分正解で半分偽りなんだ・・・と言う事を学びました。
とは言え、15年持ったんだから大した物ですけどね。
ではそのキャパシター2次電池とやらを交換すれば復活するのか?と思い更に調べてみると、どうやらメーカーの方では既に対応してないと言う情報が。
そもそもメーカーの対応は、キャパシター2次電池交換ではなく、時計ユニット丸々交換なんだとも。
でも世の中には詳しい人が居るんですね。
自分でキャパシター2次電池交換をしてる方々をネットで発見。
それらを参考にさせていただき、自分も挑戦してみました。
まずは裏蓋を外す事から始めます。
ここは専用の工具が必要となりますが、以前嫁さんのタグ・ホ〇ヤーの電池交換をする際に買った工具が使えました。
3点の爪で引掛けてネジ蓋を開ける工具と、出来れば固定台が有ると作業が楽になります。
いずれもAmazonや楽天・Yahoo等のネットショップで購入できます。
さて裏蓋が外れました。
ボタン電池の様なものが見えますが、これがキャパシター2次電池と呼ばれる物の様です。
このままでは外れませんので、手前のカバーを外してあげましょう。
極小のマイナスドライバーでネジを一か所外し、45度おきにある”ツメ”(上の写真の箇所)4カ所を外してあげればカバーは外れます。
カバーが外れてしまえば、キャパシター2次電池が外せるようになります。
小さいマイナスドライバーで優しくホジホジ・・・と。
外れました。
パッと見普通のボタン電池に見えますが・・・
謎の端子が!
これが結構面倒なんですね。
この端子の形状が色々あって、交換対象の腕時計にどのタイプが使われているのかを調べるのが結構大変・・・。
自分の場合は運よく、同じモデルで交換している人の情報が有ったので助かりましたが。
横から見るとこんな感じ。
端子の鋭く出っ張ってる所が、時計基盤側の接点に接触する事で機能する仕組み・・・だと思います。
上記写真の〇の部分です。
さて交換すべく手に入れたキャパシター2次電池ですがこちらです。
実はコレ、シチズンのエコドライブシリーズ用のキャパシター2次電池なんです。
たまたま同じ物が使えると言う事で正規品ではありませんので、あくまでも自己責任での作業になります。
今回はYahooショッピングにて購入、送料無料で1,500円でした。
素敵な一文が掛かれた手紙が添えられてました。
チョットした事ですが、気持ちの良いものです。
また何かの際にはお願いしたくなりますね。
さて新品のキャパシター2次電池を開封してみます。
結構立派なケースに入っていてビックリ。
見た目は100円ショップで買えそうなボタン電池ですが、実際は1,500円(売値)もしますからね。
使用キャパシター品番はMT621(Panasonic製)。
例の怪しげな端子も同じ形状です。
こちらは新旧比較。
あえて言えば・・・端子の角度が違うかな??って所でしょうか。
では早速新しいボタン電池・・・じゃなくでキャパシター2次電池を入れてあげます。
あとは元通りに組み付けてあげて、裏蓋を締めて完成。
この後は初期充電すべく、日中太陽光が当たる箇所に6時間程放置。
ちょうど職場の非常階段の手摺りが日当たり抜群だったので、そちらに。
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6時間経過後、動かしてみると・・・、おぉ~チャント1秒刻みに秒針が動き始めたぞ!
これは大成功ですな!
・・・と思った数分後、また2秒おきに進みになってしまった。
ん~・・・何故?何故?
キャパシター2次電池の入れ方が間違ってたとか???
色々悩んで再度分解・調整するも、動きは変わらず・・・。
そんな調整をする事3回目、何か1mm大の極小の歯車が飛んだ・・・。
あ・・・これ、絶望的なパターンじゃないの?
う~ん・・・、失敗か、これは。
1,500円のキャパシター2次電池が無駄になるのか・・・。
素直にホームセンターとかで売ってる1,000円位の時計買っとけば良かったかな~。
無念・・・
と言いつつも諦めきれないな。
もう一足掻きしてみるか・・・
丁寧な解説と、写真のおかげさまで電池を外す方法がわかりましたので(未実行)、近日中に電池を注文し交換してみます。
ちなみに、コンパスの足で指し示した内部写真はシチズン プロマスター PMW56-2661と全く同じです。
コメント、有難う御座います!
あっ、こんなblogでも少しはお役に立てたみたいで・・・(^^;
実行される際は、細かい作業になりますのでお気を付けて!
ところで内部の構造の一部がシチズン製品と同じなんですか?
部品を共通化してるのかOEM的な何かがあるのか・・・エルジンがパクったか(^◇^;)
ちなみにこの時電池交換した時計ですが、今も元気に動いておりますよ♪
最近秒飛びしまして、電池交換でメーカーに問い合わせしたところ断られ、地元の老舗の時計店でも電池の種類が数種類あるので。。。と断られました。
でもどうしても諦めきれずにいます。
この記事からもう数年経ってますがその後電池交換うまくいきましたか?
もし、再度チャレンジされて、その電池を教えていただきたくてコメントさせていただきました。
コメント、有難う御座います。
ブログ内にも記載してますが、実はこの電池交換の際の『歯車が飛んだ〜』ってヤツが致命傷となりました。
で、やはり諦めきれずにネットオークションで同モデルの物を入手して、内部だけ移植しました。
その上で再度、同じ電池を取り付けてみました。
初期充電を多めに取り、その後も極力陽に当てることを意識して数日、完璧に復帰して今も現役で使っております。
この年末年始のお休み期間も職場に置き去りにしましたが、普通に動いておりますよ。
もちろん本日も勤務中に着けておりました。
ちなみに電池の品番はブログ記事の物で出てる物で、295-3300というヤツです。
これが今でも流通してると良いのですが・・・。
ご参考になると幸いです。
すいません、追記です。
電池品番は295-3300で9Uと言うのが正式みたいですね。
ちなみに調べてみたらAmazonでも取り扱いしてるみたいです。
ご参考までに。
少々あきらめていたので、またこの時計が使えると希望が見えてきました!
自分で電池交換できればとても安く交換できますね。
ですが不器用なもんで^^;
さっそく、電池の型番を持って時計店へもちこみたいとおもいます!
いえいえ、お役に立てたのでしたら何よりです。
私の場合、一度失敗(自分でとどめを・・・)してますので、電池代以外にも同モデルの中古品購入代が掛かっております。
そうです、立派に不器用なタイプなんです(^^;
無事電池交換を受けて貰えて復活出来ることを願ってます♪
コメント、有難う御座います。
プレートの外し方ですね?
確かただの爪形状だったと記憶しております。
非常に細かい作業なので、先端の細い物で内側から外側に優しく広げて上に少し持ち上げて爪が外れた状態をキープ、を4箇所やったと思います。
ただ、どこかを押して〜とかは無かったと思います。
頑張ってみて下さい!
伝え方が下手なので上手くお伝え出来てるか不安です・・・(^^;