
「論語とソロバンというかけ離れたものを一つにすると言う事が最も重要なのだ」。こちらは来年、新札の一万円札の肖像となる渋沢栄一氏の名言。【日本資本主義の父】と後年、評価された。余談だが没年は米国の発明王のトーマス・エジソン氏と同じ年で、1931年である。享年は91歳だった。経済とは、そう言うものかも知れない。なのでその手の閣僚も、専門知識が求められるが、下手に御用学者を閣僚に入れると官僚と共に私利私欲にまみれ、末代まで祟る。【小泉構造改革】とは、そんな経済改革だった。少子化の原因でもある。その政策は一言に言えば、経営者の責任放棄である。それで労働者の立場が悪化した。嘗ての若者のステータスは「車」と「シスコン(システムコンポ)」だった。昭和の時代は、とにかく働いた分、収入になった。それが「今や?」だ。特に「派遣法」は、経営者にとっては軽い措置で、あれ程に労働者を蔑ろにした労基法はない。おまけに現在では、正社員までもクビを切りやすくなった。さて産経新聞によると、自民党の党大会での演説で、岸田文雄総理(自民党総裁)は、暗殺された安倍晋三前総理への追悼の言葉を述べ、「民主党政権によって失われた日本の誇り、自信、活力を取り戻すために力を合わせ大きくこの国を前進させた『前進の10年』でもあった」と強調。「安倍氏、菅義偉前首相が築いてきた前進の10年の成果の礎の上に、次の10年を作るため、新たな一歩踏み出すときだ。ともにさらなる挑戦を続けていこう」と発言した。

しかしながら「民主党政権」によって多方面に渡り、散々な結果となった負の遺産は、安倍政権に於いて精算された筈。だから現在の経済の後退は、寧ろ現政権に原因があり、「悪夢の民主党政権」ならぬ「悪夢の岸田政権」である。夢ならば覚めて欲しいものだ。安倍元総理の暗殺も然りである。以来の保守層の有権者は、親中政権の岸田内閣を見限っているのだ。現に前回の参院選では、新興政党が躍進し、自民党は過半数に及ばなかった。外国人より、自国民を大切にして欲しい。色々な面で岸田内閣は、民主党政権時代の鳩山内閣に似ている。時には近衛内閣も彷彿とさせる。次回の衆議院選手では、衆院の議席も減る事だろう。統一教会の件がなくとも、自民党の親中政権は御免だ。


さて話は変わる。昨日は休みだったので家の周りの除雪をしたのだが、とても暖かく、本日に至っては、札幌の最高気温が10℃なので、更に雪解けは進むだろう。ようやく春の兆しだ。昨日は、相変わらずカセットデッキの調整なんぞをしていたが、サブ機として使う予定だった Victorのカセットデッキは録音側に不具合があり、クロムとメタルポジションのレベル調整が出来ない。それでもノーマルテープは何とか普通に使えるので、少し様子を見よう。また厄介な事となった。メイン機の Technicsの方も、ようやく音響回路のコンデンサの交換を始めた。その再生不良の原因が「本当にコンデンサかどうか?」は解らないのだが、主要な箇所は、取り敢えず交換をしてみよう。現時点では、4つのコンデンサを交換してみた。(残念ながら、まだ効果は出ていない。)場合によっては、「またカセットデッキをヤフオクで落札しようか?」とも思うが、世の中は、上手く行かないものである。一台、復活をすれば、一台駄目になる。オーディオ製品なので、「自身の波長と合わなくなった物から故障をするのかな?」とさえ思う。その趣味と言えば、テレビ朝日で、1982年から放送をしている深夜番組「タモリ倶楽部」が、42年目を持って終了だ。タモリさんの趣味性が活かされた番組ではあったが、タモリさん自身の年齢もあり、そろそろなのかな?こちらも時代の終焉だ。
「タモリ倶楽部」終了、どうにもならない寂しさの正体 なぜ「Mステ」「ブラタモリ」より先に終わるのか(東洋経済オンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b59eedfb5c3b564567639920136dbb4a040b7ea
岸田首相「民主党政権によって誇り、自信、活力失った」 - 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20230226-T26WKKJP6VKOPILKWI6NMNJPJE/