元祖 ひまうま本舗

「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

平和な生活

2024-02-29 07:12:01 | 独り言




さて毎日、英国の女流作家、メアリー・シェリー原作の「フランケンシュタイン 或いは現代のプロメテウス」から登場人物の台詞や名言を取り上げているが、こちらはフランケンシュタインが創造した怪物が、その当人に問いた。曰く「俺が人間の世界を永久に去って平和な生活を送るか、それとも人類の鞭となって、おまえを一気に破滅させるか。おまえ次第で決まるのだ」と。これぞ究極の選択か?そのテーマの深さは、ダンテの「神曲」にも匹敵するだろう。実は壮大な話でもある。映画では、怪奇性ばかりが強調されるので、この物語にあるテーマが軽視されがちなので、敢えて原作を元に取り上げているが、とても感銘深い言葉ばかりである。さて昨日は休みだったので、NECのカセットデッキとELMOの8ミリ映写機の調整作業をしていたが、大方は完成している。TRIOは相変わらずだが、略完成に近い状態だ。その趣味の関連だが、ようやく本日、御蔵入りをしていたTEAC「A-450」を修理業者に発送する。実は父の一周忌前には片付けたかったのだが、金銭面で落ち着かず、今に至った。届けば実質的な話となり、見積りも具体的になる。集荷の手続きも終わり、午前中には事が済むだろう。仕上げまでは2~3ヶ月掛かるようだが、今更急がないので、のんびりと待とう。



さて政局だが、今や野党ではなく、総理の岸田文雄氏が元になり、動かしている印象がある。特に派閥の解体なんぞは、曾て総理だった小泉純一郎氏でさえ出来なかった。氏のスローガンは「自民党解体」だった筈だが、岸田氏のようなぶっ壊し方は出来なかったのだ。しかしながら派閥の解体は、確かに政界には風通しも良くなろう。処が現実は「研究会」なんぞと言う便利な言葉があり、結局は徒党を組む事になる。だから何も変わらない。問題は政治献金の使い道だ。それで立憲民主党の議員だったかが、「政治献金を廃止せよ!」と言った。自民党が万年与党でいられるのも、こんな議員が野党に居るからだが、それをイチイチ解説するのも野暮である。問題は、その答えにもなるが"不明金"の話だ。不正が出来ない法律を作れば良いのだ。本来ならば、それなりの議席のある野党が政権交代をすれば良いのだが、肝心の国民に信用されている野党は無く、寂しい限りである。マトモな野党もない訳でもないが、議席がそれに及ばないのが残念である。なかなか「賽は投げられた」てな感じにならない。

林官房長官「前例のない規模で少子化対策の強化に取り組んでいく」出生数8年連続減で過去最少にコメントhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4b98144d60bece8cbd74722851f106fec64236e5
派閥復活させず 自民の24年方針案
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6493029

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良心の呵責

2024-02-28 10:43:27 | 独り言




「おまえは俺を人殺しと非難するが、それでいて自分が造ったものを破壊しようとし、良心の呵責を感じない。まったく人間の永遠の正義とは、大したものだ」。こちらも昨日に続き、英国の女流作家、メアリー・シェリー原作の「フランケンシュタイン 或いは現代のプロメテウス」からフランケンシュタインが創造した怪物の台詞だ。此処に怪物の創造者であるフランケンシュタインの自己矛盾があるのだが、人間とは誠に勝手なものだ。そこまで深刻な話ではなくとも自己矛盾てなものは、日常でもあるものだ。人間関係の場合は、それが確執の原因ともなる訳だが、国家がそれをする事は多々ある。実に世知辛い世の中である。さて今日も休みだが、このblogの更新が終ってからする事は、NEC(のカセットデッキ、)「DianGo AUK-5100」のレベル調整だ。実はこの機種、届いてからは一度もその辺のチェックはしていないのだ。音質はまづまづだが、ビギナー機故にその程度だろう。その代り、回転精度は優秀な部類だろう。レベル調整の際にどれだけの計測上のブレがあるかは解らないが、特に問題は感じない。それと昨日にバイアスを再調整したTRIOの「KX-7000」の方は。「この位でいいかな?」レベルだ。その回転精度をあげるにはキャプスタンベルトをオリジナルよりも細くしたりと、色々と癖のあるカセットデッキだ。その理由は、肝心のフライホイールの精度がイマイチで、そのブレを打ち消す為に程度の問題だが、そのフライホイールを暴走気味にさせて、カウンターベルトで抑え込むやり方でないと精度を上げる事が出来ないからだ。その方法に気が付いたのは今月に入ってからだが、実行をしたのは此処、二週間だった。その為にトルクが微妙だが、今の処は問題はないようだ。北海道の冬は寒い。その手の回転系(モーター等)が安定するまでは、電源を入れてからは一時間位は掛かる。



実際には面倒なので、ウォーミングアップも兼ねてテープの再生をしているのだが、90分のテープが聴き終わるまでは安定しているので、もし録音をするものがあるのならば、"その後"と言う事となる。TRIOのそれではまだテスト録音しかしていないので、今日こそはしてみるが、そのソースは、かなり以前にNHK-FMの「オペラアワー」でエアチェックをしたベートーヴェンの歌劇「フィデリオ」で試してみよう。指揮はカール・ベーム博士。1963年のベルリンドイツ歌劇場の引っ越し公演で、東京の日生劇場のこけら落としになった演目だ。その後はまだ荒井由実だった頃のライブをやはりNHK-FMで過去にエアチェックしたテープを(PCのライティングソフトで)リマスターした音源があるので、それもである。NECのカセットデッキを調整している間には、良いBGMになる。その後は昨日に途中まで手を付けた、ELMO「ST=800」なる8ミリ映写機の調整の続きだ。販売当時は割と御高めの値段だったので、まあまあ優秀な部類なのだ。それを使って過去の8ミリフィルムのテレシネ作業をHDでしている。するとかなり高画質のデジタルリマスターが出来た。なのでサッサと仕上げよう。

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惨めな境遇

2024-02-27 10:59:31 | 独り言


「俺だって優しく善良だったのに、惨めな境遇の為に悪魔となったのだ。どうか俺を幸せにしてくれ。そうすればもう一度善良になろう」。こちらも英国の女流作家、メアリー・シェリー原作の「フランケンシュタイン 或いは現代のプロメテウス」からフランケンシュタインが創造した怪物の台詞だ。これって今時の言い方だと【自己承認欲求】てな事になるんだろうか?少々メンヘラ過ぎるが、そんな解釈もあろう。さて今日は休みである。それで早朝からしていた事は、しばらく御蔵入りをしていたTEAC「A-450」なるカセットデッキ(同社高級機)の梱包だ。ようやく専門業者に依頼する。それと走行系に問題があったTRIOの「KX-7000」が、幾度かのキャプスタンベルトやカウンターベルトの調整が終わり、回転系のトラブルが回避出来た事だ。とても(回転系に)癖のあるカセットデッキだ。だがようやく解決した。やっと音響関連の調整が出来る。バイアスが浅く、録音レベルがテープのMOLにも達していないのに歪むので、もう少し深くしよう。後は先週に沈没したSONYのビギナー機(「TC-2310」)の代わりにヤフオクで落としたNEC「DianGo AUK-5100」のレベル調整をするまでだ。それとELMOの「ST-800」なる8ミリ映写機だが、八割方の調整は終わった。難点はピッチがやや低い事とオプチカル側の再生が不安定な事だ。そのうちにアンプ部を開き、回路のチェックをしよう。午後からは母の付き合いで病院に行く。北海道の冬場は道が悪いからだ。取り敢えずはそんな処である。


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命は苦しみの

2024-02-26 08:31:27 | 独り言


「命は苦しみの積み重ねでしかないが、それでも俺には愛しいものだ。だから俺は守るのだ」。こちらも「フランケンシュタイン 或いは現代のプロメテウス」(英国の女流作家、メアリー・シェリー原作)からフランケンシュタインが創造した怪物の台詞だ。命は大切だ。しかしその命も、人造人間ならば、また重味が違うだろう。生きている事が【受難】である考え方は、作者であるメアリー・シェリー女史の宗教観でもあるのだが、原罪は各宗教にも、それぞれの考え方があるものだ。さて明日は休みだが、サッサと済ませたいのが、音響系業者に修理を依頼するTEACのカセットデッキの発送だ。こちらがメインで使えれば、かなり状況が変わる。それ程に現存している物は心許ない。もしかしたらカセットデッキに小生の求めるものが大きいのかも知れない。現在は、いつも嘆くTRIOの「KX-7000」の調整中だが、それ本来の癖も熟知した。そこで得意の"割れ鍋に綴じ蓋理論"で何とか制覇をしようとしている。前よりは成果が出ている。(尚、この前に落札したNECは、まだレベル調整をしていない。)いつもどうでも良いような内容だが、最近は「blog=日記」みたいな趣向なので、言わば原典復帰だ。本当は「政治・経済」関連のblogなのだが、現政府に関してはとにかく疲れた。今や愚痴を言うエネルギーすらない。だから趣味の話の方が気楽なので、自然とそちらの方向に向くのかも知れない。



話は変わるが、久々にレコードをヤフオクで落札した。実はそのレコードを落札したのは理由がある。我がレコードコレクションには、箱物も多数在って、その中には一部、痛んだレコードも在る。なので、それを差し換える目的なのだ。そのレコードは、カール・ベーム博士が指揮するベートーヴェンの交響曲全集だ。しかし盤質はバラバラで、「第7」の痛みが特に酷く、マトモに聴く事が出来ない。つまり交換が必要な状態なので、「その機会をそのうち?」と思いながら今に至った訳だ。そのレコードは独.DG原盤だ。ウィーンフィルのベートーヴェンでは二度目の全集だった。当時はカラヤンの向こうを張った1970年代のレコードである。懐かしい。届き次第、差し換えをしよう。



香港「国家安全条例」記者協会が意見書提出 報道の自由に懸念
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240224/k10014369541000.html

此処で情報統制の話だ。NHK News Webによると「香港政府は、国家機密を盗むことやスパイ行為、それに、外国勢力による干渉など、国家の安全を脅かす行為を取り締まる香港独自の「国家安全条例」の制定を目指しています」との事。そこで香港記者協会が懸念している。記事から引用すると「条例の制定は報道の自由に否定的な影響を与えるおそれがある」。「国家機密には経済・社会それに科学技術という新しい分野が加わり、範囲が非常に広く、定義があいまいだ。メディアが法に触れることを恐れて報道を控えるなど、萎縮するおそれがある」と。これが中国共産党ならではのやり方だが、香港政府も今や同質だ。統制の為ならば何でもするだろう。そこで日本の各社媒体だが、国内基準ではないのが不思議な処。何故か特亜については「セルフ統制?」をしている。つまり中共や南北朝鮮には忖度をしているのに、自国に対してはやりたい放題だ。それだけ内部には入り込んでいると言う事だろう。
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対する義務。

2024-02-25 07:47:20 | 独り言


「何故、そのように生命をもてあそぶのだ? 俺に対する義務を果たせ。そうすれば俺もおまえと人類全てに義務を果たそう」。こちらは「フランケンシュタイン 或いは現代のプロメテウス」(英国の女流作家、メアリー・シェリー原作)から怪物の台詞だ。義務とは怪物の創造主であるフランケンシュタインが怪物の存在を認める事。即ち全てを認める事で完結する物語である。さてそこまで大事ではないが、現在調整中のTRIO「KX-7000」なるカセットデッキも、どうやらその存在を認めねばならぬ段階。癖も欠陥もである。その欠陥である回転ムラは、抑え込もうとすると暴れるようだ。なので敢えて惰性で得た力を利用するしかあるまい。それでフライホイールの手綱を緩めた。つまり暴走する手前まで見届け、寸前で抑える。それがキャプスタンベルトとカウンターベルトのテンションで、ギリギリまで遊ばせる。(上限はモーターで決める。)すると不思議と回転ムラが目立たなくなるものだ。帰宅後にテスト録音でもしよう。再生時のチェックだけでは駄目だ。聴いているうちに耳が慣れるからだ。そこが甘えでピッチを測ると揺れている。尚、テストソースは相変わらずのK・ベーム博士指揮する「トリスタンとイゾルデ」である。それと平行してやっているのが修理をするTEAC「A-450」の梱包だ。サッサと済ませたいが、いつもながら多忙で進まない。発送は明後日辺りになりそうである。


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