さて毎日、英国の女流作家、メアリー・シェリー原作の「フランケンシュタイン 或いは現代のプロメテウス」から登場人物の台詞や名言を取り上げているが、こちらはフランケンシュタインが創造した怪物が、その当人に問いた。曰く「俺が人間の世界を永久に去って平和な生活を送るか、それとも人類の鞭となって、おまえを一気に破滅させるか。おまえ次第で決まるのだ」と。これぞ究極の選択か?そのテーマの深さは、ダンテの「神曲」にも匹敵するだろう。実は壮大な話でもある。映画では、怪奇性ばかりが強調されるので、この物語にあるテーマが軽視されがちなので、敢えて原作を元に取り上げているが、とても感銘深い言葉ばかりである。さて昨日は休みだったので、NECのカセットデッキとELMOの8ミリ映写機の調整作業をしていたが、大方は完成している。TRIOは相変わらずだが、略完成に近い状態だ。その趣味の関連だが、ようやく本日、御蔵入りをしていたTEAC「A-450」を修理業者に発送する。実は父の一周忌前には片付けたかったのだが、金銭面で落ち着かず、今に至った。届けば実質的な話となり、見積りも具体的になる。集荷の手続きも終わり、午前中には事が済むだろう。仕上げまでは2~3ヶ月掛かるようだが、今更急がないので、のんびりと待とう。
さて政局だが、今や野党ではなく、総理の岸田文雄氏が元になり、動かしている印象がある。特に派閥の解体なんぞは、曾て総理だった小泉純一郎氏でさえ出来なかった。氏のスローガンは「自民党解体」だった筈だが、岸田氏のようなぶっ壊し方は出来なかったのだ。しかしながら派閥の解体は、確かに政界には風通しも良くなろう。処が現実は「研究会」なんぞと言う便利な言葉があり、結局は徒党を組む事になる。だから何も変わらない。問題は政治献金の使い道だ。それで立憲民主党の議員だったかが、「政治献金を廃止せよ!」と言った。自民党が万年与党でいられるのも、こんな議員が野党に居るからだが、それをイチイチ解説するのも野暮である。問題は、その答えにもなるが"不明金"の話だ。不正が出来ない法律を作れば良いのだ。本来ならば、それなりの議席のある野党が政権交代をすれば良いのだが、肝心の国民に信用されている野党は無く、寂しい限りである。マトモな野党もない訳でもないが、議席がそれに及ばないのが残念である。なかなか「賽は投げられた」てな感じにならない。
林官房長官「前例のない規模で少子化対策の強化に取り組んでいく」出生数8年連続減で過去最少にコメントhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4b98144d60bece8cbd74722851f106fec64236e5
派閥復活させず 自民の24年方針案
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6493029