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「何かをしようとした時、失敗を恐れないで、やってください。失敗して負けてしまったら、その理由を考えて反省してください。必ず、将来の役に立つと思います」。こちらは米国で野球殿堂入りを果たしたイチローさんの名言。「失敗しても、その理由を考察して進め」と言うのは、成功者に共通している思考だ。つまり諦めたら、そこで終わりなのだ。また「割れ鍋に綴じ蓋」が始まった。TRIOのカセットデッキの整備だ。(こちらも諦めてはいない。)モーターに不安がある以外は頑丈でなかなか壊れない。そこは素晴らしいが、良いモーターには巡り会わず残念だ。明日は休みだ。いつモーターを交換しても良い状態にしておこう。てな事で本体上下の蓋を開けた。何となく、決まりの甘い再生音だ。(毎度の事ながら)走行系の甘さがある。ゴムベルトの組み合わせ次第でどうにでもなるので交換してみよう。そのカセットデッキ(TRIO「KX-7000」)だが、ゴムベルトの通し方に難点がある。
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モーターからフライホイールにベルトを掛けて、動力を伝えるのは普通の方式だが、モーターからテープカウンターにベルトを掛けた先にテープの巻き取り軸に掛けるベルトがあり、結果、負荷が掛りやすい。通常はテープカウンターは(物の次いでみたいな扱いなので)巻き取り軸の先にベルトが掛るのだが、「何故、TRIOの設計者がそうしたか?」と不思議だ。それだけ国産品のモーターのトルクが強かったのだ。だが現在、入手が出来るのは、品質にムラがあり、耐久性も弱い中国製だ。故に不具合が起きても仕方がない。国内の家電メーカーの衰退具合が伺える。これは(バブル期も含めた)メーカーの海外進出の代償だ。それはともかくマトモなモーターが欲しい。結局はそこだ。
さて「中居正広事案(刑事告訴をされてはいないので事件ではない。)」に端を発する「フジテレビ問題」だが、そこの社員の誰かはともかく、そんな接待をしていたのはバレた後なので、文春訂正は何の意味もない。昨夜渦中の局の番組を観た。過去のVTRを観ながらタレントが騒ぐだけのどうでも良い内容だったが、面白い番組を作れないと言う事は「こう言う事なのだ」と納得した。曽ては「1.スジ、2.ヌケ、3.ドウサ」と言う映画の三大原則があった。それはテレビにも当て填まるのだが、一応、解説をしておくと、スジはシナリオ、ヌケは撮影・現像の技術、ドウサは俳優の演技だ。スジは構成台本に辺るが、それは「企画をどう活かすか?」が課題となろう。
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本(脚本)さえしっかりしていれば、タレントの動きも何とかなる。それとヌケは言うまでもあるまい。それから分析をすると、企画力の低下から、決め手のない台本しか作れず、それでも受けるタレントや芸人に才があればどうにかなるのだが、そこも駄目なら全部駄目だろう。ネット動画を観て騒ぐだけの番組だらけになったのも、如何に製作者サイドの質が下がったかが知れよう。企画から能がないのだ。伝説の家政婦宅に芸能人が行って、料理を食べるだけの番組も「なんだかな?」と思う。
フジテレビ新社長、文春訂正で法的措置否定せず「あらゆる選択肢検討」売上マイナス500億円予想https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202501300000973.html#goog_rewarded