元祖 ひまうま本舗

「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

見かけは内実とは?

2024-11-17 07:11:11 | 社会・政治




フランスのことわざに「メロディーは歌を作らない」と言うものがある。即ち見かけは内実とは異なるてな事だ。音楽に例えるのがフランスらしい。さてTRIOのカセットデッキは、ようやくオーディオラックに鎮座したが、細かく見ると、改善すべき事はまだあると思う。昨夜にヘッドのアジマス調整を終えた。微妙なテープが在ったからだ。それでその"微妙"は、(何となく)改善をされたようだが、まづ試聴だ。改善が適切ならば、微妙なテープも繰り返し聴く度に改善をされていく筈だ。そろそろLo-Dのカセットデッキ、「D-600」の修理に手をつけよう。実はそれ、ヘッドカバーの錆取りをしなければならず、やろうと思っているうちに、そのままになってしまった。そこそこの中級機だ。だから音質もまあまあ。欲を言わなければ良いカセットデッキだ。6月にヤフオクで落とした。録音のチェックはしなかったが、再生はチェック済みだ。現状としては、基板のハンダが何ヶ所も浮いている事。基板の裏を指で押さえると両ch鳴った。再(追い)ハンダが必要だ。点灯しないランプ類も、案外接触不良が原因なのかも知れない。駄目なハンダは取り除き、通電が弱い箇所は補充しよう。



「さて巷では?」だが、この前の衆議院選挙を政局として見直してみると、自民党が単なる自縛で、連立をしている公明党も、何故か固定票でも及ばず、支持母体である創価学会との関係悪化が示唆される事態と化した。何せ、代表も副代表も落選をしたのだから只事ではないのだ。そこでこんな記事。「立憲・野田代表が小沢一郎氏と会談 衆院選は「相手のエラーで得点しただけ」 参院選に向け意見交換」と。FNNによると、「立憲民主党の野田佳彦代表と小沢一郎議員が13日、東京都内で会談し、衆院での与党過半数割れの状況や、来夏の参院選などを巡り意見交換した」との事。その会談の内容だが、小沢氏が野田代表に、今回の衆議院選挙での体たらく振りに対し、苦言を述べたようだ。曰く「うちがヒットを打って得点したんじゃない。相手のフォアボールとエラーで、得点しただけだ」と。故に「参議院(選挙)は厳しい」と。全くその通りだ。確かに自公は議席を過半数に及ばない程、落としたが、立憲民主党自体の議席は大して変わりはないのだ。



そしてこの記事は「会談で野田氏に対し、衆院での指名選挙における決選投票での無効票に触れ、「84票が入れば内閣がとれた。そのことをよく考えるべきだ」と伝えたという」と〆ていたが、確かに認識は甘く、「政権交代なんぞ、する気がなかった」と思われても仕方ない。選挙期間になると慌てるだけで、国民には立憲民主党ならではの政策を、何もアピールをしていないのだから、国民も政権交代に対し、どこにメリットがあるのかは解るまい。色々と言っても、小沢一郎氏は、過去に政権交代の実績が、幾度かあり、ポイント位は抑えてるだろう。立憲民主党はマニフェストの点で、何等かのトラウマを抱えているのかも知れないが、どんなマニフェストでも、公表しないと形にならないだろう。裏金の追及は、リアルタイムのネタに過ぎず、国民は、「立憲民主党が何をやってくれるか?」と、それが知りたいだけなのだ。相変わらず国民よりも党の事ばかりを考えているようにしか思えない。

立憲・野田代表が小沢一郎氏と会談 衆院選は「相手のエラーで得点しただけ」 参院選に向け意見交換
https://news.yahoo.co.jp/articles/319ae84c65365dc542a86a75c2b9ae29b5ee7ce4

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看板

2024-11-15 07:17:14 | 社会・政治




フランスのことわざに「うまい酒には看板はいらない」と言うものがある。これぞクチコミだが、そんなものだ。良いものに看板は要らない。話は変わるが、師走を前に有名人のおくやみ記事を振り返ると時代を感じてしまうのは、世代にはよるが、その人の芸や歌声を聴いた時代を懐かしく思うからだろう。フォーク歌手の高石ともやさんが亡くなったのは、8月だったが、円山公園野外音楽堂で、お別れ会があった。古くから馴染みの深い、南こうせつさんや杉田二郎さん、中川五郎らによって行われた。それは、11月13日の事だったが、高石ともやさんと言えば、やはり「受験生ブルース」が思い出深い。1968年の歌なので、その内容に時代を感じるものがあるが、共感した歌だ。改めておくやみ申し上げる。今年も色々な有名人が亡くなった。そこで今年のおくやみ欄を振り返ってみたが、(遺族の希望かも知れないが、)東映女優が抜ける傾向にあるのが不思議だ。4月24日に女優の丘さとみさんが亡くなったのだが、どの有名人のおくやみ欄にも反映されていなかった。邦画全盛期の東映京都では欠かせない女優さんだっただけに残念だ。話は戻るが、実は小生、以前に蓄音機による78回転盤の鑑賞会なるイベントを開催していた時に高石ともやさんの兄貴が、その愛好会の役員を務めており、(地元FM局のパーソナリティをしていた事から)色々と宣伝して貰った。JAZZ好きで、その評論も的確な人だったので、ともやさんが、音楽界入りをするキッカケになったのが、伺い知れた。その時も結構な御歳だったので、今でも元気だろうか?常連会場の喫茶店の店主も亡くなり、今では良い思い出だ。



さて内政だが、この前の衆議院選挙に於いて、自公でも過半数割れをしたのだが、それでも現自民党総裁である石破茂氏は責任を取らなかった。同党幹事長の森山裕氏も然りだが、その埋め合わせが、正直「大丈夫か?」てな状態だ。つまり自民党が抑えるべきポストを軽視しているとしか思えない配分なのだ。衆議院委員長のポストは、17あるが、その配分は、与党である自民党は9つ、立憲民主党が5つ、日本維新の会、国民民主党、公明党には、各ひとつのポストで振った。さてその一覧だ。

【各委員長】

◎内閣委員長 .... 星野剛士(自民)
◎総務委員長 .... 竹内譲氏(公明)
◎法務委員長 .... 西村智奈美(立民)
◎外務委員長 .... 勝俣孝明(自民)
◎財務金融委員長 .... 津島淳(自民)
◎文部科学委員長 .... 田野瀬太道(自民)
◎厚生労働委員長 .... 新谷正義(自民)
◎農林水産委員長 .... 御法川信英(自民)
◎経済産業委員長 .... 宮崎政久(自民)
◎国土交通委員長 .... 長坂康正(自民)
◎環境委員長 .... 近藤昭一(立民)
◎安全保障委員長 .... 遠藤敬氏(維新)
◎国家基本政策委員長 .... 泉健太(立民)
◎予算委員長 .... 安住淳(立民)
◎決算行政監視委員長 .... 鈴木義弘(国民)
◎議院運営委員長 .... 浜田靖一(自民)
◎懲罰委員長 .... 菊田真紀子(立民)



◎東日本大震災復興・防災・災害対策に関する特別委員長
.... 後藤茂之氏(自民)

◎政治改革に関する特別委員長
.... 渡辺周氏(立民)

◎沖縄及び北方問題に関する特別委員長
.... 逢坂誠二(立民)

◎北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員長
.... 牧義夫(立民)

◎消費者問題に関する特別委員長
.... 浦野靖人(維新)

◎原子力問題調査特別委員長 .... 江渡聡徳(自民)

◎地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員長
.... 谷公一(自民)

【審査会長】
◎憲法審査会長 .... 枝野幸男(立民)
◎情報監視審査会長 .... 伊藤達也(自民)
◎政治倫理審査会長 .... 田中和徳(自民)

以上だが、自公でも過半数割れをした事から「あわや大連立?」とまで示唆はされたが、実質的には、そんなようなものだろう。ポストの数から「自公立」とも言える。と言うのも「憲法審査会」と「予算委員会」を収めており、正に要のポストなので、これでは与党たる自民党の権限も薄くなるのではなかろうか?それと「沖縄及び北方問題に関する特別委員会」も収めているが、その委員長が、ニセコ町を外国人に売った同町、元町長の逢坂誠二氏だ。北海道と沖縄が売られてしまう。そこを立憲民主党に任せるのは、あまりにも危険過ぎではないか?細かく見てくと、色々とゾッとする。「北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会」まで立憲民主党だ。何も進まないのも目に見えている。元アイドル議員二名のポストもそうだが、思わず危惧してしまう。尚、予算委員会に関しては、外野ではないので、妨害をする訳にも行かず、すんなり通りやすくなるかも知れない。そんな見方もある。

衆議院の委員長決まる 予算委員長には立民の安住淳氏
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241113/k10014637211000.html
第2次石破政権、大丈夫? 重要ポストに元アイドル重用 生稲晃子氏
&今井絵理子氏 適材適所?批判の声(スポニチアネックス)

https://news.yahoo.co.jp/articles/69bcb445c50123845ef97b2c13ac6a1054d12453
高石ともやさん「お別れ会」に南こうせつ、杉田二郎、中川五郎ら 関係深い
円山公園野外音楽堂で(日刊スポーツ)

https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/202411130000736_m.html?mode=all

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千里の道も?

2024-11-09 08:42:30 | 社会・政治




フランスのことわざに「鳥は少しずつ巣を作る」と言うものがある。則ち「千里の道も一歩より(から)」だが、それは元漫才師の西川きよしさんの信条である「小さな事からコツコツと」に通じるものがあり、正にそのものだ。そりゃあ、どんなプロでも最初は素人なのだ。小生の趣味は、オーディオ装置の修理だが、中でもカセットデッキの修理は、今や趣味を超えてしまった。それでも趣味だからやっていけるので、これが仕事ならば苦痛でしかないだろう。そう言うものだ。それでも趣味だからこそスキルも上がるもので、楽しいからこそ上達をすると思う。あのTRIOのカセットデッキは相変わらずだが、ようやく落ち着いたようだ。テスト録音も始めたが、今朝の時点でまあまあだ。



さて米国大統領選挙が与える日本への影響は絶大だろう。今更ながらだが、米国とは同盟関係にある。そこでトランプ氏が当確となった事から関係国は、祝電を送った訳だが、早々に電話会談をした首脳も居り、その内容も明らかになっている。すると韓国大統領が積極的な姿勢を示した。新聞やテレビ報道では、会談に要した時間を比較してたが、要は内容だ。その点では北朝鮮問題から見るウクライナ情勢について、話題にした韓国大統領の会談の方が要点を捉えていた。なのに共に北朝鮮問題を抱える日本の総理からは当り障りのない挨拶で終わったのは味気ない。ちなみにトランプ氏は、4月に訪米した自民党特別顧問の麻生太郎氏とは、恐らく今後の事について、詳しい話もしていると思われるので、石破総理とは当り障りのない挨拶程度で終わったものと考えられる。



尚、高市早苗前経済安全保障担当相は、自身のXで「米国大統領選挙では、トランプ前大統領の当選確実が報じられました」と書き出した上で「トランプ次期大統領と御家族、選挙スタッフをはじめご関係の皆様に、心より祝意を表します」と祝福。更には「ハリス副大統領にとっては残念な結果でしたが、現職の副大統領としての公務をこなしながら、全米を巡る長期間の選挙戦を戦い抜かれた事に、敬意を表します」とし、「9月の自民党総裁選で私が訴えていたのは、『自由で開かれたインド太平洋に米国を強く関与させ続けることは、日本の責任です。主体的な外交で、同盟国や同志国との絆を更に強くします』という決意でした」と意思を示し、「同盟国である米国とは、国防は勿論、拉致問題、経済安全保障、通商、宇宙、次世代エネルギーをはじめ協力するべき分野が多くあります」。「石破内閣による積極的で主体的な外交を期待しています」と、以上が高市氏の声明だが、やはり総理の石破氏よりは「格」を感じる。まるで総理大臣のような声明だ。



その高市早苗氏だが、自民党総裁選挙で落ちた時は、あれだけテレビメディア等では、無反応だったのに米国大統領選挙でハリス氏が落選すると、途端に米国の女性差別的を批判する御都合主義には呆れてしまう。「ガラスの天井」とは、よく言ったものだ。それこそ「鉄のカーテン」でもあるまいしだ。それがテレビ朝日等の極左メディアで、高市氏の「靖国宣言」に関しては、TBSの極左番組でコメンテーターをしている法政大前総長が、「安倍(晋三)さんが女装して現れた」とか「中は男でしょ」等と発言し、男女をも屈辱するのだから品位を疑ってしまう。思わず「日本には、マトモな左翼やリベラルは居ないのか?」とガッカリしてしまう。自己中な批判程、価値のないものは無いだろう。

トランプ氏と電話会談、韓国大統領12分、仏大統領25分、石破首相5分「フレンドリー」
https://www.sankei.com/article/20241108-EZ7SBFGDRZH27CQMWUUMY2LUKY/
高市早苗氏、トランプ前大統領の当確報道受け「石破内閣による積極的で主体的な外交を期待」
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202411070000033.html

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習うより慣れろ。

2024-11-08 08:03:00 | 社会・政治




フランスのことわざに「鍛冶屋になるには、鉄を鍛えながらなる」てなものがあるが、早い話が、"習うより慣れろ"だ。職人(技術者)はそんなものだ。小生の本職は技術関係だが、その業界は今や斜陽だ。需要がない訳でもないのだが、曾ての時代よりは確実に減った。それが「あのオイルショック時にも影響がなかった」と言われた写真業界だ。それはフィルムからデジタルへの移行時に設備投資が出来なかったスタジオにも原因があったが、技術革新が過ぎて、アマチュアでも、プロに匹敵する程の技術をカメラの基本機能だったり、それを加工するライティングソフトの性能が向上したからだ。(最近では、AI技術もある。)とは言え、それは補正機能で、やはり型物はプロじゃないと出来ないので、そこが強味だと言える。(プロは修正をしない写真を撮る技術がある。)しかしながら時流には勝てず、残念ではある。そんな事があるから、現在の趣味にも影響していると思う。



さて米国大統領選挙の影響だが、ドナルド・トランプ氏が再選した事で、曾て氏の盟友が居た日本との関係が、諸影響があるのは仕方がない事だ。そのトランプ氏の盟友は、他ならぬ安倍晋三氏だが、過去にあれまで密接且つ良好な日米関係もなく、揃って外交戦略に長けていた為に、あの時代のような国際的にも影響力を及ぼした日米首脳もないと思う。実際に日米政府が、天下の御意見番の役目を果たしていたので尚更だ。そこで米で再び、米国大統領選挙が始まると、今は亡き、安倍晋三氏の代わりに副総理だった麻生太郎氏が訪米し、(日本の政界の)現状を伝えた。トランプ氏は、安倍内閣時代に現総理の石破氏が、政府が苦境に立たされた時に背中に矢を射つ者である事は知っているようだ。なれば日米関係にも影響をする訳で、日本の媚中政治家が、如何に酷いかも、周知をしていると思われる。その石破総理と言えば、与党内でも不信任案が出される可能性もある訳で、正直、このまま続けられるかも解らない。自民党総裁選で接戦だった高市早苗氏の登板が待たれる。



トランプ氏「勝利宣言」 「バイデン政権への不満」要因か トランプ氏は「絶対石破首相と合わない」不安…
https://www.fnn.jp/articles/-/783302

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待つ事を知る人。

2024-11-07 07:37:58 | 社会・政治




フランスのことわざに「待つ事を知る人には、全てちょうど良い時にやってくる」と言うものがある。今回の米国大統領選挙の結果を見ていると、本当にそんな感じがする。日本の内政があんまりな状態なので、尚更にそう思う。そこでつくづく残念なのが、元総理の安倍さんが居ない事。御世辞にも現総理は最適とは言えない。才覚も、それ程でもないし、幾ら「担ぐ御輿は軽い方が」と言っても、国民からは支持を得られないし、党内野党みたいな人だったので、やはり現場には疎く、的外れな事を言っている。実際に碌な政策もなく、【国民民主党】の「103万円の壁」に日和る程だ。立憲民主党も然りだが、しかしながら財務省が仕立てた総理だ。後は、どの辺から予定調和の道を開くかだけだ。そんな事を思うと、日米関係にも不安が募ろうと言うものだ。ドナルド・トランプ氏は、選挙期間中に暗殺をされそうになったが、対し元総理の安倍晋三氏は、この前の選挙での応援演説中に暗殺された。そこで何処にとって「都合が悪いのか?」だが、「やはり中共か?」としか思えない。ちなみに前総理の岸田文雄氏は、地元広島では「日本中国友好協会(日中友好協会)」の会長を務めていたバリバリの親中派だ。その流れでものを見ると、中共のハニートラップ疑惑のある現総理は情けないものである。



今回の衆議院選挙ては、議席を一気に三倍増えた【国民民主党】だが、米国民主党では危険視をされているようで、任期が終わる前に釘を刺したのが、他ならぬエマニュエル駐日大使だ。つまり代表の玉木雄一郎氏を将来の総理だと、見ているようで、脅威になる前に「潰しておこう」と言う事か?



「嫌味ったらしい」玉木雄一郎 落選議員への“メッセージ”が「冷笑」と波紋…「純粋な敬意」と擁護の声も
https://news.yahoo.co.jp/articles/44e5d35da95950b82284f7aa69cd39070b128c7a

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