フランスのことわざに「メロディーは歌を作らない」と言うものがある。即ち見かけは内実とは異なるてな事だ。音楽に例えるのがフランスらしい。さてTRIOのカセットデッキは、ようやくオーディオラックに鎮座したが、細かく見ると、改善すべき事はまだあると思う。昨夜にヘッドのアジマス調整を終えた。微妙なテープが在ったからだ。それでその"微妙"は、(何となく)改善をされたようだが、まづ試聴だ。改善が適切ならば、微妙なテープも繰り返し聴く度に改善をされていく筈だ。そろそろLo-Dのカセットデッキ、「D-600」の修理に手をつけよう。実はそれ、ヘッドカバーの錆取りをしなければならず、やろうと思っているうちに、そのままになってしまった。そこそこの中級機だ。だから音質もまあまあ。欲を言わなければ良いカセットデッキだ。6月にヤフオクで落とした。録音のチェックはしなかったが、再生はチェック済みだ。現状としては、基板のハンダが何ヶ所も浮いている事。基板の裏を指で押さえると両ch鳴った。再(追い)ハンダが必要だ。点灯しないランプ類も、案外接触不良が原因なのかも知れない。駄目なハンダは取り除き、通電が弱い箇所は補充しよう。
「さて巷では?」だが、この前の衆議院選挙を政局として見直してみると、自民党が単なる自縛で、連立をしている公明党も、何故か固定票でも及ばず、支持母体である創価学会との関係悪化が示唆される事態と化した。何せ、代表も副代表も落選をしたのだから只事ではないのだ。そこでこんな記事。「立憲・野田代表が小沢一郎氏と会談 衆院選は「相手のエラーで得点しただけ」 参院選に向け意見交換」と。FNNによると、「立憲民主党の野田佳彦代表と小沢一郎議員が13日、東京都内で会談し、衆院での与党過半数割れの状況や、来夏の参院選などを巡り意見交換した」との事。その会談の内容だが、小沢氏が野田代表に、今回の衆議院選挙での体たらく振りに対し、苦言を述べたようだ。曰く「うちがヒットを打って得点したんじゃない。相手のフォアボールとエラーで、得点しただけだ」と。故に「参議院(選挙)は厳しい」と。全くその通りだ。確かに自公は議席を過半数に及ばない程、落としたが、立憲民主党自体の議席は大して変わりはないのだ。
そしてこの記事は「会談で野田氏に対し、衆院での指名選挙における決選投票での無効票に触れ、「84票が入れば内閣がとれた。そのことをよく考えるべきだ」と伝えたという」と〆ていたが、確かに認識は甘く、「政権交代なんぞ、する気がなかった」と思われても仕方ない。選挙期間になると慌てるだけで、国民には立憲民主党ならではの政策を、何もアピールをしていないのだから、国民も政権交代に対し、どこにメリットがあるのかは解るまい。色々と言っても、小沢一郎氏は、過去に政権交代の実績が、幾度かあり、ポイント位は抑えてるだろう。立憲民主党はマニフェストの点で、何等かのトラウマを抱えているのかも知れないが、どんなマニフェストでも、公表しないと形にならないだろう。裏金の追及は、リアルタイムのネタに過ぎず、国民は、「立憲民主党が何をやってくれるか?」と、それが知りたいだけなのだ。相変わらず国民よりも党の事ばかりを考えているようにしか思えない。
立憲・野田代表が小沢一郎氏と会談 衆院選は「相手のエラーで得点しただけ」 参院選に向け意見交換
https://news.yahoo.co.jp/articles/319ae84c65365dc542a86a75c2b9ae29b5ee7ce4