現実妄想ごっこ

ぼくが過ごす日々の
現実の妄想や妄想の現実を綴ります。

私を抱きしめていてね

2017-10-16 01:43:07 | Weblog
君の夢をみるよ。

決まってそれはあの教室で過ごしていた誰かの結婚式で、
私も君も綺麗にお化粧して大人っぽいパーティドレスを着ている。

式が終わった後で、赤い花が咲いた庭で二人きりで抱きしめあうの。

ごめんね、ずっと言いたかった。
愛してるよ。




その後は二人で海を泳ぐ。
いつも深い深い底まで行って、笑いあいながら踊ったりする。
海藻をよけて、魚を追って、船を見上げて。

ゆらゆらと差し込む光に目を細める君がすごく愛おしい。

この手はもう離さないから。
絶対にもう、振り払ったりしないから。

抱きしめていてね、私のことを。






地元に帰ることにしました。
11月1日から、東京のたぬき山とお別れして、実家に戻ります。

彼氏とは別れていません。
仕事は地元で探します。

今はたぬき山の谷にある6年暮らしたアパートの片付けを少しずつやっています。


本当はいろんな人に連絡して、ちゃんとお話をしなきゃいけないんだけど、
頭も体も思うように動かなくて、申し訳ないんです。


大切な地元の友人二人には直接話せました。
あとは、地元組は幼馴染に話せればよいのだけど連絡が億劫。

東京の友人知人には、彼氏伝いで知られている彼氏周りの方たち以外には伝えられていない。
高校からの友人や大学の同期や後輩にもちゃんとお話ししたいのに。

動くのにとてつもなく力が必要なのは、ぼくがうつ病だからなのか、それともぼく自身が薄情なやつなのか。



ツイッターにはなんだか疲れちゃって更新どころか閲覧もできていない。
リアアカは何をつぶやくにも面倒で、それにどうしても嫌いな人がいるのも面倒で。
うつアカはフォローしてる人の半分くらいはもう死んじゃった人で、
なんだかそういうのが急に悲しくて怖くなってしまって。

ぼくは最近はポケモンGOとLINEマンガのアプリしかひらけないでいる。
本当は返さなきゃいけないLINEや送らなきゃいけないメッセージがあるのに。
ああ本当にごめんなさい。

でも君たちのことが大切じゃないわけじゃないんだ。
大切だから、遠くに行くって伝えたくないし、
なんて伝えたら縁が途切れずに保てるんだろうってずっと悩んでいるんだ。
ひとりひとりに、なんて送ろうか、わからずにいるんだ。


こんな私を許してほしい。
ねぇ私を抱きしめていてね。







私がどこに居たって私でいる為に、どうしたらいいんだろうって、ずっと考えてた。
私はもう実家に居た中学生の頃とも、おばあちゃんと暮らしてた高校生の頃とも、違う。
なのにあの場所に戻って、まだ私でいるために、また私でいるために、
私は私を抱きしめることをやめちゃいけないんだと思う。

私は私を抱きしめる。
私が私でいるために。
ずっとこうしてきた。
あの夜からずうっと。

私が私になった夜、初めて私を抱きしめたあの時から、私はずっと私と抱き合っている。
私を抱きしめていてね、そうしたら私は私でいられる気がするの。
どこにも行かないで、はなさないでいてね。




かおちゃん大丈夫だよ。
かおちゃん、大丈夫だよ。




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (おたっぴー)
2017-10-16 20:28:15
おかえり。かおるが近くにいると思うと、なんでかほっとする…
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Unknown (おたっぴー)
2018-04-24 20:05:34
退職したよ。
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