もうどこにも行かないで
プリーズドンゴーエニウェア
もうこれ以上行かないで
プリーズドンゴーエニモア
忘れたい、忘れたくない、忘れちゃいけない。どうしても。
許されたい、許されたくない、許しちゃいけない。どうしても。
救われたい、救われたくない、救われちゃいけない。どうしても。
どうしても、どうしても、どうしても。
私には許せない過去の私が居るのです。
私の大切な大切な女の子を傷付けた私。
いつになったって、忘れていいわけないのです。
どうやったって、許されるわけないのです。
救われるわけないのです、罪をおかした私なんて。
一生、罪の意識を背負って、苦しまなければならないのです。
けれど女の子は私を許してくれました。
私はもう憎まれていないのだと思います。
とても、悲しかった。
私は女の子の中にはもう居られないんだと思いました。
憎まれるということは、絶大な愛情があった証拠のように感じていました。
私はそれを失ってしまったのです。
もしかしたら、もっと前からそんなものなかったのかもしれません。
苦しみながら、私は女の子の憎しみを拠り所にしていました。
憎しみがなくなっては、立っていられません。
だから女の子の分も自分で憎むしかないのです。
私が私を縛り付ける。
そこから動いてはいけないと。
何も忘れてはいけないと。
私を許してはならないと。
救われてなるものかと。
なんて、もう私達は女の子なんかじゃないのにね。
わかってる、わかってるのよ。
そんなこと。
でんちゅうは、えええ!女の子ぉ~!初めて会ったとき、ぺったんこだったじゃないかぁ。
おらぁ、男の子だどばっかおもでだったよ。
あんべわりそげだぁ。
ささ団子くってねるでねぇ。
まぁ、でんちゅう、かわいいすけかんべするこさぁ。
笹団子だいすき。
ぼくも食べたいなぁ。