ボリビア カミナンド記

ビルヘン・デ・コトカ(コトカの聖母)教会 つづき

教会の周りには市がたち、素焼きのポットに入ったサトウキビ飴や木彫りの熱帯動物の置物、革製品などのみやげ物を売る露店が続く。このサトウキビ飴は特産サトウキビの絞り汁を煮詰めて暖かいうちにつぼに入れて売っていて、木の棒(串や箸のようにしゃれたものではない)に飴を絡めてなめるという段取りである。味はなかなかいい。

露店に隣接している体育館のような建物(メルカードという)に入ると朝食用のサンタクルス名物ソンソ(ユカとチーズのおやき)、パクムート(牛の串焼き)、アレパ(チーズ、牛乳のパンケーキ)、マサコ(ソンソをケーキ型で焼いたもの)などを作りながら、そばで小さないすとテーブルを出して食べさせる店がいくつもの通路を挟んでならんでいて歩くのも大変。
店の数も100軒はあっただろうか、ものすごい数だけど、人の数も通路いっぱいですごかった。

この人たちは教会のミサでなくメルカードに来て売ったり買ったりすることが目的のようである。何かを売って生計を立てている人にとってメルカードは格好の仕事場なのである。

写真は荷車に積んできた売り物のみやげ品をおろす人。いまどき、馬車?サンタクルスでは別に珍しい光景ではない。サンタクルス市の中心部でも車と仲良く荷馬車が走っている光景はおなじみである。50年前の日本のいなかでもそうであったような・・・気がする。気持ちがゆったりするのはなぜだろうか。
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