ボリビア カミナンド記

ビルヘン・デ・コトカ(コトカの聖母)教会

この1週間ばかり、気温20度前後と寒い。スール(南極からの冷たい風)が吹いているのである。この前の日曜日は特に風が冷たくコートが必要だった。


こんな寒い日ではあったが、私のスペイン語会話相手の女子学生さんが、サンタクルスからミクロで20分のところにあるサンタクルス人が心のよりどころにしている古い教会を案内してくれた。
1902年に建てられた,ビルヘン・デ・コトカ(コトカの聖母)を祀っているというカトリックの教会である。このビルヘンは奇跡を起こすということである。病人やその家族が回復を祈ってここへ足を運ぶのだそうである。この通称、ビルヘン・デ・コトカでは日曜の朝、7時30分と10時30分にミサが行なわれる。聖堂の中は質素で余計な装飾はない。200席くらいのいすは敬虔な信者でいっぱいであった。


スペイン人がもたらしたキリスト教であるが、そんなことはどうでもいいとでもいうように多くの人がキリスト教への信仰を持っているようである。ちなみにこのような古い教会がサンタクルスの中心部にはいくつもあり、日曜日には多くの人が集まる。

この日は相当寒かったが、2回のミサとも聖堂は信者でいっぱいであった。寒いからやめよう、なんてことはないのであろう。


写真は100年前に建てられたカトリック教会、ビルヘン・デ・コトカ(コトカは地名)

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