この日は甲状腺検診を船橋で開催した日でした。
同じ日の午後、福島の双葉町の町長さん(写真右端)をお呼びして、
福島の現状をお聞きしました。
稲わらや土の表面をはぎ取った残土など放射性廃棄物が
民家の隣などに置かれたままになっているとのこと。
福島では困難な生活が強いられています。
町長さんの後は「おしどりマコ&ケン ぶっちゃけトーク」(写真左の2人)。
「マコ&ケン」は時々名前を聞いていましたが、実際聞いてみると、話はとても面白い!!
吉本芸人だそうです。
マコさんは鳥取大学医学部を中退して吉本に入ったそうです。
放射線の人体に与える影響について、福島に通ううちに、専門家もびっくりするほど精通。
これまで福島に関することは何度も記者会見場に出かけていって、中身をしっかり聞いていたそうです。
会見場に慣れたころに
経産省の役人に鋭い質問をぶつけていたそうです。
痛快、痛快!
H23年にチェルノブイリでは放射能20bq以下に規制されていたのに対して
日本では200bq以下に規制されていました。日本はとても高い数値です。
このことをチェルノブイリの専門家に尋ねると、信じられない高い数字、
ありえないという答えが返ってきたそうです。
時間とともに低下していくのが放射能です。
規制値以下の低レベルになった放射性廃棄物の再生利用の話も出ていて、
道路工事の土に混ぜたり、公園の土に混ぜたり、金属はフライパンにまでなるとか。
低レベルといってもゼロではありません。
恐ろしい話を吉本芸人のノリで軽妙洒脱に話してくれました。
ご夫婦二人のノリのいいしゃべりに思わず体を乗り出して聞いていました。
福島を忘れそうになっている日本、みんながいつも福島への思いを持ち続けないと
また同じ事故が起こる!一番避けなければならないことが!
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scbolivia2006
K RAUM
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