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ボリビア カミナンド記

田中一村展 上野 都美術館

昨日、先生の夫さんが急病で、急にお休み、と連絡がありました。
お!一日、空いた!!
そうだ!上野の田中一村展は12月1日まで、そろそろ見に行かなくてはと思っていたので、行ってみようと出かけてきました。

なんと、チケットを買うのに30分(webで買おうとして、面倒で途中でやめたのですが、買えばよかったと少しばかり悔いを残し・・・)
そのあと、入場するのに更に30分並びました!
こんなに混んでるとはビックリです。
(これからどんどん混んでくるでしょうねえー)

絵は奄美の一村美術館で見た時の衝撃ほどではありませんが、
やっぱりいい絵はいいですねえ!
今回は細かな所までよく見ることができ、
違った発見がありました。
緻密な線の細さの積み重ねが
絵の中で大きな力を発揮しているんですね。

ただ、中は人!人!人!
以前の伊藤若冲展の時もそうでした!
人!人!人!

来場者には高齢者もいれば、若者もいて、
幅広い人たちに訴える作品だということが分かりますね。

中での撮影は禁止なので、
奄美で買った手持ちの絵ハガキで。
絵ハガキはいろんな人に出して手元には2枚しか残っていませんでした💦

↓アダン(奄美特有の海のそばに生える植物)
この絵の砂浜やさざ波の細かな技法はどうなっているのか、
どうやって描いたのか、
一村さんに聞きたい気持ちになりました。
とてもとても細かいのです。

↓ふくろう
うっそうとした森の中で森の王者、ふくろうが
森の空気を圧倒している?などと想像しながら鑑賞しました。


この日はショップのレジも長蛇の列、
2階のレストランも長蛇の列、
昼食は1階のちょっと並べば買えるレジに並んで、
食券を買い、
カフェでスパゲッティとコーヒーで済ませました。

昼食を終えて、お、まだ午後1時、時間があるとみて、
絵の先生から頂いたチケットがあったので、
六本木の国立新美術館で開かれている日展に足を延ばしました。

こちらは一村展ほど混んではいません。
多くの方がくつろいでいて、都美術館とは全然雰囲気が違います。


展示室1に入って直ぐの所に、
以前、県美術館の講座で見ていただいた田辺先生の絵が!
すごい位置だなーと感心しながら鑑賞。


でも、ショックだったのは、
私より3歳年上の昔の絵の先生の息子さんの絵のお名前に
喪のリボンがついていたこと!
ご冥福を祈る気持ちにもなれず、まだ困惑しています。
長年年賀状だけのお付き合い、
一昨年には銀座の画廊での3人展を見に行って、
普通にお話ししたのに・・・・・
自分も息子さんと同じ年代、
私もそういう年代になったのですね💦
寂しいことです・・・・・

↓今習っている木村のり子先生の絵。
上の段(天井に着くくらいの高さ)に掛かっていたので、
写真に撮ると絵が歪んで見えますが・・

他にもこんな絵が。
いつも老婆を描く方の絵



この他、日本画も工芸も見ました。
↓日本画 ツバキ
↓日本画 港で働く人々でしょうかー
↓日本画 ピエロ?

↓工芸 竹の素材を生かした美しいフォルム


↓工芸 木を削って面白い造形

↓工芸 器たち

↓工芸 何で出来ているのだろう?金属?
2羽の鳥が!

一村も日展もすごいボリュウーム、
見ごたえがありました。

そして良く歩きました!
ひとりだったので黙々と。
13000歩!
いい一日でした^^
9時半に家を出て、帰宅したのは午後6時でした。
疲れました。。。



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