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ここではメキシコシティーから50kmの郊外にあるテオティワカン人によって紀元前に建設されたテオティワカン遺跡を訪れた。
この遺跡は紀元4世紀から7世紀に最も繁栄した広大な宗教都市国家だったそうだ。しかし、8世紀には忽然と姿を消したテオティワカン人。
当時、人口20万人のこの大都市テオティワカンは世界でもコンスタンチノープルに次ぐ2番目の大都市だったのではないかといわれていて、標高2000mくらいの平原に広々とその遺跡が広がっている。
遺跡の中心は大きな2つのピラミッド。「太陽のピラミッド」と「月のピラミッド」。「太陽」は高さ65m、急な階段を(最も急な階段50段?くらいだけ手すりがあるがあとはつかまる所がない!)250段近く、ふーふー息を切らして登ると遺跡全体がすばらしい眺望で目に飛び込んできた。高原の風がさわやか。
写真は「太陽」のてっぺんから眺めた「月のピラミッド」。「月」は高さ45m、「太陽」より少し低いが、「月」の方へ少し上り坂になっていて2つのピラミッドはほぼ同じ高さ。
「月のピラミッド」の底辺は150m×120mというから相当の大きさだ。普通の人がピラミッドの角から角まで全速力で走って30秒くらいかかる距離、といえばやっぱり大きい。