ボリビア カミナンド記

私のもっている絵が表紙になった!

私が描いた絵、ではない!
私の持っている絵、の話。

親友の娘さんS子ちゃんが美大を卒業した頃、個展を開いた時に気に入って買わせてもらった絵が、あさって11月21日出版になる光文社カッパノベルズの推理小説で島田荘司著「エデンの命題」という本の表紙になったと知らせてきた。

ちょっとうれしくて・・・ボリビアと日本の心のカミナンド記として??日記に書かせてもらった。

その本の表紙は下3分の2の太い帯がプラスティックフィルムでできていて、フィルムの裏にその絵が印刷されているそうだ。シースルーのフィルムから下の銀色の表紙が見えるようになっていてなかなか凝っているらしい。実物はまだ見ていないけど・・・。

この絵の題名は「身体原子」。この絵だけでなく彼女のほかの絵もその絵の前に立つと、人間の深淵の中の混沌から湧き立つ複雑なエネルギー(分かってもらえる?)を感じる。ドキッとするのだ。私はモネやゴッホのような印象派あたりの絵も好きだけど、こういう深層心理や原風景、原体験の抽象画も結構好きなのだ。描けないのが残念だけど。

実は数年前、島田荘司さんの推理小説「透明人間の納屋」という本も彼女が挿絵を担当していて、その本にもこの絵が一部使われたのだ。これも装丁が凝っていて、ちょっと驚いた。中身は一気に読めてちょっと哀愁を感じるものだった。

興味のある方は本屋さんで手に取ってみてください。

写真はS子ちゃんの絵が表紙になった「エデンの命題」
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