ボリビア カミナンド記

これって、高山病だア!

初めて南米ラパスに着いたときの強烈な印象は今も鮮やかに残っている。
3ヶ月前の4月6日のこと、私たち一行8人を乗せた飛行機は雪をいただいた峰をまたぐように南へ旋回し、チチカカ湖を臨むとすぐにエルアルト空港に着陸した。なにしろ標高4000mの空港に着陸したのだから大変だった。

空港に降り立つとなんだか頭がフラフラ、軽いめまい状態。出迎えの担当者が「ゆっくり歩いて!重い荷物など持ってはダメッ!」との注意。前もって聞いていた高山病とはコレダ!

それにしても空港作業員は1個30kgもある私たちの荷物を4,50個、軽々と車に積み込んでいく。何年も暮らせば、体が慣れていくのだそうだ。

空港を出てホテルに着く頃には、空気が乾燥していて手や顔がカサカサ、のどはヒリヒリ、陽射しは強く(紫外線は地上の 20倍!)頭は酸欠状態でフラフラ、軽い頭痛(着陸2時間前にバッファりンを服用しておいたのに・・・)普通に歩くと脈が早くなり、思わず深呼吸、といった状態でまさしくこれは気圧が低く、酸素が薄いせいなのであった。

この日は何もしないでゆっくり寝ること、これが仕事であった。

写真はボリビアの国会議事堂とその前庭・ムリーリョ広場(ラパス)
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