古谷一行の横溝正史シリーズを再放送してた東京MXテレビですが、犬神家の一族、本陣殺人事件までは順番どおりに来て、「さて、次は?」と思ったらいきなり今日から八つ墓村ですわ。八つ墓村もいいんですけどねぇ、一体「三つ首塔」はどこへ行ってしまったのでしょう? スリルあり、サスペンスあり、バイオレンスあり、お色気ありで楽しめる作品ですのに。
ところで、渥美清が金田一耕助をやった映画では主人公が萩原健一でしたが、テレビ版では荻島真一でした。名前が似てますよね。鰐淵晴子も出てますが、私はこの人と馬淵晴子をよく間違えます。ちなみに、市原悦子と原悦子を混同する人はもういません。更に言うと、八つ墓はまだ食べた事ありませんが、生八ツ橋は結構好きだったりします。
そういえば、フジテレビでやった稲垣吾郎の金田一耕助シリーズの第二弾も八つ墓村だとか。もう食傷気味です。たまには「蝙蝠と蛞蝓」でもやっておくれ。まぁ、今の若い人は知りはれへんやろなぁ…。
スタジオ録音のアルバムはほとんど持ってないけどライブビデオなら見る、というアーティストやグループがいくつかあります。憂歌団、クイーン、ベンチャーズ、矢井田瞳、サザンオールスターズ、T-スクエア、チャー、吉田拓郎など。で、オフコースもそうなのですが、最近ツタヤが音楽DVDを充実させてきたので、今日は82年の武道館ライブを借りてきました。ああやって5人で演奏しながらコーラスも決めるっちゅうのは凄いですね。
小田氏などは、三方コの字方にキーボードを並べて歌いながら、間奏のシンセのソロも弾いてっちゅう忙しさでかなり良い仕事してます。で、よくみたら三方ともにプロフェット5が置いてあったので「ま、豪華!」とか思ったり。最近のアーティストだとライブでも打ち込みを多用するように見受けますが、ああやって手作業でダラダラ汗流しながらやるのこそがライブだっていう気もします。左手でエレピ弾きながら、右手を上段のシンセにグイっと伸ばしてボーカルとってましたから体勢が苦しそうでしたが。
そういう点で評価しますので、松尾氏のミリタリールックが変だとか、清水氏の瞼がやたらと眠そうだとか、鈴木氏が痩せすぎだとかはあえて言いません。(あ、言ってるのか。)
本来はその場で臨場感を味わうのが本筋だと思いつつ、特別お気に入りでもないアーティストのコンサートに出かけるのはなかなか勇気も入りますし、金銭的な余裕も必要です。そういう意味でライブDVDは有難いです。ちなみにプロモーションビデオにはまったく興味なし。ツタヤにも結構並んでるんですけどね。
中学の体育祭ともなると、小学校の運動会とは父兄の気合が違います。シート敷いて一家揃ってなんていうのは十数組しかおりません。パイプイスは観覧席の最前列に設置されてるのですがそこも満席にはならず、後ろの木陰に自前のディレクターチェアを置いて見てる人が多いです。が、段々ウトウトしてくる人もいて「木陰のお父さん5人揃って完オチ」という光景を見ました。
いわゆる「死屍累々」という光景ですが、見た瞬間太川陽介の歌をフリ付きで歌ってしまいました。(このネタはパクリです。) それがあんまり面白かったので記念に撮影しようかとも思ったのですが、望遠レンズでおっさんを狙ったりしてると、その筋の人だと思われてしまいそうで自粛。世間体を気にする辺りが大人の気の弱いところです。
ま、中学の体育祭なんてそんな感じです。昼も生徒と親は別々に弁当食べるし、昼に一旦帰っちゃう親も多かったり。3年生の受験対策で10月にやらなくなったんでしょうが、うちなんて先月入学したばっかりなのに変な感じ。退屈なんで娘2号とアリの巣探して遊んでました。(競技の感想は無しか?)
甲斐よしひろさんが、甲斐バンドのドラマーの松藤さんと一緒に文化放送で「セイヤング21」という番組をやってます。3月にはリスナーから寄せられたデモテープを放送するという特集をやってました。その募集の告知で甲斐さんは「歌入りのオリジナルに限ります。パクリはだめです。」と言ってたのですが、しばらくあとに「パクってもいいですが、俺達二人にわかんないようにして下さい!」ですって。(実際に、その二人の目をかいくぐろうとしたパクリがあったかどうかはわかりませんが。)
その時の募集の段階では、「アマチュアのデモテープって、大体音がか細いんだよね~」なんて言ってたのですが、果たして集まった音源は相当レベルが高く、放送された物については二人とも絶賛してました。二人とも相当なキャリアがあるので視点が面白く、そのコメントも「20代前半って、ひたむきなだけって感じでもいいんだよね。」とか「この歌詞にこの声だからいいんだよね。これが枯れてたらちょっと。」とか「いいな~、このサビは耳に残るよね。パクろうかなぁ。」など。全部聞いたわけではありませんが、「最近のアマチュアはレベルが高い人が多い。」という事を思い知りました。「ギター上手いね~」なんて絶賛されてたのもありましたし。
ということで、今日もパクリにまつわる話をちょこっとだけ。で、昨日は一つ書き漏らしたのですが、私のハンドルネーム自体がパクリでした。「ハイハイパパ」というのは、尾崎亜美さんの3つ目か4つ目かそのあたりのバックバンドの名前で、その語感が気に入った私はそのまま使わせてもらってました。が、「やっぱりそのまま使うのはまずいか?」と思い、現在は「ハイファイパパ」にしてると、そういうわけです。これまで特にクレーム来なかったのはラッキーでした。この場を借りて関係者の方にはお礼を申し上げます。(って、関係者は見てないでしょうが。)
奥田民生がパフィーの曲を作り始めた頃、テレビで「こっちはパロディーをやってるのに、パクリだって言われてもねぇ。」と言ってたのを聞いたことがあります。多分「これが私の生きる道」の話でしょうが、ビートルズの超有名な曲をあれだけ散りばめたのだからさりげなくパクるという技であるわけはなく、それをパクリだというのは言う方がおかしいと。で、パクリとパロディーの違いを明確に論じられるほどの分析力は私にはないのですが、いずれにしても元ネタは知っておいた方がよいと思う次第です。
これは自戒を込めてですが、私は若い頃邦楽ばっかり聞いてたので「いい曲だなぁ~」と思ってたのが、大人になって洋楽も聞き始めたときに元ネタに出会ってビックリというケースが多々ありました。(詳細はいちいち申しませんが。) 別に知らなきゃ知らないでそのまま幸せに過ごせるのかもしれませんが、特にパロディーの場合は元ネタは絶対知っておくべきだと思い、特に子供達には教えたいわけです。
が、些細な所をあんまりつつき過ぎると単なる知ったかぶりのやな奴となりますので、こんな私でもわかるパクリとパロディーを、やな奴にならない程度にちょこっと考えてみます。ここ何年かの歌謡界では、やっぱりモー娘でしょう。「ラブマシーン」とか「ウッハー」のジンギスカンなんかは聞いてすぐにわかったのですが、「黄色い空でブンブンブン」が「ブギ・ワンダーランド」だというのは、会社の後輩から指摘されて初めて気づきました。なので、判定としては前二者がパロディ、あと一つはパクリとします。(本当か?) また、数年前のヒット曲ではhitomiの「LOVE2000」なんて、「なんでイントロがスピードキングなの?」と思ったり。あんまり唐突すぎるのはよくないですね。最近ヒットした曲では、河口なんとかいう人の「さくら」というのが徳永英明をパクッたと騒動になってましたが、これはどちらもよく知らないのでパス。ただ、「さくら」についてはなんか幼稚な曲という印象。
大昔の話では、私は南沙織さんのファンだったのですが、彼女のデビューから30年近く経ったある日、「ローズガーデン」を聞いて愕然としました。しかし、彼女はファーストアルバムで「ローズガーデン」をカバーしてるんですね。早々にカミングアウトする筒美京平氏は潔いです。また、北島三郎の「与作」はアメリカの古いフォークソングにそっくりの曲があって、なぎら健壱がテレビで歌ってました。「ヘイヘイホー ヘイヘイホー」のところは「Yes, I was Yes, I was」で面白かったです。また、既成曲の音階はそのままにして譜割りを変えて曲を作るって人もいるようですが、「穴が~ つ~まる~よ~」(?)というのは、軍歌の「加藤隼戦闘隊」が元ネタだという話も、同じくなぎら氏の談。
で、今日はなんでこんな話を書いてるかというと、2日ほど前にとあるblogで知ったのですが「世界の中心で愛を叫ぶ」というタイトルには元ネタがあったのですね。「世界の中心で愛を叫んだけもの」というのが、ハヤカワ文庫で1979年に出てます。考えてみれば、私が持ってる本にも「愛を叫んだ獣」(亀和田武著・甲斐バンドのライブドキュメント)というタイトルのがあるので、元ネタは結構有名でパクられまくってるのかも。もしかして、世間一般ではパクリだという事をみんな知ってて、「しゃれたタイトルだなぁ」なんて思ってたのは私だけ?と思ったりする出来事でした。
ちなみに、洋楽のアーティストですが、あちらはあちら同士でパクリあってますから、別に洋楽のアーティストが偉くて日本人がダメだと言ってるわけではありません。そして、たくさん曲を作ってるけど元ネタにほとんど出会わないという点で、オリジナリティーあふれる人というと、やっぱり尾崎亜美さんという事になりますね。(って、これが一番言いたかったのですが。)
勝谷氏はラジオで「5人の子供たちが帰国したのは喜ばしい事だけど、あれが横田めぐみさんだったらどんなにいいか。」とか「母親がご飯作って待ってる家に帰る途中の中学生が拉致されたという、その痛みを思いやる想像力は最低みんな持ち合わせるべきだろう。」とか(正確ではないかもしれませんが)言ってました。同感です。
で、参院選対策であるという小泉批判としては今回北朝鮮に同行した山崎官房副長官の件。あの人は今回改選の参院議員なんですと。で、あの人は福井県選出なのですが、ホームページでは政策として「北陸新幹線」「高規格道路」「市町村合併」を掲げてるだけで拉致問題解決なんて一言も出て来ないそうです。どうりで、サンデープロジェクトでも屁タレぶりを発揮していたはずだと。
まぁ勝谷氏については、ここのblogでも評価は様々ですが、今回の件についてはここまで吠える人は他にいないので、人の痛みのわかる人間として私は評価します。ということで、この事は書いておきたかったので、本日二回目の更新でした。
その「ミュンヘンへの道」は、番組の最後に「ミュンヘンまであと○○日」と出ます。当時中学生だった柔道の斉藤仁選手は、この番組に感化され「県大会まであと○○日」なんて呟きながら自己陶酔の中で柔道の練習してたそうな。このカウントダウン手法は「宇宙戦艦ヤマト」もそうでした。もっと凄いのは「クリスマス・イブ」というドラマで、これなんかは番組の最後に「クリスマス・イブまであと○○日」と出ます。
これは1990年にTBSで放映されたドラマで、仙道敦子と吉田栄作が主役だったかな? いわゆるトレンディードラマですが、バブル期のおめでたさが如何なく発揮されたもので、出てくる奴がことごとく男狂い女狂いのバカばっかし。んで、恋人同士以外でもあっちこっちで関係ができあがってしまい、あとは宅麻伸と吉田栄作が関係すれば肉体関係の連鎖が完成するという凄いストーリーでした。主役の勤務先は銀行なのですが、テレビ欄に「あんなに乱れた銀行には、安心してお金預けられない。」という投書があったくらい。
しかし、「時効まで犯人を捜し続ける。」とか「一週間以内に事件を解決しないと人質が処刑されてしまう。」とかいうのならハラハラして見ますが、ただ単にクリスマスイブに一人だとつまんないんでそこそこのレベルの適当な相手とおしゃれしてシティホテルのスイートルームで夜景見ながらプレゼント交換してシャンパンでも飲んで一緒にシャワーも浴びちゃったりして最終的にはワッチコンワッチコンしたいというだけのカウントダウンで話を盛り上げようっちゅうのが無理。…と思いきや、結構人気があったような気もします。
で、え~と男子バレーの話ですが、現段階で完全にアテネへの夢が断たれたわけではないので頑張って下さい。けど私って、実際バレーは女子しか興味ないんすよね。今日の題名だって「勝って泣け」って入力したのに「勝手な毛」って変換されて、一人でウケてたくらいで緊張感ないし。今のバレーの中継も毎回ジャニーズの若い衆が出てきてかなりうっとうしいし。
あ、もしかして、物凄く敵を作ったかも。
ということで、こんな私ですがどなたかお手元にご不要となった一戸建て住宅をお持ちの方は私にお譲り下さい。我が家の古新聞古雑誌と交換いたします。
ですが、先週立ち寄ったときには個室内の落書きがキレイさっぱり消されてました。もともと鉛筆で書かれた物が多かったので簡単に消えるのでしょうが、お仕事とはいえトイレの中で長時間消去作業をした人は大変だったでしょう。とはいえ、リセットされた事により新たな対立の火花が切って落とされたことは言うまでもありません。この問題はイスラエルとパレスチナの問題解決より難しいと言われてますので。(ウソ) ま、加賀百万国の高貴な生まれの私からすれば、両者の争いなど「脇毛がヘソ毛を笑う」という程度の物なので、いつも微笑ましく見守ってますが。…あ、また敵を作ったかな?
中一で同じクラスだった田村君は、あんまり伸びてきたので担任に「月曜までに切って来い!」と言われたのに週末遊び呆けてしまいました。で、日曜の夜になってから「あ、しまった!」と思ったが既に遅し。で、彼がどうしたかというと見えるところは自分でハサミで切り、手の届かないところは兄弟に切ってもらったようです。なので、月曜の朝に来た時には「これほどはない!」というほど見事な虎刈りになってて、担任(40代後半のカバ系オバハン)も一目見た瞬間笑い転げてしまい、その後は怒られなくなりました。今思い出しても、あれほどアバンギャルドな髪型は見たことありません。おまけに、月曜は床屋が休みなのでそのまま火曜日もさらし者になってたと。
で、私はというと高校に入学して髪を伸ばし始め、秋になってようやく床屋に行きました。が、丸3年間も坊主頭で過ごしたため、自分の顔に似合う髪型というのがわかりませんで、かなり変な注文をしてしまったようです。さらに、行ったのが前述の下手な床屋だったので、家に帰って自分で見ても「どうも変だな?」と思う事しきり。翌日学校に行けば、口もきいたことがない女子がやたらとこっちを見るし、特に仲の良くない男子はこちらをみて首をかしげると。で、見るに見かねた友人がさりげなく「もう坊主頭にして出直すしかないな。」と言ってくれたので、ようやく事態を把握しました。が、そんときは意地でそのまま伸びるのを待ちました。
どういう感じだったかというと、多分テクノカットの走りだったのでは…と、今になっては思うのですが、当時は受け入れられなかったようです。そのショックで、その後2年ほど床屋に行きませんでした。その間自分で切ってたのですが、もてなかったのはそのせいかもしれません。その後、大学に入ってからは学内にある床屋に行ってたのですが、一般学生はあまり行かず、武道系の学生はみんな行くという所だったので、角刈りには定評のある店でした。
今はどうかというと、ここに引っ越してから約3年ですが、現在通ってるのは既に6軒目で結構さまよってます。今日行ったところも帰りに缶コーヒーをくれるのですが、私はそもそも缶コーヒーは飲まないので、その分値引きしてくれればいいと思ったり。
なお、小泉首相の訪朝結果についてはアホらしくてコメントできず。今朝サンデープロジェクトに出てた官房副長官なんか、純度100%のガキの使いで一体何しにいったのやら。トホホ。