マンデリンは水出しコーヒーに適しているという情報を得て早速試してみました。そもそも水出しの場合は専用のドリッパーが必要だと思ってたのですが、なにやら普通のコーヒーサーバーでもできるようです。
ということで、さっそくチャレンジ。今回のレシピは
1.粉50gをコーヒーサーバーに入れて、常温の水500mlを静かに注ぐ。
2.スプーンで軽くかき混ぜて冷蔵庫で7~8時間ほど置く。
3.冷蔵庫から取り出し通常のドリップのようにペーパーフィルターで濾したら完成。
というもの。あちこちのサイトに作り方書いてあってちょっとずつ違ったのですが簡単なのにしました。
今回用いたのはこちらのマンデリンブレンド。本当はストレートの方がいいのかもしれませんが、今回は手に入ったのがたまたまこれだったので。ちなみにドンキで買ったので高級品ではありません。
そのサーバーに粉を入れて水を注いだ直後でかきまぜた後はこんな感じ。かなりドロドロしてますが、これを冷蔵庫で冷やします。
冷蔵庫から取り出してフィルターで濾したらこんな風になりました。お湯じゃなくて大丈夫かと思ったのですが、色はしっかり出てます。ただし、かなり量は減りました。粉が相当吸ったのでしょうね。
そしてその味の方は、ちょっと濃いめではありましたがドロドロという感じではなくまずまず美味しく飲めました。濃くても苦みは強くない感じ。雑味が少ないとも思ったのですが、これは「水出し」という先入観によるものかもしれません。
実はアイスコーヒーがお勧めのようですが、私はホットしか飲まないので今回過熱しました。実際にアイスだとどうなのでしょうね。結構スッキリして美味しくなるような気もしますけど。
とはいえ、実際やって見ると反省点というかデメリットは色々あります。以下にまとめました。
・7~8時間冷蔵庫に入れるので飲みたい時間から逆算する必要あり。
・フィルターで濾すのは多少時間もかかるし手間。(サーバーは一つしかないのでカップ二つに分けました。)
・粉が水を吸うのでかなり量が減る。水は500mlでも出来上がりはカップ二杯分弱。
・二杯分で粉を50gも使うのでコスパは悪い。
などなど。別のレシピでは粉30gというのがあったのでそれでもいいかも。
これをモーニングコーヒーにするためには前夜に仕込む必要があり、朝にそれを飲もうとすると濾して沸かすという手間が必要です。まあ普通にドリップで淹れるのも手間はかかりますが、夜と朝に二度作業をせねばならないのでその辺をどう割り切るかですね。
次にやるとすると、粉を30gにするか粉を茶葉用の紙パックに入れてサーバーに入れるか、あるいは専門のサーバーを導入するか、いろいろ試す余地はあります。まあ紙パック使えば濾す手間はいりませんのでそこが一番お手軽かも。それにしても、やはり珈琲道は奥が深いです。
で、いろいろ調べようと「水出しコーヒー」で検索すると「水出しコーヒー コスパ悪い」と表示されました。やっぱり!