Billboard Live東京での甲斐よしひろライブに行ってきました。「10th Anniversary KAI YOSHIHIRO Billboard LIVE 2024 go EAST, go WEST」というタイトルがついているように、このBillboard Liveでの公演も10年経ったそうです。
ツアーは昨日から始まり、東京から、名古屋、横浜、大阪、福岡と回り、来月また東京に帰ってくるという予定。いかにもにエネルギッシュなスケジュール。
私は甲斐バンドのライブは実際に見た事ありますが、ソロライブは初めて。このBillboard Liveはアコースティックスタイルですが、先日WOWOWでBillboard Liveのベストセレクションを放送してたので予習はバッチリ。
今回もそこの映像で見たのと同じ編成で、バックはアコースティックギター、ウッドベース、バイオリンの三人のみ。そこに甲斐さんが時折ギターも弾いてハーモニカも吹くという至ってシンプルなスタイル。
ツアーが始まったばかりなのでセットリストは書きませんが、「えっ、この曲やる?」という意外性もあり。この編成なので歌声はじっくり聞こえますが、昨日はMCも含めて絶好調。会場のノリも良かったのでご本人もご満悦だった様子。「初日の初回からこの盛り上がりはどうだい?」とメンバーに語り掛ける場面もありました。ツアーは始まったばかりで、まだチケット入手可能な会場もありますから関心ある方は公式サイトでスケジュールチェックをどうぞ。
既に70代に入ってますが、甲斐さんは50年前に甲斐バンドを始めてからずっと全国を回って全力のステージを見せてくれてますので、日本では最も活躍したアーティストともいえるでしょう。ステージを引退したり亡くなってしまう方も多い中、今や対抗できるのはさだまさしくらいでしょうか。
そしてここからはビルボードライブの会場の話。私は横浜には2回行ってますが、東京は初めて。横浜と東京は客席の配置が結構違います。WOWOWの放送で見て大体の様子はわかったつもりでしたが、実際行ってみたら想像とは大きく違いました。
というのも、かなり上下の段差が大きいのが実際。今回はエリアのみ選べて席はおまかせの予約だったためDXシートカウンターを選択し、横浜はこのタイプのシートが左右両側と正面にありますが、東京は正面のみ。
なので、横浜の正面のDXシートカウンターくらいのつもりでいたら、そもそもここが横浜の2階席くらいの高さ。しかもDXシートカウンターが2列あり、その間にDXシートDuoという席が挟まってて、私はDXシートカウンターの後列の方。(座席図はこちらで、私は今回DH列でした。)
それぞれに段差があってほぼ3階席という感覚でした。行ったことある人はわかると思いますが、バーカウンターの前のところです。出入り口にもトイレにも近いので便利といえば便利なのですが。
まあ段差が大きいという事は前の客が立ってもステージは見やすいのですが、どういう視界かというとステージは端から端まで全体がよく見えます。ただ、1階のテーブル席のお客さんは最前列しか見えません。なので、どれくらいの人が立ちあがってたかはわからず。
と、色々書いてますが、なんだかんだ言ってビルボードは好きな会場ではあります。ライブに行くこと自体が非日常を感じるためであって、入った瞬間から「お~、おしゃれ。」という雰囲気になりますし。普通のコンサート会場よりは料金お高めですが、まあ私が選んだシートのタイプだとスタッフが席まで注文聞きに来てくれて料理もドリンクも運んでくれるし、そこは覚悟を決めて行けばと。まあ、もちろんコンサートホールとは別物ですので、あくまでもライブレストランを楽しむという話。