今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

あさイチ プレミアムトーク ゲスト:尾野真千子(2024年7月19日)

2024年07月20日 | TV番組レビュー

 昨日のNHK「あさイチ」プレミアムトークは、私の大好きな尾野真千子さんがゲストでした。現在は朝ドラ「虎に翼」のナレーションとして大活躍ですが、生出演の「あさイチ」ではご覧の通りの素敵な表情。のってますね。

 

 今回の話題はもちろんそのナレーションについてが中心でしたが、「いい評判しか聞かないようにしている」そうで、SNS全盛の時代ではそれが正しい過ごし方でしょう。番組でも絶賛するメールが紹介されてましたが、「尾野さんだとは知らなかった」という声もあってそれは意外でした。

 私も当初は主演の伊藤沙莉さんと声が似ていることと、ナレーションだけでオノマチさんの持ち味が発揮できるのか?と様子を窺っていたのですが、今となってはこの人無しではドラマの魅力が三割減というくらいの存在になりました。さすがです。

 この人を知ったのはもちろん「カーネーション」が最初でしたが、その後の「最高の離婚」で完璧にファンになり現在に至ります。昨年のドラマ「グレースの履歴」も最高でしたし、私の中では現在好きな女優のベスト3に入ります。もしかすると1位かも。

 そして現在は沖縄に住んでいるそうでその話も意外でした。人生楽しんでますね。女優さんによってはドラマや映画の時はすごく良くて、トーク番組で見ると「あれっ?」と思う人もいますが、この人はしゃべる表情を見てるだけで楽しいし元気になります。CMは案外そうでもなくてドラマで輝くのも好感度高いです。(この意見には個人差があるでしょうが。)

 ということで、今回の映像は保存版決定です。朝ドラでのナレーションは今後も楽しみですが、次はやはりドラマで見たい存在です。


「新プロジェクトX」にも縁がないようです

2024年06月12日 | TV番組レビュー

 そもそも「プロジェクトX」を見た事がないという話は前に書きました。それで4月から始まった「新プロジェクトX」はどうかというと、まだ一度も見ておりません。別に避けてるわけではないのですが、たまたまタイミングが合わず。

 というのも、4月の初回から毎週土曜の行動が

1週目:甲斐よしひろビルボードライブ
2週目:薬師丸ひろ子コンサート
3週目:バンドの練習日で外出
4週目:実家へ帰省中にニャンコが脱走しドタバタ
5週目:スペクトラム楽器持ちよりオフ参加
6週目:バンドの練習日
7週目:池袋ジャズフェスを見るため外出
8週目:家族で外食
9週目:なんか知らんけど見ておらず

という状況。まあ毎週土曜の夜に家にいなかったり、そうしているうちに放送してること自体忘れてたという事情ですが、こういう巡り合わせという事は今回も縁がないのでしょう。

 新シリーズの方は世間で話題になっている様子がないのですが、世間の評価はどうなのでしょう。約20年ぶりの復活ですが、前のシリーズは団塊世代の人が支持してたという話もありました。そういう人たちがもう引退したり枯れてしまったのか、土曜の夜は7時くらいには寝てしまうのか。

 NHKだと「映像の世紀」とか「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」とか好きですが、あれを土曜の晩酌の時間帯に見たいかというとそんなこともないので、やはり「ブラタモリ」がよかったなあとあらためて思ったりします。


「アタック!真理ちゃん」でNACを見ました

2024年05月28日 | TV番組レビュー

 「アタック!真理ちゃん」は名前の通り天地真理をメインにした番組で公開放送でした。1974年の4月から半年間TBS系列で放送されてたので、当時は私も見てたかも。(天地真理には当時も今も興味ないですが。)

 現在はCSのホームドラマチャンネルで放送されてますが、ここに出てくるゲストがなかなか魅力的。昨年は大型フェリー「さんふらわあ」の船内での収録回でキャンディーズ、小林美樹、三輪車などをみて「ワーイ!」と喜んだのですが、今回も意外な出演者を見ました。

 誰かというとフォークグループのNAC。正式名称は「ニュー・アコースティック・コーラスバンド」で略称がNAC。当時はあのねのねの弟分とも言われていて、私はあのねのねの映画「冒険者たち」の上映会イベントでこのNACと河島英五を見た事あります。

 今回は1974年6月20日の放送回で、ゲストは欧陽菲菲とザ・パンダでしたが、番組表にはNACの文字もあったので「もしや」と思い録画したらビンゴでした。彼らのヒット曲というと「表参道」なのですが、今回歌ったのは「京都の青い空」。1コーラスだけだったしあっという間に終わったのですが、この曲でもテレビに出てたんですね。

 

 ご覧の通りボーカルの西岡さんはギターを持たずに歌だけでしたが、一応客席からは黄色い声援も飛んでたので当時はそういう位置づけのグループだったのかも。

 彼らのレコードも持ってたのでこの曲も知ってたのですが、調べたらこれの次のシングルが「表参道」だったのですね。私はそっちがデビュー曲かと思ってたので意外でした。

 知らない人にとっては「なんのこっちゃ」という話題でしょうが、私としては彼らの演奏する姿が見られたので大満足。なんと言っても、あのねのねのお二人と同様彼らも私にとっては大学の先輩ですので。あの人たちは学部はどこだったのかなぁ。

 いやそれにしても貴重な映像を見ました。ホームドラマチャンネルは侮れませんね。


もっとキレが欲しい>サンデーモーニングの膳場貴子

2024年04月21日 | TV番組レビュー

 サンデーモーニングの司会が変わって今日で3回目。毎週見てる番組なので、長年やってた司会者が交代すれば雰囲気が変わるのは当然。別に関口宏が大好きなわけではないですが、今となってはあの語り口が良かったというのは感じます。

 実は膳場貴子は嫌いではないので、毎週日曜の朝に見られるならいいかと思ってたのですが、3回見た感じではもっと覇気やキレが欲しい印象。

 特に、コメンテーターに話を聞く場面で「いかがでしょうか、〇〇さん。」というあたりが、囁くような消え入りそうな声に聞こえて、朝なんだからもっと爽やかに元気よくやっていただけないものでしょうかと。「膳場貴子ってこんなだったっけ?」と思ってしまいました。

 また、膳場アナはスポーツがまだ得意ではないということでサブキャスターとして駒田アナも出てますが、そのために唐橋ユミさんのしゃべる時間が削られてるような気がします。とはいえ、今日はそこは改善してたようなので、全国13万人の唐橋ファンの声が届いたのでしょう。

 あとは、折角司会者が若返ったのだから、コメンテーターも一新すれば良かったのに。寺島実郎も言ってることはちゃんとしてますが、あの苦虫噛みつぶしたような顔でしゃべるのは楽しくないです。そこも関口宏なら「あ、そうですか。」とさらっと流してましたけど、膳場アナは重く受け止めてしまう感じだし。

 そんなこんなですが、結構出張も休日出勤もあったコロナ前の頃は、日曜の朝に自分の家でサンデーモーニングを見ると「ああ、日曜だ。今日は休みだ。」と思えて嬉しかったものです。そういう存在に感じてる人は多いのではないでしょうか。

 ただ、この番組は結構批判も多くコタツ記事の格好の標的にもなってました。が、関口宏の言いまつがいとかスポーツコーナーで落合が何を言ったとかそんな事ばっかほじくって書いてるライターは空しくならないものでしょうか。そういう記事を見て「こんな番組はまったくけしからん!」という人もいますが、そういう人に限って「まあ見たことないんだけど。」という意見もあったようなないような。

 まあ私がそう思うくらいだから、もしかしたら番組側でもテコ入れ考えてるかも。世間の評判は知りませんけど、特別良い評判も悪い評判も聞こえてこないから、今は様子見の人も多いのでしょうね。

 ということで、こたつブログでした。とはいえ我が家にはこたつはありません。


「カンブリア宮殿」で島村楽器の話を見ました

2024年04月14日 | TV番組レビュー

 テレビ東京で放送中のドキュメンタリー番組「カンブリア宮殿」で島村楽器の話をやってました。

 ご存じ大手の楽器販売チェーンですが、コロナ禍を経て好調な業績を続けているとの事。その秘密は、楽器を売るだけじゃなく購入した人が続けられるサポートを様々行っていること。コロナ禍で、自宅でできる趣味として楽器を始める人も多かったようで、そういう人を離さないということで。

 楽器店では演奏の教室もやっているところが多いですが、大抵は外部の委託講師が担当しています。しかし、島村楽器では講師も社員であるため外部講師のスケジュール優先ではなく、受講者が希望する日時を選びやすいとか。

 他にもオンラインの動画サービスにも注力し、番組ではあいみょんの「マリーゴールド」をギターで練習している女性の様子がありましたが、まずは弦を1本だけ弾いて、段々押さえるところを増やして数か月で達成できたとか。本人のコメントでは「それっぽく弾けているのが嬉しい。」のですと。確かに楽しそうでした。

 そもそも、ある調査によるとギターを購入した人の8割が半年以内で挫折しているというデータもあるそうで、そういう状態をなくしたいという現社長の思いも大きいようです。

 確かにギターを続けていればまた新しいギターが欲しくなったり、フォークギターから始めたのがエレキギターも弾いてみたくなってエレキも買ってアンプもエフェクターも揃えたり、楽器屋さんにとってはお得意さんになりますしね。

 島村楽器ではオリジナルブランドのギターも揃えていて見てるのも楽しいし、私も新潟に住んでた時は近所に店があったのでちょくちょく寄ってました。買ったのは小型のアンプと弦とかピックの消耗品とスタンドくらい。あまり良いお客ではなかったかもしれません。

 それで、ここしばらく島村に行ってないなあと思ったら、それもそのはずで埼玉県西部には店がないのでした。「そうか、私がギター上達しないのは島村楽器が無いせいか」と思った瞬間です。

 なお、新たに楽器を習うなら何がいいかと考えると、次に悪化したら手術と言われてるほどのバネ指経験者なのでピアノはもう随分前に諦めてて、コンガやボンゴ、カホンなどの叩くパーカッションも無理。サックスとかフルートはちょっとやってみたい気があるけど、一番習いたいのはペダル・スチールギター。あれなら左手の腱鞘炎関係なさそうというのは安易でしょうか。

 ま、どっちにしても近所に島村楽器ないんですけどね。それにしても、この番組は初めて見ましたが村上龍が番組MCなんですね。テレビで見たのはRyu's Bar以来かも。なお、その番組の内容はこちらからどうぞ。


実はプロジェクトXを見たことがなく

2024年04月05日 | TV番組レビュー

 特に理由はないのですが、プロジェクトXを見た事ありません。以前放送していた時はたまたまタイミングが合わなかったというか、そもそも何曜日にやってるかも知らなかったくらい。

 調べてみると2000年から2005年まで放送してたそうですが、その頃は帰宅は早くて21時くらいだった気がします。それから風呂入って食事してというのが日常で、平日はまともにテレビ見る習慣はなかったかと。今考えると無駄が多かったのでしょうし、働き方改革という言葉がもっと早く言われていればと思います。ただ、中島みゆきの「地上の星」がヒットしてたので、あの番組のテーマだというくらいは知ってました。

 当時どれくらい話題になってたかというと、この番組のファンの会社員が毎朝この曲で気合入れて起きるという話があったくらい。これは番組のファンだから通じるのであって、もし会社の寮にいて隣で寝てる奴が毎朝これを大音響でかけたら、「朝からこんな暗い曲は勘弁してくれ。」と言ったことでしょう。

 そのプロジェクトXがまた始まるそうで、それも土曜の夜。ブラタモリの時間帯なので、今度は見る機会があるかもしれません。番組名がシン・プロジェクトXなのかどうかは知りませんが、やはり土曜の夜だとお色気要素満載になるでしょうか。それなら見てもいいけど。←結局そこ?


NHKニュースの新キャスターをチェック

2024年04月02日 | TV番組レビュー

 NHKニュースのキャスターがあちこち変わってます。あさの「おはよう日本」は首藤奈知子アナが月~木はそのままで、金~日が赤木アナになるんですね。サブのキャスターが変わったようですが、実は6時台しか見てなかったリ。

 その6時台で、世界のメディアザッピングとか交通情報の前に出てきた野口葵衣アナは、見覚えがあると思ったらブラタモリやってた人ですね。

 18時台の「首都圏ネットワーク」は、上原アナが産休に入ってから代わりの人がやってましたが、昨日から江原啓一郎アナ、寺門亜衣子アナの担当になり、昨日は宮﨑あずさアナも加わって番組冒頭にそれぞれ自己紹介がありました。この三人は爽やかな雰囲気で、特に宮﨑アナが可愛くて萌えっと来ました。ま、これは首都圏ネットワークというくらいだから見られるのは首都圏の人のみ。埼玉が首都圏だと再確認した瞬間です。ちなみにしゅと犬くんのお姉さんはそのままでした。

 19時のニュース7は糸井アナと副島アナが担当になりましたが、この二人は元々顔が売れてるせいか昨日の冒頭で「我々が担当します。」という挨拶のみ。まあそもそも7時台はニュース伝えるだけでいっぱいいっぱいだから、時間に余裕ないですしね。

 ネットのニュースによると、糸井アナは真面目そうに見えて実はオラオラ系で、副島アナは自分大好きなタイプだからスタッフは大変だろうとか書かれてました。本当かどうかは知りませんが、NHKのこの時間帯のキャスターになるとあることないこと色々書かれるのでしょう。私は画面上でちゃんとしてて、なおかつニュースをちゃんと伝えてくれればいいと思う次第。昨日見た感じでは、さすがにこの二人は語り口は落ち着いてるし安定してますね。

 そして注目の「ニュースウオッチ9」はメンバーがガラッと変わって、広内仁さん、佐藤真莉子さん、星麻琴さんの三人になりました。広内さん、佐藤さんはアナウンサーじゃなくて記者出身なんですね。

 広内キャスターは政治部にもいて、ワシントンでの経験もあるそうなので、当然秋のアメリカ大統領選も見据えての起用でしょう。その辺、本人のこだわりや骨太の意見を期待したいところですが、初回は表情も硬かったです。そこは佐藤キャスターもまだこういう位置づけに不慣れな感じでやはり硬かったし結構目が泳いでたりして、そこは星アナがしゃべりだすとホッとする感じがあったりしました。

 多分昨夜は厳しい反省会があったものと思われますが、まあこの人たちでどういう雰囲気の番組になるかはしばらく観察しましょう。NHKも色々考えがあってのことでしょうし。とはいえ、わたしゃ長年受信料払ってますからNHKには厳しいです。

 なお、平日午後に生ワイドの「午後LIVE ニュースーン」というのが始まってますが、さすがにそこまではチェックできません。何しろ当方一般男性ですし。


あさイチプレミアムトーク:ゲスト 趣里(2024年3月15日)

2024年03月18日 | TV番組レビュー

 朝ドラ「ブギウギ」の出演者が次々とゲストに出る中、先週の金曜は満を持してヒロインの趣里さんが登場。ドラマの中とは違う素敵な衣装と自然なメイクで話す様子は、すごく可愛らしい方でした。

 ただでさえ長丁場のドラマなので、本当に忙しかったというのは話の中からもヒシヒシと。ご本人は事前準備をしっかりして台本も余裕を持って覚えてから収録に臨むタイプだそうですが、このドラマは歌のレッスン、ステージパフォーマンスの準備など色々あり過ぎて、台本を前日に覚えるような事態にもなったとか。

 それでも、やっているうちに脳が鍛えられてこなせるようになったそうです。劇中劇の場面も多かったし、何よりも歌手の役であったので相当な苦労があったのでしょうね。

 ビデオでのコメントゲストは羽鳥善一役の草彅剛で、印象に残ったシーンとして事務所の移籍を考えたスズ子を説得する場面がありました。あれは草彅さんが「やり過ぎだ」と言われることを覚悟の上で弾けまくり、趣里さんは笑いを堪えるのに必死だったとか。実際笑ってしまってストップになったこともあったようですが、放映されたシーンはかなりカットされたとのこと。草彅さんが関西弁でまくしたてる場面はバッサリ切られてたとか。

 また、草彅さんはドラマの中と同様に趣里さんを可愛がっている様子がありありと伝わってきました。自分は東京での仕事も色々あるけど、大阪の収録に戻ってきた際に趣里さんを見ると「ああ、この人はずっとスズ子のまま頑張ってるんだ。」と思わされたとの事。素敵な関係ですね。

 趣里さんがバレエ留学でケガをしてその道に進むことを断念したのは知ってましたが、足首の剥離骨折は今も影響があり、別の舞台では再発させてしまったこともあったとか。今回もラインダンスはもとよりステージでの激しいパフォーマンスがあり、その辺の懸念はなかったかと聞かれて「そこはそこでやってみるしかない」という覚悟だったとか。

 他にもドラマに出演したメッセンジャーの黒田有さんがビデオでのコメントを寄せてましたが、趣里さんは小柄なのにかなり食べるという話を明かしててそこは意外。あの元気いっぱいの演技はそこに秘密があるのかも。

 と、そういう話が色々聞けたのですが、この日は国会中継があって番組は8時台のみ。こういう時はあさイチはじっくりやって貰えませんでしょうか?>NHKさん サブチャンネルというものもあるんだし、まったく。なんのために受信料払ってるんだか。


ブラタモリ終了ですと

2024年03月05日 | TV番組レビュー

 NHKの4月の番組改編のニュースで「ブラタモリ」が終了するのを知りました。結構好きだったので残念です。とはいえ、毎週欠かさずということはなく、土曜の夜に家にいて興味がある回だとちゃんと見てた感じ。内容はともかく、土曜の夜にあれが見られるとなんとなく安心感がありました。どの回も雰囲気はよいし、私はあまり旅行に行かないので知らない事も多いし。

 特に大掛かりなロケでなくても、初期にやってた古地図を見ながら都内をそれこそブラブラ歩くような回が印象に残ってます。どの世界にもちゃんとした専門家がいるので、そういう人の話を聞くと見た目にはなんのことはない坂道が凄く意味があったり、以前は川だった場所がわかったり、そういうのが好きでした。

 ロケでは、黒部ダム、金沢、福井、東尋坊、フォッサマグナ、などが特に記憶に残ってます。ただ、タイトル一覧を見てるとあらためて見たい回も結構あります。よく知ってるところでは佐渡とか新潟とかは「え、こんだけ?」という感じだったので、もう一回別のテーマで行って欲しいところもありますね。そういえば、タイトル見て興味持って録画だけして見てないのも結構あったりするかも。

 タモリについては、「早くいいともなんかやめてタモリ倶楽部とブラタモリに専念して貰いたい」と思ってたのですが、タモリ倶楽部は去年終わったし、ブラタモリもいよいよ終了と。ただ、レギュラー放送が終了という話もありますので、今後も単発でやることを期待しています。年に4回くらいやってくれませんでしょうか。


またまたいいともの思い出

2024年01月26日 | TV番組レビュー

 昨年末に録画した「徹子の部屋」を見ました。毎年恒例のタモリのゲスト回。タモリは昨年ギャラクシー賞の60周年記念賞を受賞したそうで、その授賞式のコメントが出てましたが、思い出のエピソードとして「笑っていいとも」で有吉佐和子が暴走してしゃべり続け、あとのコーナーが全部潰れた話をしてました。

 今回は「徹子の部屋」だったので、当の黒柳徹子もいいともでしゃべり続けた経験がありその話も出ました。ただし、黒柳徹子本人によるとあの日はプロデューサーが「もっとやれ」と合図をしてきたため話し続けたとか。

 その有吉佐和子の回がいつだったかというと1984年6月22日、黒柳徹子の回がその三か月前の3月だったそうで、私はどちらも見てません。「テレフォンショッキング」が長引いくと、その後のコーナーで準備してたレギュラーの出番がなくなるわけで、その場合困る人とそうでもない人がいそうな気がします。

 困るのは当然芸人さんで、人気番組で顔を売って営業の機会を得ることも多いのでしょうから切実な問題でしょう。悔しいという以上に本気で怒ってたかも。別の時ですが、出番がなくなりそうになった鶴瓶が乱入してきたのを見た記憶もあります。

 一方、たいして困らないかもしれないのは、文化人枠というか既に十分有名で営業の必要が無いような方々。例えば中村泰士、つのだ☆ひろ、小林克也など。あの人たちは、コーナーなきゃないでもいいという感じではなかったでしょうか。どういう経緯でコーナーやってたかわかりませんが、そもそもテレビ的な芸があるわけではないですし。まあ、この辺はあくまでも想像でしかないです。

 そんなこともありましたが、あの番組も2000年代に入ると売れっ子芸人が毎日何組もレギュラーでいて、テレフォンショッキングもフジテレビのドラマやバラエティ、関連の映画や演劇などの出演者が次々と出てきて意外性はなく、話も台本通りだった印象。

 コーナーも詰め込むだけ詰め込んで、各自の役割果たせば時間が終わる感じ。まったく面白くないと思ってましたが、考えてみればその頃は仕事で行った先か定食屋のテレビでしか見なかったので、ちゃんと全容を把握していたわけではありません。

 ああなるとまったくタモリの個性が活かせてないと私は思いましたが、恐らくギャラは高かったと思われ、台本通りに動く若手芸人を適当に転がせば稼げるということもあったのかもしれません。実際はわかりませんが、視聴者にそんな事を思わせること自体番組としてはいけません。

 いずれにしても、今では昔のような生放送のハプニングというのがなくなりました。ハプニングというとテロップの間違いとかしゃべってるのに音声が出てないとかそんなのばっかし。何が起こるかわからない生放送のスリルというのは、もう味わえないのかもしれません。とはいえ、リアルタイムで見てる人が減ってるからそもそもスリルがないですか。

 そうなると、テレビの生きる道というとやはりしっかり作りこんだドラマか、生演奏の歌番組か、スポーツの生中継ということになりますか。ということで、「笑っていいとも」とは全然違う話になりました。まあそれも時代ですか。