今日のひとネタ

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今年これまでの石川ひとみのライブセットリストを振り返ってみる

2024年12月08日 | 石川ひとみ

 石川ひとみさんのライブも今年は残すところあと1回。私は今年3回行ってますが、そのセットリストを振り返ってみます。

 行ったのは下記の3回ですが、どれも2回公演で見たのはすべて2ndステージ。1stとはちょっと曲目が違うようですが、私が見た回ということでご容赦ください。


<7月15日 石川ひとみ Acoustic Live with Strings at COTTON CLUB>

<メンバー>
斉藤哲也 (p)
地行美穂 (vln)
梶谷裕子 (vla)
菅野真衣 (vlc)

◇セットリスト
1.ひとりぼっちのサーカス
2.置き忘れたメモリー
3.好・き…
4.風薫花~kazekaoruhana~
5.粉雪のぬくもり
6.おいしいもの
7.遠く遠く(槇原敬之のcover)
8.40回目のlove song
9.三枚の写真
10.笑顔の花
11.まちぶせ
<アンコール>
プリンプリン物語
おやすみ前に

 

<9月16日 at Billboard Live 横浜>

<メンバー>
斉藤哲也(Pf)
山田直毅(Gt)
園山光博(Sax, Fl)
元田優香(Perc)

◇セットリスト
zankyouhanabi
ひとりぼっちのサーカス
ひとりじめ
もんしろちょう
粉雪のぬくもり
おいしいもの
遠く遠く(槇原敬之のcover)
40回目のlove song
三枚の写真
笑顔の花
やさしくなりたいだけ
まちぶせ
<アンコール>
プリンプリン物語
君は輝いて天使にみえた

 

<11月29日 石川ひとみ Premium Live 2024 at 羽田ティアットスカイホール>

<メンバー>
Gt 山田直毅
Piano 斉藤哲也
Bass 石村順
Dr 夏秋文尚
Sax 園山光博
Pec 元田優香

◇セットリスト
Private Film Star
右向け右
懐かしきリフレイン
夕暮れて
さよならの理由
プリンプリン物語~
空(そら)~
おかあさんのうた~
わたしのそこく
ハッピー・アドベンチャー
三枚の写真
空色のフォトグラフ
くるみ割り人形
夢番地一丁目
笑顔の花
Do You Love Me?
<アンコール>
にわか雨
まちぶせ
らぶ・とりーとめんと

 先月のプレミアムライブは懐かしい曲がいっぱいで特別なセットリストでしたが、3回とも歌われていたのが「まちぶせ」「三枚の写真」「プリンプリン物語」「笑顔の花」など。

 この3回それぞれで演奏陣の編成が違うので、それに合わせた選曲という事もありそう。15日(日)のコンサートは演奏がギターとバイオリンだけですが、おそらくバックトラックも合わせて行うことになるでしょうから、どんな曲が出てくるかはわかりません。逆に自由度が増す予感もあります。

 上記の曲目を見て「これは生で聴きたい!」と思う方は是非お出かけ下さい。詳細は以下の通りです。

<石川ひとみ プレミアムコンサート ~笑顔の花~>

日程:2024年12月15日(日)

開場:13時30分  開演:14時00分

会場:森町文化会館大ホール
    静岡県周智郡森町森1485

チケット料金【全席指定・税込】 ミキホール友の会:6,000円    一般:6,500円
(チケットは電話予約・チケットぴあ・各プレイガイドでも取扱をしております。)

詳細はこちらからどうぞ。


石川ひとみ Premium Live 2024が映像化されたなら

2024年12月04日 | 石川ひとみ

 先週金曜の「石川ひとみ Premium Live 2024 at 羽田ティアットスカイホール」では、会場にビデオカメラが何台も入ってました。ここ数年の経験で考えると、こういうケースはまず映像化されるものと思っています。それが配信だけかDVDでの発売かは別にして。

 ここ数年で発売されたライブDVDとブルーレイはこちらの通り4枚あります。2021年が初DVD発売でしたが、どの作品も私にとっては宝物です。


 それで、もし今回のライブが映像として発売された場合、過去のDVDやブルーレイに収録されていない曲はどれくらいあるか並べてみると以下のようになります。

<初映像化曲>
Private Film Star
懐かしきリフレイン
夕暮れて
なきまね(第一部のみで演奏)
空色のフォトグラフ(第二部のみで演奏)
Do You Love Me?
らぶ・とりーとめんと

 どれも近年のライブでは珍しく、そもそもコンサートで歌われることが少ない曲もありますので、これが映像として手元に残るのならこんなに嬉しい事はありません。あの感動を何度も味わえますし。

 さらに「右向け右」も、昨年の45周年コンサートではメドレーの中の1曲として披露されましたが、今回はフルサイズですのでこれも大歓迎。

 そして「プリンプリン物語」コーナーで歌われたのが、

プリンプリン物語~
空(そら)~
おかあさんのうた~
わたしのそこく
ハッピー・アドベンチャー

などで、これらももちろん初映像化となります。

 これならこれまでのDVDを持っている人も絶対欲しくなりますし、今回のライブ映像を初めて買った人が、その後過去のディスクに遡ってもダブリが少ないということになります。

 今回のライブには、プリンプリン物語の再放送で歌を聞いたのがきっかけで見に来たという人も少なからずいたようです。そういう人には以前のライブ映像にも触れていただきたいと思う次第です。また、その辺を考えると今回聞けた曲のいくつかはサブスクにもなくCDでも入手できないというのがもどかしいです。

 そんなこんなですが、とにかく映像の発売を心待ちにしています。


石川ひとみ Premium Live 2024 at 羽田ティアットスカイホール

2024年11月30日 | 石川ひとみ

 昨日羽田ティアットスカイホールで開催された「石川ひとみ Premium Live 2024」に行ってきました。昼と夕の2回公演ですが私が行ったのは夕方。18時半開演でしたが、途中の電車も大混雑だったし、何しろ会場は羽田空港の出発ロビーのすぐ上。会場内外で華やかな雰囲気が漂うライブでした。

 事前に公式Xや公式サイトから発せられた情報によれば、「プリンプリンのメドレーがある」「懐かしいアルバム曲も多数ありそう」という事で、まさにプレミアムな予感。

 今回のバンドメンバーは以下の通り。すべてお馴染みの方々で、この人たちならどんな曲でも演奏できそうですし期待感いっぱいでした。

Gt 山田直毅 (ex.MMP)
Piano 斉藤哲也 (from Under current、ナタリーワイズ)
Bass 石村順 (from 葡萄畑 ex.NEW PONTA BOX)
Dr 夏秋文尚 (from moonriders)
Sax 園山光博
Pec 元田優香(from Percussion Performance Players!!(PPP))


 そして今回のセットリストは以下の通り。

Private Film Star
右向け右
懐かしきリフレイン
夕暮れて
さよならの理由
プリンプリン物語~
空(そら)~
おかあさんのうた~
わたしのそこく
ハッピー・アドベンチャー
三枚の写真
空色のフォトグラフ
くるみ割り人形
夢番地一丁目
笑顔の花
Do You Love Me?

<アンコール>
にわか雨
まちぶせ
らぶ・とりーとめんと


 今回は平日かつ月末の開催だったので、どうしても都合がつかず涙をのんだファンも多かったのではないでしょうか。私も日程を聞いた時には一瞬悩んだのですが、参加して本当によかったです。行かなかった場合、誰かにセットリスト教えて貰ったら「なんじゃ、こりゃ~!」と叫んで激しく後悔したと思いますし。

 何よりも、いつもは静かに始まることが多い1曲目がいきなり夏秋さんのスネアの「タカタカタン!」で始まる「Private Film Star」で度肝を抜かれました。先に昼公演もあったのでひとみさんものってたのでしょうが、出だしの声の張りで「わお、絶好調!」と感じました。

 「Private Film Star」もそうですが、まさかの「懐かしきリフレイン」もあり、本編ラストが「Do You Love Me?」でここまで「まちぶせ」が出てこなかったというのも衝撃的。私はライブ参加歴6年ほどの新参者ですが、生では初めて聞いた曲が3曲もあってまさにプレミアムでした。

 そして中盤には予告通り「プリンプリン物語」のメドレーもあり、出色は「わたしのそこく」。あの曲の高音域をそのまんまのキーで聞かせてくれたのはびっくりでした。さすがにこれは回避するか、あってもメドレーでちょろっとかと思ってたのですが、メドレーとはいえフルコーラスであの声が何度も聞けましたし。45年前の曲をそのまま歌えるのはもう超人と言えましょう。

 途中では、ボンボン、おさげ、カセイジンに語り掛けるプリンセス・プリンプリン風のセリフも入ったり、こちらも今回の特別な企画かと思います。

 アンコールは「にわか雨」から始まって、「まちぶせ」のエンディングが終わるかと思った瞬間にいきなりのリズムチェンジで何が始まるかと思ったら、これが「らぶ・とりーとめんと」のサビ。

 そのまま頭に戻ってフルコーラス披露で、間奏では山田直毅さん、石村順さんとのダンスもあり、これまたプレミアムな企画でした。この曲は聞ければいいと思ってたのですが、こういう形で聞けたというのは最高の盛り上がりでの終了でした。

 終わってみれば、最新アルバムの「笑顔の花」からはタイトル曲の1曲のみだったわけで、実際にチャレンジングなセットリストだったと言えるでしょう。

 石川ひとみさんは最後まで声も笑顔も絶好調で見ているこちらは大満足。いつもより頬が紅潮して見えたのは私だけでしょうか。昨年の45周年コンサートを見た時は「こういう石川ひとみが見たかった!」と書きましたが、今回は「こういう石川ひとみも最高!」と記しておきます。

 そして今回のお買い上げはカレンダーとこちらのTシャツ。ご本人による似顔絵イラスト入りです。ロゴだけよりはこういうのがいいですよね。


 あとは備忘録ですが、ドラムの夏秋さんが今回は普通のセットだったことが意外。いつもはセットの右手にハイハットがあるオープンな叩き方なのが、普通に左側にあったと。まああれだけのキャリアの方だからいかようにもできるのでしょうが。

 さらに、いつもは5弦ベースの石村順さんが普通に全編ジャズベースでした。同じ曲をやるにしてもかなりフレーズが変わる気がするのですが、そこはそれ今回も盤石の演奏で最強のリズム隊でした。

 山田直毅さんは、ほとんどが最近メインで使っているP-90が二つ搭載されているフジゲンのストラトタイプのエレキで、一部いつものASTURIASのエレアコでした。今回はポップで賑やかな曲が多かったですしね。そして開演前に足元もチェックしたら、Kemperのフットスイッチ以外にコンパクトエフェクターもセットされていて「ほぉ~」と思いました。以上ギターオタクからの報告です。


 本当に素晴らしいコンサートでしたが、今回は平日だから行けなかったという方にはまだ年内にコンサートがありますので、そちらへお出かけになっていかがでしょうか。バンド編成が違うので同じ曲にはならないと思いますが、逆にまた全然違うセットリストが聞けるかも。詳細は以下の通りです。


<2024年12月15日:プレミアムコンサート~笑顔の花~>

日時:12月15日(日) 開場13:30 開演14:00
会場:森町文化会館大ホール
    静岡県周智郡森町森1485
料金:ミキホール友の会 6,000円    一般 6,500円
出演 石川ひとみ Gt 山田直毅 Vlin 武藤祐生

チケットは電話予約・チケットぴあ・各プレイガイドでも取扱あり。
お問い合わせ 0538-85-1111(月休)


今週金曜は石川ひとみ Premium Live!

2024年11月26日 | 石川ひとみ

 

 

 石川ひとみさんといえばヒット曲「まちぶせ」でお馴染みですが、昨年はデビュー45周年を迎えその記念コンサートが大成功を収め各方面から絶賛された事も記憶に新しいところ。

 今年の活動としては7月に丸の内コットンクラブで初のライブを行い、9月には定番ともなってきたビルボードライブ横浜と大阪でのステージもありました。いずれのステージでも変わらない歌声を聞かせてくれて、ファンも大いに盛り上がりました。

 その石川ひとみさんですが、今週末29日(金)にライブがあります。タイトルは「石川ひとみ Premium Live 2024 at 羽田ティアットスカイホール」ということで、今年初のホールコンサートとなります。

 現在Eテレで「プリンプリン物語」が再放送中ですが、主人公プリンセス・プリンプリンの声優も努め、主題歌や劇中歌で明るい歌声を聞かせてくれたことも皆さん記憶しているかと思います。

 最近のステージではサプライズとして「プリンプリン物語」を歌う事もありましたが、今回は公式サイトで『「プリンプリン物語」メドレーも披露予定!』とはなから宣言されています。

 また、懐かしい曲もたくさん歌うというのも公式Xにて告知されていますので、名前の通りプレミアムなコンサートになることは間違いありません。昔好きだったとか、アルバム何枚か持ってたけどコンサートは行ったことなかったという方には、あの歌声を生で聞く絶好のチャンスです。行ってみればわかりますが、曲のキーはすべて昔のまま。ファンだった人にとっては感涙ものでしょう。(近年のステージの様子としては冒頭の動画をご参照下さい。)


 ということで、詳細は以下の通りです。平日の開催ではありますが、夕公演は18時30分開演ですので仕事があっても都合付けられる方もいるのでは? 今の世の中、自然災害とか感染症の蔓延とか色々ありますので、「まあ、そのうちにまた」とか「今回はやめとくけどいつか機会があったら」なんて言っていると、次の機会は来ないかもしれません。今回は初のハイタッチ会という企画もあります。これは滅多にないかも。(詳細はこちら

 そんなこんなですが、少しでも気持ちが動いたら羽田へGO! ねえみんな、青春とは羽田に向かっていくものなのよ。頑張って…。

 

<石川ひとみ Premium Live 2024 at 羽田ティアットスカイホール>
日程:2024年11月29日(金)
会場:羽田ティアットスカイホール
   東京都大田区羽田空港2-6-5

昼公演(1回目) 開場 14:30 / 開演 15:30~
夕公演(2回目) 開場 17:30 / 開演 18:30~
料金全席指定席 ¥8,000(税込)
チケットチケットペイにて発売中

[昼公演(1回目)]の購入はこちら。
[夕公演(2回目)]の購入はこちら。

出演
石川ひとみ
Gt 山田直毅 (ex.MMP)
Piano 斉藤哲也 (from Under current、ナタリーワイズ)
Bass 石村順 (from 葡萄畑 ex.NEW PONTA BOX)
Dr 夏秋文尚 (from moonriders)
Sax 園山光博
Pec 元田優香(from Percussion Performance Players!!(PPP))


石川ひとみライブ at Billboard Live 横浜(セトリ追加)

2024年09月16日 | 石川ひとみ

 昨日はBillboard Live 横浜で石川ひとみさんのライブを見てきました。二回公演だったのですが、その第二部の方。

 開場が17時、開演が18時なのでビールを飲むにはちょうどよい時間帯。おまけに場所が場所だけに調子に乗って赤ワインまで飲んでしまいました。

 今回のステージではドラムとベースがおらず、バンドメンバーは以下の方々でした。

斉藤哲也(Pf)
山田直毅(Gt)
園山光博(Sax, Fl)
元田優香(Perc)

 園山さんはAlto Saxとフルート以外にもクラリネットや鍵盤ハーモニカも駆使しての大活躍。元田さんは私の席からはあまり見えなかったのですが、細かい技以外にもカホンでドスドスと低音を鳴らしてました。

 基本に斉藤哲也さんのピアノが流れていて、そこに他の三人が絡む感じで、腕利きの方々が支えると本当に自然に歌声が映えます。気づくと「あ、そういえばバックは4人しかいないんだった。」と。どういう感じか聞いてみたい方は、20日の大阪公演はまだ間に合います。今回は直毅さんのアコギのソロやオブリガードがいつもより多かった気がします。

 全般的に二曲とか三曲繋がって演奏されるパターンが目立ったので、曲順とかアレンジがよく練られたステージだったかと思います。大阪公演があるのでセットリストは書きませんが、7月のコットンクラブの感じがありつつ、初めてライブで聞く曲もあったりで、最後まで目が離せないステージでした。

 10月から「プリンプリン物語」の再放送が始まる事もあり、その話では大いに盛り上がりましたが、実際開始された際にはブームを起こしたいですね。そこも注目です。

 それにしても、ここの会場は駅を降りた時から気分が盛り上がるので好きな場所です。コンサートも色々な楽しみ方がありますが、今回はカウンター席で右隣りが家人、左が友人だったので本当にゆったりと落ち着いて見られました。

 大阪公演が終わったらセトリを追記しようかとは思ってます。何度も言いますが、これを見て興味を持った方は大阪に是非。あるいは11月に羽田でのコンサートもあります。

 

大阪公演終了したので以下追記。9/15(日)横浜の2ndステージは以下の曲目でした。1stとはアンコール2曲目が違ったそうです。

zankyouhanabi
ひとりぼっちのサーカス
ひとりじめ

(MC)
もんしろちょう
粉雪のぬくもり

(MC)
おいしいもの
遠く遠く(槇原敬之のcover)
40回目のlove song
三枚の写真

(MC)
笑顔の花
やさしくなりたいだけ

(MC)
まちぶせ

<アンコール>

(MC)
プリンプリン物語

(MC)
君は輝いて天使にみえた


石川ひとみ Acoustic Live with Strings at COTTON CLUB(2024年7月15日)

2024年07月16日 | 石川ひとみ

 

 我らがひっちゃんこと歌手の石川ひとみさんが丸の内のライブレストランCOTTON CLUBに初登場。そして会場の雰囲気に合わせてか、Acoustic Live with Stringsというタイトル。昨日はその2ndステージを見てきました。

 

 

 首都圏には様々なライブレストランがありますが、ここへ行ったのは初めて。客席のキャパは約180席だそうで、ビルボードライブ横浜より一回り小さい感じで2階席もありません。その分、どの席からもステージに近い感じはしました。

 今回のステージはAcoustic Live with Stringsというタイトル通り、演奏陣は以下のような編成。ドラム、ベースなどのリズム隊はおりません。

斉藤哲也 (p)
地行美穂 (vln)
梶谷裕子 (vla)
菅野真衣 (vlc)


 こういう編成でどのあたりの曲をやるかと思ってましたが、まずピアノの斉藤さんと弦楽のトリオが登場し軽くチューニング。続いて石川ひとみさんが登場しステージが幕を開けました。今回のセットリストは以下の通りです。


1.ひとりぼっちのサーカス
2.置き忘れたメモリー
3.好・き…
4.風薫花~kazekaoruhana~
5.粉雪のぬくもり
6.おいしいもの
7.遠く遠く(槇原敬之のcover)
8.40回目のlove song
9.三枚の写真
10.笑顔の花
11.まちぶせ

<アンコール>
プリンプリン物語
おやすみ前に

(1stセットは「40回目のlove song」ではなく「君の声」だったとの情報あり。)


 石川ひとみさんのコンサートでは、それこそ息も止めて歌声の一音一音に耳をすましたいとも思う時があるのですが、今回はまさにそういうステージでした。この日の会場の雰囲気にピッタリの編成と選曲です。

 こういう編成でのお馴染みの曲もあれば、最新アルバムの曲からの3曲はアコースティック編成では初お目見えだったので注目でした。

 「風薫花~kazekaoruhana~」はCDだと和楽器も使ったアレンジが印象的ですが、今回は曲のメロディを取り出してあらためてじっくり聞いた感じ。もちろんCDでの雰囲気をベースにした演奏ですが、やはりいいメロディーですね。こういう聞き方は楽しいです。

 また「粉雪のぬくもり」はCDでは割と淡々とした感じではありますが、今回の編成で聞くとサビの歌い方がすごく熱くて歌詞に聞き入ってしまいました。これも良い曲だと再認識した次第。

 そういうしっとりした編成ではありましたが、今回はリズム隊がいないということで、「HOME・MADE-ただいま-」収録の「おいしいもの」で楽しい企画がありました。CDでも聞けるあのピコピコした打ち込みの音と、客席の数名に配布したカスタネット、そして全体の手拍子で客席と一緒に楽しむというもの。この企画はサプライズでしたが、我が家は家宝が増えました(笑)

 

 今回のサプライズはもう一つあり、中盤に槇原敬之さんの「遠く遠く」を披露。直前のMCを考えると長らく歌手活動を続けてきて、この曲の歌詞に思うところがあって歌う事にしたと思われます。実は私はこの曲を知らず、今回聞いてみて興味持ちました。

 本編ラストは「まちぶせ」で締めて、アンコールではまさかの「プリンプリン物語」。この会場でのプリンプリンなのでご本人も恐縮しておられましたが、カラオケでもアカペラでもなくアコースティック編成でのスペシャル版でした。飛び道具的な楽曲ですし、これは滅多に聞けないでしょう。

 そしてアンコールのラストは「おやすみ前に」。好きな曲ではありますが、こちらも「まさか」の選曲でした。今回まさかが多いです。

 本当に選曲も良かったしひっちゃんの声も絶好調だったし、MCでは今後の活動についての力強い言葉もあったし大満足です。演奏陣はそんなに何回もリハをやるスケジュールではなかったでしょうに、この日だけの演奏をすべてバッチリ決めたのは本当のプロフェッショナルの集まりだと思いました。見てると斉藤さんがカウントを出すケースがほとんどで、同期音源無しの一発勝負とお見受けしましたので緊張感あったでしょうに。

 客席のキャパを考えると、2回公演で延べ360人くらいの人だけが聞けたわけで、これはこの日限りで終わらせるのは本当にもったいなく、是非再演して欲しいステージだと思ってます。もっともっとたくさんの人に見て欲しいので。

 それにしてもいいものを見せていただきました。一日経った今も幸せな気分です。


謎の外国人ミュージシャン

2024年07月13日 | 石川ひとみ

 日本人歌手のレコードなのに、なぜか知らない外国人の名前が作者や演奏者でクレジットされていることがあります。それが本当に外国人なのか、実は何かの事情で名前を出せない国内大物ミュージシャンの変名なのかはわからないこともしばしば。

 このケースでカミングアウトされてびっくりしたのがムッシュかまやつ。私が中学生くらいでしたが、タニヤ・タッカーという米国人歌手が歌った「アラスカロックの風が吹く」と「ハローミスターサンシャイン」という曲の作曲者が「ミック・スチュワート」となってて、それが実はムッシュだったと。

 名前はミック・ジャガーとロッド・スチュワートを組み合わせたそうで、結構安易だったんですね。ただ、このシングルは日本国内向けの企画盤だった様子。

 同じく有名なのが筒美京平先生。1976年発売の「セクシー・バス・ストップ」はDr.ドラゴン&オリエンタル・エクスプレスというバンド名で洋楽レーベルから発売されました。が、Dr.ドラゴンも作曲者のJack Diamondも京平先生の変名。この辺りはしゃれてますね。浅野ゆう子も歌ってましたが、カバーとはいえ洋楽カバーではないと。

 ミュージシャンでは、尾崎亜美さんの初期のアルバムで見かけたTed.M.GIBSONなるアコギ奏者。そんな名前の人は見たことないので、ずっと誰かの変名だろうと謎のままだったのですが、ネットの時代になってググったらあっさりと吉川忠英さんだと判明。こちらはご本人所属のレコード会社から本名出すなと言われた様子。

 他には新田一郎さんのアルバムに参加していたB.J. Johnsonなるトロンボーン奏者。この人については、新田一郎さんの5枚目だったかで歌詞カードに、「この人物が誰かというと新田一郎のアルバムをさかのぼって聞けばよい。それでもわからなければスペクトラムにまでさかのぼればよい。」と書いてありました。まあ、あの人のトロンボーンの音なんて聞く人が聞けばみんなわかるのでしょうけど、名前は出せなかったのでしょうね。

 そして、1980年くらいに「ショック!! TAKURO 23」という吉田拓郎の曲をメドレーで発売したビートボーイズなるグループもいました。メンバーは、ジョン・ノレン、ジョージ・ハリセン、ポール・マッカーサーという三人組でしたが、彼らは一体誰だったのでありましょうか。

 それをいうと、ザ・タイマーズもあるやろという声も出ますね。メンバーは、ゼリー、トッピ、ボビー、パーだったそうで、元ネタを知らないと「なんのこっちゃ?」ですね。一体ゼリーとは誰だったのでありましょうか。(こればっか)

 と、色々書いてますが、そもそも石川ひとみさんの「Inside/Outside」収録の「Blue Dancing」の作曲者がPaul Fantasiaなる人物であることに「はて?」と思ったことから。これが海外の有名なミュージシャンであれば検索すればすぐ判明するのですが、実際まともにヒットしません。それを考えると、日本人ミュージシャンの変名ではないかと思うのですが真相はいかに? 

 ということで、ご存じの方はご一報いただければ幸いです。この件のオチはありません。本当にわからんので。


「まちぶせ」クイズ作りました

2024年06月29日 | 石川ひとみ

 三木聖子が歌い石川ひとみがカバーしたヒット曲「まちぶせ」についてクイズを作ってみました。すべて正誤を問うもので25問あります。何も見ないで20問以上正解した人は上級、15問以上なら中級と言えましょう。

 正解はブログのコメント欄にあります。問題の作成にあたっては細心の注意を払っておりますが、誤字誤植やデータの誤りがある場合は存分に指摘して下さい。ではどうぞ。

 


<三木聖子・石川ひとみ「まちぶせ」クイズ 全25問>

1.作詞:松本隆 作曲:荒井由実である。
2.発売は三木聖子が昭和51年6月、石川ひとみが昭和56年4月である。
3.編曲はどちらも松任谷正隆である。
4.三木聖子のデビュー曲である。
5.三木聖子はこの曲で紅白歌合戦に出場した。
6.三木聖子はこの曲でレコード大賞新人賞を受賞した。
7.三木聖子はこの曲でTBS「ザ・ベストテン」のスポットライトに登場した。
8.三木聖子のシングル「まちぶせ」はAB面ともユーミンの楽曲である。
9.元々はユーミンのアルバム「コバルト・アワー」に収録されていた曲である。
10.荒井由実が他の歌手に曲を提供したのはこれが初めてである。
11.石川ひとみのデビュー曲である。
12.石川ひとみはこの曲で紅白歌合戦に出場した。
13.石川ひとみの「まちぶせ」は発売の翌月にTBS「ザ・ベストテン」にランクインした。
14.石川ひとみのシングル「まちぶせ」はAB面ともにユーミンの楽曲である。
15.三木聖子はレコードのみ、石川ひとみはシングルCDも同時発売だった。
16.両者のレコードでのキーは同じである。
17.レコードでの演奏時間は石川ひとみの方が長い。
18.石川ひとみのカバーでは歌詞が変わっている。
19.イントロはどちらもドラムの音で始まる。
20.どちらもジャケットは歌手の後ろ姿である。
21.ユーミンもセルフカバーしている。
22.歌詞に「まちぶせ」という言葉は出てこない。
23.レコードでの演奏の最後はどちらもフェードアウトである。
24.石川ひとみは当初LPの収録曲だったのが好評でシングルカットされた。
25.石川ひとみはレコーディングの際に初めてこの曲を知った。

 

 なお、どちらのバージョンもサブスクにありますので、確認したい方はSpotifyなどでお聞き下さい。


LIVE DVD「石川ひとみデビュー45周年記念コンサート~笑顔の花~」発売

2024年05月22日 | 石川ひとみ

 石川ひとみさんが昨年10月に開催した45周年記念コンサートのライブDVDが発売になり、我が家にも届きました。当日会場で見た際の感想は「こういう石川ひとみが見たかった」ですが、あらためて映像で見てその思いをさらに強くしました。(昨年のコンサートレポはこちら。)

 ライブDVDは、当日のセットリスト、演出、バンドの演奏、歌手本人のコンディションとは別に、映像の画質、音質、編集の具合などが重要な要素となりますが、今回はそちらもバッチリ。最初ブルーレイじゃなくてDVDなのが「え?」と思ったのですが、そこは特に気になりませんでした。

 今回は付属の冊子が素晴らしく、全32ページのほぼ全部がステージ写真。どれもいい表情ですが、私は最後から4番目の写真が一番好きで、アコギを持った山田直毅さんと並んでるひとみさんの表情が当日のコンサートの充実ぶりを表していると思います。これらの写真は大判の写真集とかポスターにして欲しいくらいです。

 ちなみにこちらの画像がその表紙ですが、誰もいないホールのこの写真も素敵ですね。中身を観たい方はDVDをお買い上げのほどを。

 そして内容ですが、収録曲はこちら。ご覧の通りオープニングは新作からの曲が4連続。記念コンサートでありながら、この流れでコンサートが盛り上がるのが圧巻なわけです。本人の気合が伝わってきます。

 ここでは、先に配信で見た時にはカットされていた曲も無事全部収録されていました。当日の個人的ベスト3は「くるみ割り人形」「zankyouhanabi」「アシタノ風」でしたが、この映像を見て「さよならの雨」「世界中が宝物」「えんどうの花」もいいなあと。それにしても後半に行くにしたがって声の張りが増し、アンコールでは絶好調というのが凄いです。

 これで石川ひとみさんのライブ映像は4枚になりましたが、間違いなく過去最高の出来と思います。例えば「夢番地一丁目」など、以前のDVDで歌われていた曲も今回が一番いいですし「まちぶせ」もそう。(もっとも、意見には個人差があるかとは思いますが。)

 手持ちのライブDVDはそんなに多いわけではないですが、いつでも何回でも見たくなるという点ではそれらの中でも最上位に来ます。我が家に宝物がまた一つ増えました。ふっふっふ。

 ちなみにこのライブDVDはテイチクオンラインショップ限定でamazonなどでは売ってません。購入はこちらからどうぞ


石川ひとみCOTTON CLUBライブ 発売になりました

2024年05月15日 | 石川ひとみ

 7/15(月・祝)に東京・COTTON CLUBで開催される「石川ひとみ Acoustic Live with Strings」のチケットが発売になりました。石川ひとみさんはコットン・クラブには初登場だそうです。

 石川ひとみさんといえば大ヒット曲「まちぶせ」でお馴染みですが、今もヒット当時と変わらぬ歌声を聞かせてくれる希少な存在です。昨年デビュー45周年を迎え新作も発表されましたが、45周年記念コンサートではそれこそデビュー曲の「右向け右」からヒット曲の「くるみ割り人形」「あざやかな微笑」なども、当時と同じキーで披露していました。(コンサートレポはこちら

 今やアイドルという位置づけではないですが、相変わらずキュートでおしゃれな姿もステージに映えます。開催日の7/15は月曜ですが、海の日でお休みなので関心ある方はお出かけになってはいかがでしょうか。

 ちなみに会場のCOTTON CLUBはコース料理やワインも楽しめるライブレストラン。(会場の様子はこちら。) ホテルのディナーショーは敷居が高いと思う人も、ちょいとおしゃれして出かけるには絶好の場所かも。今回はAcoustic Live with Stringsという趣向なので、しっとりした演奏と歌声が楽しめるのは間違いなし。

 以下詳細です。

2024 7.15 mon.
[1st.show] open 2:45pm / start 3:45pm
[2nd.show] open 5:30pm / start 6:30pm

MEMBER
石川ひとみ (vo)
斉藤哲也 (p)
地行美穂 (vln)
梶谷裕子 (vla)
管野真衣 (vlc)

[全席指定]
テーブル席 : ¥8,500
ボックスシート・センター (2名席) : ¥10,500
ボックスシート・サイド (2名席) : ¥10,000
ボックスシート・ペア (2名席) : ¥10,000
ペア・シート (2名席) : ¥9,500
※料金は1名様あたりの金額となります。
座席の様子はこちら。そして、予約はこちらからどうぞ


 通常のコンサート会場よりはちょいと割高ではありますが、まったく非日常の空間と雰囲気が楽しめるライブ会場なので、大事な人を誘って出かけるのにも絶好の機会です。どーですか、お客さん。