今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

石川ひとみライブ at Billboard Live 横浜(セトリ追加)

2024年09月16日 | 石川ひとみ

 昨日はBillboard Live 横浜で石川ひとみさんのライブを見てきました。二回公演だったのですが、その第二部の方。

 開場が17時、開演が18時なのでビールを飲むにはちょうどよい時間帯。おまけに場所が場所だけに調子に乗って赤ワインまで飲んでしまいました。

 今回のステージではドラムとベースがおらず、バンドメンバーは以下の方々でした。

斉藤哲也(Pf)
山田直毅(Gt)
園山光博(Sax, Fl)
元田優香(Perc)

 園山さんはAlto Saxとフルート以外にもクラリネットや鍵盤ハーモニカも駆使しての大活躍。元田さんは私の席からはあまり見えなかったのですが、細かい技以外にもカホンでドスドスと低音を鳴らしてました。

 基本に斉藤哲也さんのピアノが流れていて、そこに他の三人が絡む感じで、腕利きの方々が支えると本当に自然に歌声が映えます。気づくと「あ、そういえばバックは4人しかいないんだった。」と。どういう感じか聞いてみたい方は、20日の大阪公演はまだ間に合います。今回は直毅さんのアコギのソロやオブリガードがいつもより多かった気がします。

 全般的に二曲とか三曲繋がって演奏されるパターンが目立ったので、曲順とかアレンジがよく練られたステージだったかと思います。大阪公演があるのでセットリストは書きませんが、7月のコットンクラブの感じがありつつ、初めてライブで聞く曲もあったりで、最後まで目が離せないステージでした。

 10月から「プリンプリン物語」の再放送が始まる事もあり、その話では大いに盛り上がりましたが、実際開始された際にはブームを起こしたいですね。そこも注目です。

 それにしても、ここの会場は駅を降りた時から気分が盛り上がるので好きな場所です。コンサートも色々な楽しみ方がありますが、今回はカウンター席で右隣りが家人、左が友人だったので本当にゆったりと落ち着いて見られました。

 大阪公演が終わったらセトリを追記しようかとは思ってます。何度も言いますが、これを見て興味を持った方は大阪に是非。あるいは11月に羽田でのコンサートもあります。

 

大阪公演終了したので以下追記。9/15(日)横浜の2ndステージは以下の曲目でした。1stとはアンコール2曲目が違ったそうです。

zankyouhanabi
ひとりぼっちのサーカス
ひとりじめ

(MC)
もんしろちょう
粉雪のぬくもり

(MC)
おいしいもの
遠く遠く(槇原敬之のcover)
40回目のlove song
三枚の写真

(MC)
笑顔の花
やさしくなりたいだけ

(MC)
まちぶせ

<アンコール>

(MC)
プリンプリン物語

(MC)
君は輝いて天使にみえた


石川ひとみ Acoustic Live with Strings at COTTON CLUB(2024年7月15日)

2024年07月16日 | 石川ひとみ

 

 我らがひっちゃんこと歌手の石川ひとみさんが丸の内のライブレストランCOTTON CLUBに初登場。そして会場の雰囲気に合わせてか、Acoustic Live with Stringsというタイトル。昨日はその2ndステージを見てきました。

 

 

 首都圏には様々なライブレストランがありますが、ここへ行ったのは初めて。客席のキャパは約180席だそうで、ビルボードライブ横浜より一回り小さい感じで2階席もありません。その分、どの席からもステージに近い感じはしました。

 今回のステージはAcoustic Live with Stringsというタイトル通り、演奏陣は以下のような編成。ドラム、ベースなどのリズム隊はおりません。

斉藤哲也 (p)
地行美穂 (vln)
梶谷裕子 (vla)
菅野真衣 (vlc)


 こういう編成でどのあたりの曲をやるかと思ってましたが、まずピアノの斉藤さんと弦楽のトリオが登場し軽くチューニング。続いて石川ひとみさんが登場しステージが幕を開けました。今回のセットリストは以下の通りです。


1.ひとりぼっちのサーカス
2.置き忘れたメモリー
3.好・き…
4.風薫花~kazekaoruhana~
5.粉雪のぬくもり
6.おいしいもの
7.遠く遠く(槇原敬之のcover)
8.40回目のlove song
9.三枚の写真
10.笑顔の花
11.まちぶせ

<アンコール>
プリンプリン物語
おやすみ前に

(1stセットは「40回目のlove song」ではなく「君の声」だったとの情報あり。)


 石川ひとみさんのコンサートでは、それこそ息も止めて歌声の一音一音に耳をすましたいとも思う時があるのですが、今回はまさにそういうステージでした。この日の会場の雰囲気にピッタリの編成と選曲です。

 こういう編成でのお馴染みの曲もあれば、最新アルバムの曲からの3曲はアコースティック編成では初お目見えだったので注目でした。

 「風薫花~kazekaoruhana~」はCDだと和楽器も使ったアレンジが印象的ですが、今回は曲のメロディを取り出してあらためてじっくり聞いた感じ。もちろんCDでの雰囲気をベースにした演奏ですが、やはりいいメロディーですね。こういう聞き方は楽しいです。

 また「粉雪のぬくもり」はCDでは割と淡々とした感じではありますが、今回の編成で聞くとサビの歌い方がすごく熱くて歌詞に聞き入ってしまいました。これも良い曲だと再認識した次第。

 そういうしっとりした編成ではありましたが、今回はリズム隊がいないということで、「HOME・MADE-ただいま-」収録の「おいしいもの」で楽しい企画がありました。CDでも聞けるあのピコピコした打ち込みの音と、客席の数名に配布したカスタネット、そして全体の手拍子で客席と一緒に楽しむというもの。この企画はサプライズでしたが、我が家は家宝が増えました(笑)

 

 今回のサプライズはもう一つあり、中盤に槇原敬之さんの「遠く遠く」を披露。直前のMCを考えると長らく歌手活動を続けてきて、この曲の歌詞に思うところがあって歌う事にしたと思われます。実は私はこの曲を知らず、今回聞いてみて興味持ちました。

 本編ラストは「まちぶせ」で締めて、アンコールではまさかの「プリンプリン物語」。この会場でのプリンプリンなのでご本人も恐縮しておられましたが、カラオケでもアカペラでもなくアコースティック編成でのスペシャル版でした。飛び道具的な楽曲ですし、これは滅多に聞けないでしょう。

 そしてアンコールのラストは「おやすみ前に」。好きな曲ではありますが、こちらも「まさか」の選曲でした。今回まさかが多いです。

 本当に選曲も良かったしひっちゃんの声も絶好調だったし、MCでは今後の活動についての力強い言葉もあったし大満足です。演奏陣はそんなに何回もリハをやるスケジュールではなかったでしょうに、この日だけの演奏をすべてバッチリ決めたのは本当のプロフェッショナルの集まりだと思いました。見てると斉藤さんがカウントを出すケースがほとんどで、同期音源無しの一発勝負とお見受けしましたので緊張感あったでしょうに。

 客席のキャパを考えると、2回公演で延べ360人くらいの人だけが聞けたわけで、これはこの日限りで終わらせるのは本当にもったいなく、是非再演して欲しいステージだと思ってます。もっともっとたくさんの人に見て欲しいので。

 それにしてもいいものを見せていただきました。一日経った今も幸せな気分です。


謎の外国人ミュージシャン

2024年07月13日 | 石川ひとみ

 日本人歌手のレコードなのに、なぜか知らない外国人の名前が作者や演奏者でクレジットされていることがあります。それが本当に外国人なのか、実は何かの事情で名前を出せない国内大物ミュージシャンの変名なのかはわからないこともしばしば。

 このケースでカミングアウトされてびっくりしたのがムッシュかまやつ。私が中学生くらいでしたが、タニヤ・タッカーという米国人歌手が歌った「アラスカロックの風が吹く」と「ハローミスターサンシャイン」という曲の作曲者が「ミック・スチュワート」となってて、それが実はムッシュだったと。

 名前はミック・ジャガーとロッド・スチュワートを組み合わせたそうで、結構安易だったんですね。ただ、このシングルは日本国内向けの企画盤だった様子。

 同じく有名なのが筒美京平先生。1976年発売の「セクシー・バス・ストップ」はDr.ドラゴン&オリエンタル・エクスプレスというバンド名で洋楽レーベルから発売されました。が、Dr.ドラゴンも作曲者のJack Diamondも京平先生の変名。この辺りはしゃれてますね。浅野ゆう子も歌ってましたが、カバーとはいえ洋楽カバーではないと。

 ミュージシャンでは、尾崎亜美さんの初期のアルバムで見かけたTed.M.GIBSONなるアコギ奏者。そんな名前の人は見たことないので、ずっと誰かの変名だろうと謎のままだったのですが、ネットの時代になってググったらあっさりと吉川忠英さんだと判明。こちらはご本人所属のレコード会社から本名出すなと言われた様子。

 他には新田一郎さんのアルバムに参加していたB.J. Johnsonなるトロンボーン奏者。この人については、新田一郎さんの5枚目だったかで歌詞カードに、「この人物が誰かというと新田一郎のアルバムをさかのぼって聞けばよい。それでもわからなければスペクトラムにまでさかのぼればよい。」と書いてありました。まあ、あの人のトロンボーンの音なんて聞く人が聞けばみんなわかるのでしょうけど、名前は出せなかったのでしょうね。

 そして、1980年くらいに「ショック!! TAKURO 23」という吉田拓郎の曲をメドレーで発売したビートボーイズなるグループもいました。メンバーは、ジョン・ノレン、ジョージ・ハリセン、ポール・マッカーサーという三人組でしたが、彼らは一体誰だったのでありましょうか。

 それをいうと、ザ・タイマーズもあるやろという声も出ますね。メンバーは、ゼリー、トッピ、ボビー、パーだったそうで、元ネタを知らないと「なんのこっちゃ?」ですね。一体ゼリーとは誰だったのでありましょうか。(こればっか)

 と、色々書いてますが、そもそも石川ひとみさんの「Inside/Outside」収録の「Blue Dancing」の作曲者がPaul Fantasiaなる人物であることに「はて?」と思ったことから。これが海外の有名なミュージシャンであれば検索すればすぐ判明するのですが、実際まともにヒットしません。それを考えると、日本人ミュージシャンの変名ではないかと思うのですが真相はいかに? 

 ということで、ご存じの方はご一報いただければ幸いです。この件のオチはありません。本当にわからんので。


「まちぶせ」クイズ作りました

2024年06月29日 | 石川ひとみ

 三木聖子が歌い石川ひとみがカバーしたヒット曲「まちぶせ」についてクイズを作ってみました。すべて正誤を問うもので25問あります。何も見ないで20問以上正解した人は上級、15問以上なら中級と言えましょう。

 正解はブログのコメント欄にあります。問題の作成にあたっては細心の注意を払っておりますが、誤字誤植やデータの誤りがある場合は存分に指摘して下さい。ではどうぞ。

 


<三木聖子・石川ひとみ「まちぶせ」クイズ 全25問>

1.作詞:松本隆 作曲:荒井由実である。
2.発売は三木聖子が昭和51年6月、石川ひとみが昭和56年4月である。
3.編曲はどちらも松任谷正隆である。
4.三木聖子のデビュー曲である。
5.三木聖子はこの曲で紅白歌合戦に出場した。
6.三木聖子はこの曲でレコード大賞新人賞を受賞した。
7.三木聖子はこの曲でTBS「ザ・ベストテン」のスポットライトに登場した。
8.三木聖子のシングル「まちぶせ」はAB面ともユーミンの楽曲である。
9.元々はユーミンのアルバム「コバルト・アワー」に収録されていた曲である。
10.荒井由実が他の歌手に曲を提供したのはこれが初めてである。
11.石川ひとみのデビュー曲である。
12.石川ひとみはこの曲で紅白歌合戦に出場した。
13.石川ひとみの「まちぶせ」は発売の翌月にTBS「ザ・ベストテン」にランクインした。
14.石川ひとみのシングル「まちぶせ」はAB面ともにユーミンの楽曲である。
15.三木聖子はレコードのみ、石川ひとみはシングルCDも同時発売だった。
16.両者のレコードでのキーは同じである。
17.レコードでの演奏時間は石川ひとみの方が長い。
18.石川ひとみのカバーでは歌詞が変わっている。
19.イントロはどちらもドラムの音で始まる。
20.どちらもジャケットは歌手の後ろ姿である。
21.ユーミンもセルフカバーしている。
22.歌詞に「まちぶせ」という言葉は出てこない。
23.レコードでの演奏の最後はどちらもフェードアウトである。
24.石川ひとみは当初LPの収録曲だったのが好評でシングルカットされた。
25.石川ひとみはレコーディングの際に初めてこの曲を知った。

 

 なお、どちらのバージョンもサブスクにありますので、確認したい方はSpotifyなどでお聞き下さい。


LIVE DVD「石川ひとみデビュー45周年記念コンサート~笑顔の花~」発売

2024年05月22日 | 石川ひとみ

 石川ひとみさんが昨年10月に開催した45周年記念コンサートのライブDVDが発売になり、我が家にも届きました。当日会場で見た際の感想は「こういう石川ひとみが見たかった」ですが、あらためて映像で見てその思いをさらに強くしました。(昨年のコンサートレポはこちら。)

 ライブDVDは、当日のセットリスト、演出、バンドの演奏、歌手本人のコンディションとは別に、映像の画質、音質、編集の具合などが重要な要素となりますが、今回はそちらもバッチリ。最初ブルーレイじゃなくてDVDなのが「え?」と思ったのですが、そこは特に気になりませんでした。

 今回は付属の冊子が素晴らしく、全32ページのほぼ全部がステージ写真。どれもいい表情ですが、私は最後から4番目の写真が一番好きで、アコギを持った山田直毅さんと並んでるひとみさんの表情が当日のコンサートの充実ぶりを表していると思います。これらの写真は大判の写真集とかポスターにして欲しいくらいです。

 ちなみにこちらの画像がその表紙ですが、誰もいないホールのこの写真も素敵ですね。中身を観たい方はDVDをお買い上げのほどを。

 そして内容ですが、収録曲はこちら。ご覧の通りオープニングは新作からの曲が4連続。記念コンサートでありながら、この流れでコンサートが盛り上がるのが圧巻なわけです。本人の気合が伝わってきます。

 ここでは、先に配信で見た時にはカットされていた曲も無事全部収録されていました。当日の個人的ベスト3は「くるみ割り人形」「zankyouhanabi」「アシタノ風」でしたが、この映像を見て「さよならの雨」「世界中が宝物」「えんどうの花」もいいなあと。それにしても後半に行くにしたがって声の張りが増し、アンコールでは絶好調というのが凄いです。

 これで石川ひとみさんのライブ映像は4枚になりましたが、間違いなく過去最高の出来と思います。例えば「夢番地一丁目」など、以前のDVDで歌われていた曲も今回が一番いいですし「まちぶせ」もそう。(もっとも、意見には個人差があるかとは思いますが。)

 手持ちのライブDVDはそんなに多いわけではないですが、いつでも何回でも見たくなるという点ではそれらの中でも最上位に来ます。我が家に宝物がまた一つ増えました。ふっふっふ。

 ちなみにこのライブDVDはテイチクオンラインショップ限定でamazonなどでは売ってません。購入はこちらからどうぞ


石川ひとみCOTTON CLUBライブ 発売になりました

2024年05月15日 | 石川ひとみ

 7/15(月・祝)に東京・COTTON CLUBで開催される「石川ひとみ Acoustic Live with Strings」のチケットが発売になりました。石川ひとみさんはコットン・クラブには初登場だそうです。

 石川ひとみさんといえば大ヒット曲「まちぶせ」でお馴染みですが、今もヒット当時と変わらぬ歌声を聞かせてくれる希少な存在です。昨年デビュー45周年を迎え新作も発表されましたが、45周年記念コンサートではそれこそデビュー曲の「右向け右」からヒット曲の「くるみ割り人形」「あざやかな微笑」なども、当時と同じキーで披露していました。(コンサートレポはこちら

 今やアイドルという位置づけではないですが、相変わらずキュートでおしゃれな姿もステージに映えます。開催日の7/15は月曜ですが、海の日でお休みなので関心ある方はお出かけになってはいかがでしょうか。

 ちなみに会場のCOTTON CLUBはコース料理やワインも楽しめるライブレストラン。(会場の様子はこちら。) ホテルのディナーショーは敷居が高いと思う人も、ちょいとおしゃれして出かけるには絶好の場所かも。今回はAcoustic Live with Stringsという趣向なので、しっとりした演奏と歌声が楽しめるのは間違いなし。

 以下詳細です。

2024 7.15 mon.
[1st.show] open 2:45pm / start 3:45pm
[2nd.show] open 5:30pm / start 6:30pm

MEMBER
石川ひとみ (vo)
斉藤哲也 (p)
地行美穂 (vln)
梶谷裕子 (vla)
管野真衣 (vlc)

[全席指定]
テーブル席 : ¥8,500
ボックスシート・センター (2名席) : ¥10,500
ボックスシート・サイド (2名席) : ¥10,000
ボックスシート・ペア (2名席) : ¥10,000
ペア・シート (2名席) : ¥9,500
※料金は1名様あたりの金額となります。
座席の様子はこちら。そして、予約はこちらからどうぞ


 通常のコンサート会場よりはちょいと割高ではありますが、まったく非日常の空間と雰囲気が楽しめるライブ会場なので、大事な人を誘って出かけるのにも絶好の機会です。どーですか、お客さん。


あの感動が再び>石川ひとみデビュー45周年コンサート配信

2024年03月17日 | 石川ひとみ

 昨年10月に開催された石川ひとみさんのデビュー45周年記念ライブの配信が行われています。今日の10時からだったのですが、早速見ました。

 当日は会場で見て、それまでにも何回かコンサートを体験してましたが過去最強の歌声ではないかと思いました。さらにバンド構成やセットリストも含めて「こういう石川ひとみが見たかった」というのが当日の感想です。

 それをまた映像で見たらどう感じたかというと、あの時会場で感じた衝撃は間違いなかったと実感した次第。さらに、当日も良いと思った曲に加えて、あの時はなんとなく聞いていた「君の声」の歌声が凄く熱くて気に入りました。

 圧巻は中盤のメドレーでしたが、デビュー曲をはじめ初期のシングルやアルバム曲に加えてレア曲まで披露。「右向け右」などは最高音がDだと思うのですが、それをなんなく歌うのがこの人の凄いところ。そもそも、どの曲もキーが変わってないし。

 果たしてどういう曲を歌って、どの曲が今回配信されたかというのはご覧いただくのが一番ですが、もちろん全編ではありません。とはいえ、ほぼ曲は収録されてますのでかなりのボリュームで見られます。(視聴申し込みはこちらから。

 このコンサートについては、当日はバンドの演奏の迫力がありながらボーカルも良く聞こえて極めて音のバランスが良いと思ってたのですが、配信映像で見たらバンドの演奏がそれぞれよりクリアに聞こえました。スタッフはいい仕事してます。今後パッケージとして発売されることも期待したいですが、もしそれがかなうならばその時は全曲収録をお願いしたいです。

 ところで、今日は張り切って大画面で見ようとノートPCをHDMIで43インチテレビに接続して視聴したところ、映像と音声に微妙なずれが。ケーブルを差し直すと一旦は改善されるものの1分くらいするとまたずれて「う~む」と。

 で、なんのことはないディスプレイ表示を複製にしてたのがダメだったようで、PC画面の表示を消してテレビのみにしたらあっさり解決しました。こんな素人のようなことやってちゃダメっすね。

 ちなみに音声はテレビからCDレシーバーにデジタル出力し、それを愛機のヤマハNS-10Mで再生。テレビの音声で見るよりは低音の出方が全然違うので、ベースの石村さんの音がズシンと響きます。

 なお、視聴は23日(土)までですので、お申し込みがまだの方はお早めに。何回見ても料金同じだから私なんぞはもう3回見てしまいました。いや、まだ3回か。まだまだ楽しみます。ふっふっふ。


松本英子のサウンドスケッチ ゲスト:石川ひとみ

2024年02月24日 | 石川ひとみ

 サウンドスケッチはAMのラジオ番組で、パーソナリティーはシンガーソングライターの松本英子さん。その番組の2月17日(土)放送回のゲストが石川ひとみさんでした。

 特に事前情報なく聞いたので、内容的には石川ひとみさんのデビュー45周年の話題と「まちぶせ」に関わるエピソードくらいかと思ってたら、今回は歌手同士の会話ということでレコーディングについて深い話があったり、結構興味深い内容でした。

 石川ひとみさんは、とにかくデビュー曲のレコーディングで初めてヘッドフォンをつけて歌った時の衝撃が忘れられず、今もスタジオで歌うのが大好きだそうです。レコーディングもコンサートリハも、とにかくいっぱい歌えるのが楽しいと。まさに歌うために生まれてきたような人ですね。

 その「レコーディングで何回も歌う」ということについては、松本さんはまた違う感想を言ってて、その辺面白いです。そして、松本さんは石川ひとみさんの45周年記念アルバム「笑顔の花」収録の「風薫花~kazekaoruhana~」を作詞作曲したCHIHIROさんとはすごく親しいそうで、色々繋がりもあるんですね。

 今回の番組では、そのアルバムから笑顔の花、風薫花~kazekaoruhana~、さよならの雨、粉雪のぬくもりなど4曲のオンエアあり。詳細は実際に聞いていただくのがよろしいかと思います。

 この番組は、私は秋田放送でリアルタイムで聞きましたが、各地のネット局ではまた違う日や時間帯で放送されました。試しに福井放送でも聞いてみたところ、元々CMが入っていたところで朝ドラあまちゃんのテーマ曲が入るという不思議な編成で、放送は色々ローカル色がある様子。

 この番組はラジオ福島で放送されたのが19日(月)なので、radikoプレミアムのタイムフリーならまだ聞くことができます。「聞き忘れた」とガックリ来てる人も間に合いますので是非どうぞ。radikoプレミアムがあると、全国にエア追っかけができるから便利ですね。なお、タイムフリーの期限が過ぎたら内容について追記するかもしれません。まだ聞いてない人がいるかもしれませんので。


BS-TBS「名曲をあなたに うた恋!音楽会」(2023年11月28日放送)

2023年11月30日 | 石川ひとみ

 由紀さおりと三山ひろしが司会の音楽番組でこの4月からリニューアルされてたそうです。今は2時間番組になって月1回の放送になった様子。今回のゲストは堀内孝雄、石川ひとみ、藤井香愛、新浜レオン、原田波人。

 もちろん我らがひっちゃんこと石川ひとみさんを目当てに見たわけですが、思ってたよりしっかりしてたというか見ごたえのある番組でビックリ。

 今回のひっちゃんは、

・三枚の写真
・まちぶせ
・花の首飾り
・ブルーシャトー(由紀さおり、藤井香愛と。後半は男性陣も参加。))
・笑顔の花

を歌唱。「三枚の写真」のカラオケは「THE REBORN SONGS~すずらん~」のバージョンだったので、「あのアレンジはなんだ?」と思った初心者(?)は今すぐこのアルバムをお買い求め下さい。35周年記念のカバーアルバムです。ちなみにサブスクにもあります。

 「三枚の写真」は3コーラスあるわけですが、これをはじめどの曲もフルコーラスだったのでこの番組はいいですね。音楽会というだけあって、余計な演出とかクイズとかそういうのは無しで、歌とそれにちなんだトークのみで構成されていたのは評価高いです。

 クレジットによると構成は井上知幸さん。この人はNHKの「今夜も生でさだまさし」で構成と番組アシスタントも努めてて毎回出演してますね。いい仕事する人です。

 この番組で特筆するところはいろいろありますが、バンドが素晴らしかったです。メンバーはピアノ、バイオリン、サックス、ドラム、ギター、ベースで、こういう番組としては最小限ともいえる編成ですが、それぞれが凄腕なのは聞いててわかりました。生演奏で聞けた曲は、どれもオリジナルのアレンジをできる限り再現する感じでしたし。

 ベーヤンの「遠くで汽笛を聞きながら」のギターソロはほぼ完コピだったし、ドラムもかなり忠実でした。キーが違ってもフレーズコピーしてあって、雰囲気そのままだったのは嬉しいです。また、新浜レオンが歌った「ギャランドゥ」はスラップベースがバッキバキで、最近テレビで聞いたベースの音では最もインパクトありました。

 石川ひとみさんの「まちぶせ」も、結構ドラムの存在感があって生演奏の迫力を感じました。個人的には、ピアノの人が左手でピアノを弾きながら、右手でシンセ弾いてAメロのオブリガードを入れてたので「忙しそう…」と感心してしまいました。とはいえ、そっちばっか見てるとハラハラしてしまうのですが。

 あとは、三山ひろしさんのドラムも注目。今回は後半でGS曲の特集をやったので、カーナビーツの「好きさ好きさ好きさ」を披露。アイ高野よろしく弾き語りならぬ叩き語り(?)で、歌はもちろん上手いですがドラムも練習してるのでしょう。しっかりした演奏でした。

 そこでも特筆すべきは、ドラムへのマイクのセット。バンドにもドラムの人がいるので、大体こういう場合は「一応音は拾ってます」という見かけだけで、上の方にマイクが2本立ってるだけのことが多いですが今回は違いました。バスドラはもちろん、タムにもフロアタムにも全部マイクがセットしてあって、全部で7~8本あったのではないでしょうか。

 こういう手間をかけてちゃんと音を録るところに、この番組の本気度を感じました。もちろん三山さんもちゃんと拾われても大丈夫なように演奏したのでしょうが、今回の様子を見てたら余裕でしたね。スティック回しも決まってたし。

 他の歌番組では、ミュージックステーションはもちろん近年の紅白もバンドの人のドラムにマイクがなくてがっかりすることが多いですが、生演奏に拘るこの姿勢はある意味それらの番組への挑戦かもしれません。

 そんなこんなで番組の構成自体も良かったし、ひっちゃんの歌が5曲も聴けて私は大変満足です。テレビの歌番組の可能性を大いに感じたのでした。無駄なセットとかクイズとかゲームなどの演出に時間と金をかけるより、演奏と音質に手間暇かけるのは好感が持てました。再放送あるといいなあ。


石川ひとみ LIVE 45th at ビルボードライブ横浜

2023年11月25日 | 石川ひとみ

 

 先月デビュー45周年記念コンサートを大成功させたばかりの石川ひとみさんのライブへ、海はないけど夢はある埼玉から今日も東武東上線に乗って行ってきました。(入間しおり風)

 今回はビルボードライブの大阪と横浜で各2回公演を行ったのですが、私が参加したのは横浜の1stステージ。今回のバンドは45周年コンサートの時の編成からベースとドラムが抜けたほぼアコースティック編成。そして、全曲同期音源無しの生演奏という緊張感。そのメンバーは以下の通り。

山田 直毅(Guitar)
斉藤 哲也(Piano)
園山 光博(Saxophone,Flute)
元田 優香(Percussions)

 今回は7月に発売したアルバム「笑顔の花」の曲が中心になるかと思いきや、新旧取り混ぜての豪華な選曲でした。セットリストは記憶によると以下の通り。(曲順違いや抜け漏れは存分に指摘して下さい。) 参考までに作詞作曲者も入れてみましたが、ご覧の通りバラエティに富んでます。

あなたの天使 (作詞:友井久美子/作曲:西島三重子)
置き忘れたメモリー (作詞:宮原芽映/作曲:玉置浩二)
風薫花~kazekaoruhana~ (作詞・作曲:CHIHIRO)
こんなにも愛してる  (作詞・作曲:中田裕二)
アシタノ風   (作詞:石川ひとみ/作曲:山田直毅)
粉雪のぬくもり (作詞:石川ひとみ、真名杏樹/作曲:岩田秀聡、永野大輔)
にわか雨  (作詞:岡田冨美子/作曲:西島三重子)
ひとりぼっちのサーカス (作詞・作曲:谷山浩子)
夕暮れて  (作詞:丸山圭子/作曲:丸山圭子、佐藤準)
笑顔の花  (作詞:石川ひとみ、真名杏樹/作曲:島袋 優)
まちぶせ  (作詞・作曲:荒井由実)

<アンコール>
えんどうの花 (作詞:金城栄治/作曲:宮良長包)
君は輝いて天使にみえた (作詞・作曲:天野滋)


 石川ひとみさんのライブは静かに始まるのが定番ですが、今回も段々ギアを上げて行った感じ。終盤の「夕暮れて」「笑顔の花」「まちぶせ」というあたりは声の張り、伸び、力強さが全開でした。個人的にはこの3曲が本日のベスト。

 そしてアンコールで歌った「えんどうの花」はDVD「わたしの毎日」で見られた歌唱とはまた違った振り切れ方で、見てて一瞬世界が止まったような感覚もありました。

 バンドの方も「これ4人だけでやってるの?」と思うほどの多彩な演奏。パーカッションの元田さんは両手両足を駆使して時折「ドンッ!」という低音も響いてきたし、園山さんはサックス、フルートだけじゃなくクラリネットやグロッケン(かな?)も演奏。直毅さんも、いつものアコギを基本としながらフジゲンのP-90搭載のストラトタイプのエレキ、アコースティックの12弦を持ち替えての大活躍。斉藤哲也さんは言うまでもなく安定の演奏でした。

 ビルボードライブ横浜は、料理やお酒を楽しみながらライブを見られる場所ですが、今回私が陣取ったのは図の左側のDLという列。ここはアーティストの入退場の通路前なので、すぐ目の前を石川ひとみさんが4回通りました。ふっふっふっ。

 

 私の場合一般男性なので一般会員ですから前の席は狙わず、ここで見たいと思って狙ってたのでした。なお、アーティストによってはここを通らない人もいたそうなので、この情報がいつも役立つかどうかはわかりません。あしからず。

 なお、「昔の曲もそんなにあれこれ歌ったのなら行きたかった」という声もあるかもしれませんが、人生チャンスを逃してはいけません。悔しいと思う場合は次は必ず行きましょう。ただし、ここで次にいつあるかはわかりません。

 とにかく、素晴らしい歌と演奏を聞かせてくれた石川ひとみさんとバンドの皆さんにお礼を申し上げます。思いっきり楽しめたし、元気も出たし、気分的にもスッキリしました。歌の力は大きいですね。