旅の楽しみの一つに食べ物がある。
あるが、これは国内旅行に限る。
馴染みのある食べ物が一番おいしいと最近つくづく思う。
バリのホテルの朝食は、馴染みの食材が並んだバイキングだった。
卵料理をその場で作ってくれる。目玉焼きにオムレツ。出来立ては最高!
インドネシアの食事は香辛料が多く使われていたので、ホテルの朝食はありがたい。
以前、韓国へ行った時もキムチの辛さに参ってしまい、美味いとすすめられたキムチを購入することなく帰ってきた。
朝食後、バリのホテルのプールサイドを歩いた。
バリでは十分に「水」に気を付けなければ下痢を起こすらしい。
大きなプールに張ってある水も例外ではないようだが、知ってか知らずかあまり泳いでいる人はいなかった。
浜のほうへも出た。
波は穏やかで砂浜をジョギングする夫婦づれと、釣り人が小舟に揺られて一艘漂っているくらいの静かな海だった。
自分の周りに漂う空気と時間の流れが穏やかだ。
日常の生活から解放される。
わりと気ままに暮らしている。平凡な日常にさして不満もないのにどこかに行きたくなる。
確実に非日常を体験したはずなのに、夢のように消えていく記憶…。
2か月たって、今また、なんとなく就職してしまい一月半…いつもの家事と慣れない仕事にもまれながら、日々を送っている。
想いとは裏腹に日々は過ぎていく。
就職を何度か経験して、自分は仕事のできる人間ではなかったことを思い知らされる。
しかし今回は自分の力不足を考えるばかりで、会社には不満はない。
居心地がよいわけでもないが、辞める訳にもいかない状況に置かれている。
これが…いわゆる ーー 最悪 ーー な状態なのかもしれない。
この先どうなるのか…
バリの混沌とした雑踏の中の埃と熱気にまみれた空気がなぜか無性に恋しい
日常にウンザリしたとき、現実逃避したくなる。
気持ちは分かります。
現実逃避には海外旅行は最適ですよね。
特に南国では時間の流れが日本とはちがってゆっくり流れる気がします。
いや、何も考えないで済む分ゆっくり感じるのかも知れませんね。
ワタクシも海外とは言わないまでも、知り合いも誰ひとり居ない田舎でのんびりしたい気分です…。
いつもコメントありがとうございます。
逃亡者が北でなく南へ逃げる気持ちわからなくもないですね。
旅行というのは日常の家族からも離れられる。
私は本当は何から逃避したいのか考えると…
やばくなるのでやめましょう、