まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「ガリレオ」

2013-05-06 17:37:57 | ドラマ
今日は 暖かいというより 暑いといった感じの一日でした。
来る夏を思い出して つらい。TT


さて 4月から東野圭吾の『ガリレオ』シリーズが 再ドラマ化されています。

「トリックが甘い」とか「もう飽きた」などの辛口の評価も聞きますが
個人的には なかなか面白いと思う。

トリックなんて素人なんで全く考えつかないので 考えつくだけでも偉いと思うし
ドラマ『ガリレオ』は 人間ドラマとして面白いと思う。

前回ヒロイン?役だった 柴崎コウが降板して 吉高由里子が出ている。

ご存じない方に簡単にご説明すると 『ガリレオ』シリーズは 東野圭吾原作の推理小説である。
帝都大学の准教授の湯川学が 一見超常現象にみえる事件を論理的に解決するというストーリーである。

正直言って 原作よりも ドラマの福山雅治演じる湯川の方が キャラクターが際立っている。
原作では 湯川の人物紹介には あまり時間が割かれていない。
そもそも柴崎コウが演じていた内海刑事も 原作には登場しない人物だった。

『ガリレオ』名物の事件解決直前 いきなり湯川が意味不明?の数式を書き始めることも
数々の決め台詞も ドラマオリジナルである。

福山雅治をはじめとする俳優陣や 犯人役が迫力あり
湯川たちと犯人との駆け引きが なかなか見どころである。
あとは 脚本演出のうまさだと思う。

映画化された『容疑者Xの献身』は 原作も面白いと思うが
後は短編が多いので よく1時間のドラマに膨らませられるなあと感心する。

東野圭吾は多作な作家なので いいなあと思う作品もあるが
個人的には 当たりはずれがあると思う。

湯川シリーズは 『容疑者Xの献身』以外は 短編が多く
長編も まあ面白いくらいのレベルじゃないかなあと思うのである。


だから ここまでの人気ドラマにした手腕は凄いと思う。
或る意味 原作をしのいでいるドラマといえるだろう。

『真夏の方程式』を夏に映画化するらしいが 
あれも原作は 正直「うーーーん。」というオチである。
多分 優秀な俳優陣とスタッフが 毛色の違う作品に仕立てあげるんじゃないかなと期待する。

というわけで ドラマ『ガリレオ』お勧めです。

いがぐりおは 将来 湯川みたいになる?
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