今日の群馬は 雨のち曇りのち晴れ。
朝のうちは かなりしっかりと雨が降りました。
その後 涼しいうちに 散歩に行ってよかったです。
気温が25度以下でも 日差しの強さが半端なく
日が出るたびに うんざりしていました。TT
さて 私の駄ブログを見に来てくださる優しい方々の中には
本好きな方も多いように思います。
本の感想を 長らく書いてきたことも
影響しているのかなと思っております。
そんなわけで 環境にもよると思いますが
お近くの図書館を利用されている方も多いのかなと
推察しております。
そんな皆様に質問です。
図書館員の仕事とは何だと思われますか?
図書の貸し出し 返却処理
書架に戻し 書架を整える作業
(皆様からは見えない 巨大な閉架の作業も含む)
聞かれた本をお持ちするなんてこともありますね。
通常に利用されている方は意外にご存じないのですが
図書館の仕事の一つに
利用者さんからの質問に本を用いてお答えするという
レファレンスと呼ばれる仕事があります。
司書の試験を受けた際もレファレンス実習というのがありました。
実際に図書館に勤めていた時は
やや困難なレファレンスを担当するカウンターに配置されていたので
いろいろな質問にお答えしました。
夏休みの最後に 学生さんが
学校から出た宿題の資料を探しに来ることも多かったです。
明らかに ろくに探しもせず 丸投げしてくるときは
やんわり この「探す」ところも宿題の一部なんですよ。
と諭し 方法を教えたりしていました。
でも 一般の利用者さんの質問には
できる限り その場で
どうしても無理な場合は
何日か お時間をいただいたりして
お答えしていました。
一番 不本意なのは
「当館にある資料では 〇×については 見つけられませんでした。」
という 結果です。
地域の図書館には 「郷土資料」コーナーが必ずあります。
その地域の歴史 風習 方言 料理 花や生物
道にある石造物 神社仏閣 道
新旧の地図 治水について調べておられる方も多かったです。
地域には ◎×市市史や ◎×町町史 県史などという
まとめられた本が必ずと言っていいほどあります。
そこに載っている様々な事柄の多くは
地域の郷土資料家(もと学校の先生が多い)によるものだったり
たまに
昔の高校生の歴史研究会によるフィールドワークの結果だったりします。
休みの日を何日も使って 合宿しながら
地域のお年寄りの聞き取り調査をしたり
実際にその場を歩いて いろいろと調査したりして
見事に資料としてまとまっているのです。
私の勤務先の図書館では
団塊の世代ぐらいまでの高校歴史研究会の資料が
ある事柄については 滅茶苦茶貴重な資料だったりしました。
当時 学生をまとめて方向性を決めていた先生方
(地元で有名な郷土資料研究者になられています)も
すごいですが それに応えて
きちんとまとめて冊子にした 学生たちもすごいです。
(今のようにワープロで簡単に打つとかもできない時代ですし)
そういう方々の努力の結晶を私たち図書館員は頭に入れて
質問された際に すっと複数の資料をお出しできるのが
一番 スマートなのですが
なかなか・・・・
先輩の中にも 知識豊富型 天才ひらめき型
ともかく片っ端から集中力高く根気強く調べる型
など いろいろなタイプがおられましたが
勤めていて思ったのは やはり経験数。
レファレンスのやり方には
とっかかりのアプローチ法がいくつかあり
それをうまく活かせたとき
利用者さんが 心から「ありがとう!」と言ってくださったとき
図書館員でよかった!!と報われる一瞬であります。
何か 分からないことがあったら
ぜひ 地域の図書館でお尋ねください。
例えば 庭に咲いていたこの花の名前!
でも OKです。
図書館員たちは ドキドキ緊張しながら
頑張って答えを探すお手伝いをいたします。
(と・・・思います。多分)
いがぐりおは 図書館で レファレンス頼んだことある?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
朝のうちは かなりしっかりと雨が降りました。
その後 涼しいうちに 散歩に行ってよかったです。
気温が25度以下でも 日差しの強さが半端なく
日が出るたびに うんざりしていました。TT
さて 私の駄ブログを見に来てくださる優しい方々の中には
本好きな方も多いように思います。
本の感想を 長らく書いてきたことも
影響しているのかなと思っております。
そんなわけで 環境にもよると思いますが
お近くの図書館を利用されている方も多いのかなと
推察しております。
そんな皆様に質問です。
図書館員の仕事とは何だと思われますか?
図書の貸し出し 返却処理
書架に戻し 書架を整える作業
(皆様からは見えない 巨大な閉架の作業も含む)
聞かれた本をお持ちするなんてこともありますね。
通常に利用されている方は意外にご存じないのですが
図書館の仕事の一つに
利用者さんからの質問に本を用いてお答えするという
レファレンスと呼ばれる仕事があります。
司書の試験を受けた際もレファレンス実習というのがありました。
実際に図書館に勤めていた時は
やや困難なレファレンスを担当するカウンターに配置されていたので
いろいろな質問にお答えしました。
夏休みの最後に 学生さんが
学校から出た宿題の資料を探しに来ることも多かったです。
明らかに ろくに探しもせず 丸投げしてくるときは
やんわり この「探す」ところも宿題の一部なんですよ。
と諭し 方法を教えたりしていました。
でも 一般の利用者さんの質問には
できる限り その場で
どうしても無理な場合は
何日か お時間をいただいたりして
お答えしていました。
一番 不本意なのは
「当館にある資料では 〇×については 見つけられませんでした。」
という 結果です。
地域の図書館には 「郷土資料」コーナーが必ずあります。
その地域の歴史 風習 方言 料理 花や生物
道にある石造物 神社仏閣 道
新旧の地図 治水について調べておられる方も多かったです。
地域には ◎×市市史や ◎×町町史 県史などという
まとめられた本が必ずと言っていいほどあります。
そこに載っている様々な事柄の多くは
地域の郷土資料家(もと学校の先生が多い)によるものだったり
たまに
昔の高校生の歴史研究会によるフィールドワークの結果だったりします。
休みの日を何日も使って 合宿しながら
地域のお年寄りの聞き取り調査をしたり
実際にその場を歩いて いろいろと調査したりして
見事に資料としてまとまっているのです。
私の勤務先の図書館では
団塊の世代ぐらいまでの高校歴史研究会の資料が
ある事柄については 滅茶苦茶貴重な資料だったりしました。
当時 学生をまとめて方向性を決めていた先生方
(地元で有名な郷土資料研究者になられています)も
すごいですが それに応えて
きちんとまとめて冊子にした 学生たちもすごいです。
(今のようにワープロで簡単に打つとかもできない時代ですし)
そういう方々の努力の結晶を私たち図書館員は頭に入れて
質問された際に すっと複数の資料をお出しできるのが
一番 スマートなのですが
なかなか・・・・
先輩の中にも 知識豊富型 天才ひらめき型
ともかく片っ端から集中力高く根気強く調べる型
など いろいろなタイプがおられましたが
勤めていて思ったのは やはり経験数。
レファレンスのやり方には
とっかかりのアプローチ法がいくつかあり
それをうまく活かせたとき
利用者さんが 心から「ありがとう!」と言ってくださったとき
図書館員でよかった!!と報われる一瞬であります。
何か 分からないことがあったら
ぜひ 地域の図書館でお尋ねください。
例えば 庭に咲いていたこの花の名前!
でも OKです。
図書館員たちは ドキドキ緊張しながら
頑張って答えを探すお手伝いをいたします。
(と・・・思います。多分)
いがぐりおは 図書館で レファレンス頼んだことある?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/