重松清「みんなのなやみ」

風邪がぶり返し　咳が全く止まらなくなりました。
肺炎になった時を思い出し　再度病院に行きました。
気管支炎になっているとのこと。
お薬をいただいたら　びっくりするくらい　咳がとまってよく眠れました。
まだ　5月だって言うのに2回も仕事休んじゃって・・・・TT


さて　重松清の「みんなのなやみ」を読みました。

	みんなのなやみ (よりみちパン!セ (01))
	重松 清
	理論社

小学生高学年から高校生の悩みに　重松清が回答しています。

この本には　「みんなのなやみ２」もあり　こちらでは　親の悩みにまで答えてくれています。

悩みのなかには　「あるある」と思うものもあれば
「この年齢にしてこんな深刻な悩みが・・・」と絶句してしまうものもあります。

重松清は　どんななやみも　各人にとっては大変な悩みだと　思っており
真摯に　答えています。

自分が答えたことで　彼らの悩みがすぐに解決するというような　傲慢さや押しつけがありません。

ただ　もし今日一晩　なにかおいしいものを食べて　ぐっすり眠れるようなってくれれば何よりと　思っています。

彼の回答には　「つらいよね。だけど　ゆっくりでいいから生きて行こうよ。」という信念が貫かれています。
悩みを相談した子どもたちが　今晩はゆっくり眠れるかなと思いたいです。


実は　1年ほど前　先生にこの本を学校に入れてくれと頼まれたのですが　絶版でした。
先日　図書館で偶然見つけ読んでみて　やっぱり入れたいなと思いました。

図書館で　借りられないけれど皆がパラパラ見る本は　結構こういう本が多いんです。
不惑を過ぎて久しい私も　しょっちゅう　悩んでいます。
10代の彼らが　悩んでいないわけはないのです。

今日　アマゾンで確認してみると　
「ん？？　在庫あり？」

再購入にチャレンジです。
あ・・・お勧めです。

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