6月9日 私服刑事

今日は　しのぎやすかったですが
明日は　暑くなるみたいですね。

さて　昔　都心のアパートで暮らしていた時がありました。
１，２Fに２軒ずつ向かい合った
計４軒の古いアパートでした。

うちの向かいには　学生の姉弟が
住んでいました。

ある日のこと　その向かいの部屋に
泥棒が　入りました。

そのことを分かったのは
我が家に私服刑事が
聞き込みにきたからです。

刑事ものでは　必ずそうですが
あれ　本当に二人組で来ますね。

しかしTVドラマの俳優さんのように
カッコいいわけでなく
刑事コロンボのように　
くたびれているわけでなく
ごく　普通の　おじさん　二人組でした。

郵便局監査員（６月７日　郵便局の謎　参照ください）
だって　トレンチコート着ていたのに
着ていなかったし・・・

あれ　夏だったからかしら？？？

シブくて　かっこ良くて
頼りになる男は
刑事以外でも
数は限りなく僅かだ
現実を見ろ
（遠藤敏子　グッピーより）

全くその通り。
人生で　
シブくて　かっこ良くて
頼りになる男になんて
刑事じゃなくても
会ったことないし。



それで　何を聞き込みされたかというと
別にアリバイを聞かれたわけではなく

向かいの家とは　半畳の踊り場を共有して
入口が向かい合っているので

「昨日の５時から　７時頃　
　不審な出入りはありませんでしたか？」

と聞かれただけでした。

不審な出入りと言われても
向かいの姉弟の家は　友人たちのたまり場に
なっているらしく　本当に　年がら年中
人が出入りしており
不審だったかどうかなんて
全くわからなかったのでした。

というわけで　私服刑事の聞き込みは
不発に終わったのでした。

え・・・私のせい？

いやあ。
向かいの家の　日ごろの行いのせいだと思いますよ。
だって　あまりにうるさいので
下の家から　しょっちゅう　苦情を言われてましたから。
しかも　苦情を再三言われても　全く改善してなかったし・・・