まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

かんぷまさつ

2015-03-11 06:51:36 | 
昨日も寒かったですね。
今週は冷え込むようですし 花粉もたくさん飛んでいます。
皆様 お体をお大事に!


さて 人生いろいろと誤解したまま来てしまうこともある。

「巨人の星」の主題歌で 「思い込んだら~」という歌詞があるが
私はずっと「重いコンダラ」だと思っていて
「コンダラ」とは地面をならず竹トンボみたいな道具のことだと思っていた。


友人は 「ふるさと」の「ウサギ追いしかのやま」を「ウサギ美味しかのやま」
だとずっと信じていて 「うさぎ食べちゃうんだ・・・」と怖がっていたらしい。

。。。ってな具合に耳から入った言葉は 思い違いをしていることもある。

先日 娘と話していたら 「乾布摩擦」の話になったのだが

どうやら娘はこれを

「寒風摩擦」だと思っていたらしい。


なるほどね・・・
確かに寒い時頑張ってこすってる感じあるわ。

皆様も何か勘違いしていたことってありますか?

いがぐりおは 自分を栗だって勘違いしてない?・・・栗なのか・・・^^;
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本が好き

2015-03-10 06:34:41 | 図書館のこと
昨日も冷たい雨でしたね。

さて 図書館で働いています。

と知ると 友人たちは
「おおっつ! まんじゅうはすごい向いてるよねえ。
 本好きだし 雰囲気も図書館の人ぴったり。」
と言ってくれます。

大方の皆様が 図書館職員(司書とは限らない)に感じていらっしゃるのとは異なり
肉体労働で 気苦労の多いサービス業 そして何より給料が限りなく安いです。TT

ときどきいろんな意味で 辞めようかなあとも思います。
(だいたいは自分の能力不足のせい)

別に司書でなくともやる気があれば十分つとまる仕事ではありますが
本に興味がない人にとっては 辛いだけの仕事かなと思います。

つまり本が好きでなくてもできるけれど 本に興味がないとやってられない気分になる仕事なのです。

今の職場はそうでもないけれど とかく女性が多くなりやすいためか
いろいろと人間関係がこじれるところも多いようです。

実際 今の職場も 私が入る前はいろいろもめた時期もあったらしく
最近でも 多少は揉め事もあります。

9割以上の利用者さんは 理知的で穏やかで優しくて礼儀正しいです。
変わった利用者さんはそれなりにいますが 変わっていることには慣れます。

しかし たまに 
モンスターかくありき!
というような利用者さんに当たると
真剣に辞めたくなります。

でも 働いているのは 働くことが好きなのと
やはり 本に囲まれていると幸せな気分になるからだと思います。

職場には 本好きな人が多いから お勧めの本を教えてもらえば世界も広がるし
もう読んだ本でも感想を意見交換するのも楽しい。

配架しながら書架整理しながら 新しい本との出会いもあったりする。

やっぱり本が好きだから 続けていけるのかなと思います。

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「ここで死神から残念なお知らせです」榎田ユウリ

2015-03-04 06:06:07 | 読書のすすめ
昨日も寒かったですね。
寒いのに花粉もバリバリに飛んでいるこの不条理さ。TT

さて 榎田ユウリの「ここで死神から残念なお知らせです」を読みました。

ここで死神から残念なお知らせです。 (新潮文庫nex)
榎田 ユウリ
新潮社


漫画家志望の梶真琴は、30も間近というのに、引きこもって父親の送金で暮らしている。
「自分はすごい漫画家になれるはずだ。」
という意気込みがないわけではない。
実際、彼の妄想はすごい。
あまりに勢いがありすぎて、こちらまでその妄想に引きこまれてしまう。
しかし、彼は漫画を全く描いていないので、
ビックな漫画家どころか売れない漫画家にもなれないのだ。

孤独を愛する彼はある日、馴染みの喫茶店ニルバーナで
怪しい美青年と近所に住む齋藤ばあちゃんを見かける。
一人暮らしの齋藤ばあちゃんは、いまにも詐欺に引っ掛かりそうだ。
梶は、青年が席を外した瞬間に、齋藤さんに助言するかどうか迷うが・・・・


もし、あなたの前に美形の死神が現れて、
「あなたは、もう死んでいます。」
と告げたらどうします?

私は美形を見慣れないので、そちらに気を取られて
変な保険契約書にも
「大人しく死にます」契約書にも、うっかりサインすることになりそうです。


美形の死神に、自分が生きている意味があるのかどうか分からなくなってしまった引きこもり青年。
ありがちな設定だが、一気に読まされてしまった上に
死神の言葉に、梶の叫びに揺さぶられ考えさせられ、泣かされてしまった。

さすが榎田ユウリというしかない。

最近すっかり榎田ユウリづいていて「妖奇庵夜話」シリーズ、「カブキブ!」ときて
最後に本作品を読みました。
ジャンルとしてはライトノベルなんでしょうが、あなどることなかれ・・・です。

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「営繕かるかや怪異譚」小野不由美

2015-03-03 06:29:55 | 読書のすすめ
昨日はなんだかくしゃみが連発していました。
花粉が・・飛んでいるんでしょうか。

さて 小野不由美の「営繕かるかや怪異譚」を読みました。

営繕かるかや怪異譚
小野 不由美
KADOKAWA/角川書店


待ちましたよ。図書館の予約の列に並んで・・・
とはいえ3ヶ月弱なので 待ったうちに入りません。

「営繕かるかや」の尾端が登場し 家を修繕することで怪異を解決する短編六編。
奥庭より
屋根裏に
雨の鈴
異形の人
潮満ちの井戸
檻の外

それぞれに普通の家にありそうな話なので 怪異が進んでいる間はどうしうもなく怖い。
しかし それが尾端の提案と修繕によって すっと解決するので
いつまでも引きずる怖さではない。

たまに怖い話だと 足をどっぷり泥沼に突っ込んだまま話が終わることがあるが
この話は すっと突っ込んでいた足を 取り出せる感じ。

例えば祠とか 屋根裏に知らず知らず置いてあったモノとか
改築の際に 勝手になかったことにしてはなりません。
そこに それがある意味があったわけだから・・・・

隣家を取り壊したときも 祠だけは 移動して別の場所に収まっていたなあ。

祠とか塚とかは そこにある理由があるわけだから・・・

神様も怪異もいつのまにか相手にしなくなってしまっている私たち。
畏れを知らなくてはならないと思います。

最後の話は 可哀そうで 解決した時 涙が出ました。

是非ご一読を。

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