Borderママの「国境らへんの」ぼやき日記

危険な南の国境生活
北の国境で村民生活
現在デトロイト郊外で母子家庭

アメリカで家を買うということ その3

2010-04-23 13:35:40 | 家のこと
最初の引渡し予定日が2月1日で、変更され2月14日に

銀行とのやりとりが、すごく遅く感じ

この頃から「銀行を変えるべき?」と思い始めた私たち

でも、銀行が言ってきたシャワーの修理はしたし

外壁も雪が解けたらやるつもり

その際、外壁塗装の見積もり分(およそ40万)は

銀行の口座に拘束される 塗装にしか引き出せない


外野から何のかんの言われても、だたひたすら待つのみの毎日

もうすぐ引渡し日 というある日


銀行側から連絡が・・・

貸付の最終段階で必要な、12ヶ月以内に50km以内で売れた

ウチと同じような物件が見つけられないために

書類が前に進まない・・・ と








前にも言ったように、この地域の住宅事情は最悪で

アパートはおろか、売り家だってこの村にたった1軒
5月に完成予定?の新築は除くけど

年末に若造が探しまくって、やっと見つけた家

不動産が殆ど動かない地域で、そんな条件が達成できるわけがない


そーいうところが、大手銀行

この地域の状況を 全く分かってない

不動産屋やうちが説明しても、書類が完成しないから融資できない と言い出した


なぜそんな家を探すことが必要かというと

日本も同じと思うけど、銀行側にしてみれば貸付=家が担保になるわけで

ウチの家がその地域で、銀行のつけた評価額相当の家かどうか裏づけする

必要があるわけ



この時は私も若造も 気分は絶好調にサイアク 



転勤の借家住まいの期限は決められていて、あと1ヶ月もない

今から銀行を変えて間に合うのか・・・

家を購入できなければ、南の国境に逆戻り もアリ
その時の費用は自分持ち、今までの費用も返さないと・・・

誰にもぶつけられない怒り・・・


田舎の事情に振り回されつつ、傷心で村の銀行へ話をしに行った


すると、少々金利は高いものの

今までの書類を引き継いだら、 1週間ほどで貸付できる って

でも、弱小銀行が故に 家の購入金額の10%の支払いが必要

金利分で数十万円は損をする・・・

痛い出費やけど、地元の事情が分からない大手銀行に

もう振り回されたくなかった私達


結局、村の銀行に融資を依頼したのです

新しく決められた 引渡し予定日は 2月17日

何事もなく、書類が進むことを祈るのみ


銀行変更の連絡を担当にすると


ホントにやめます?

評価額を比べる家が見つかったから

ウチなら15日に引渡し出来ますよ

最後のチャンスですよ
 だと


もっと早く言え! しばいたろか!!

そんなことを信用して、また何かで予定が変わることが怖かった私達

それに1日でも早く、自分達の場所に引っ越したい


無視して村の銀行にお願いしたのでした・・・



次回は ぶっとび&ビックリ の引渡しネタ
いっつも、、、何か起こる・・・なんでやろ?