新房総の山親爺

山歩きは人生だ!!
日本の山:2070座
房総の山:388座
高宕山:707回

久しぶりに新たに踏んだ山座・麻生山

2023年09月30日 | 県外登山

山渓に、白岩の滝・日の出山の記事が掲載されていた。まだ歩いてないコースに日の出山はハセツネコースの最後のピークで、以降は金毘羅尾根を下るのみで懐かしく登ることにした。

2023年9月29日(金) メンバー:ソロ

君津IC5:10=八王子西IC6:25=武蔵五日市駅前7:20/7:50=(タクシー)=白岩橋8:10…白岩滝8:30…麻生平9:40…麻生山(794ⅿ)10:05/10:15…日の出山11:25/12:05…顎掛岩12:30…つるつる温泉13:15/14:43=(バス)=15:00武蔵五日市駅前15:15=日の出IC15:45=君津IC17:40 IC    行動時間:5時間45分、ヤマレコ歩くペース(0.8~0.9)、標高差:登り1343ⅿ、下り1275ⅿ

ナビを武蔵五日市駅前にセットしたはずだが八王子西icを降りてあきる野icに乗ろうとしていて日の出icを降りるようなので、再度ナビを設定して向かった駐車場は公園のようなのでパニックに、通りかかりのうら若き女性に尋ねると親切に手ぶり手まねで教えてくれ、目的地は近くだった。バスは7:26発なので間に合うと思ったが、まだ登山靴は履いてなく間に合わないので朝飯を食べてトイレを済ますも次のバスは9:07と1時間以上も待ち時間でがあり大枚¥2,700を払ってタクシーで向かった。

白岩橋からタルクボ沢沿いの登山道は冷風を運んでくるようで涼しく感じ、沢の雰囲気ではミソサザイがいてもと思って耳を澄ましたが空振りでキセキレイのつがいのみだった。

白岩滝は水量も少なく迫力には欠けていて、源頭を登りきると麻生平は見晴らし良く日の出山も望めます。さらに一登りすると麻生山で久しぶりに初めてピークを踏む山で2044座目です。

日の出山・白岩滝・金毘羅尾根分岐に下って日の出山を目指しますが、このルートはハセツネカップのコースの一部ですが5回走っているのに全く記憶の残っていません。そうでしょう、余力のない状態でゴールを目指していたのですか周りのことは目に入らなかったから。足元にはツルリンドウがかわいく、木の階段を登りきると日の出山山頂に。大室山は確認できますが富士山は雲の中、新宿の高層ビル群はうっすらと確かめられます。これまで登山者とは会わなかったのに、御岳山からの登山者が続々と現れてきます。

ハセツネの時、日の出山ではまだ日の出前で並走していた女の子は「私は日の出を見てから下りますので、お先のどうぞ」と言われたことがありますが、タイムが遅くなるにしたがって日に出山山頂ではもう明るくなっていました。

下りのコースも初めての歩きです。トレランランナーが一人駆けあがってきますが一人歩きで「生涯青春の」つるつる温泉に。ほんとうにつるつるです。「冷やしとろろ蕎麦」を食して、帰路は迷うことなく無事帰着できました。

         

      白磐滝            麻生平         麻生山       日の出山         つるつる温泉

 

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秋の気配を感じた鹿野山

2023年09月28日 | 房総の山

2023年8月27日   晴、 鹿野山

馬登自治会館9:25…内山緑地10:05…春日峰10:55…神野寺11:20/11:50…鬼泪山12:40…神野寺分岐13:10…林道馬登1号線13:20…馬登自治会館14:05   メンバ-:ソロ、行動時間:4時間30分、歩行距離:20㎞

青峰会二人展には日参して今月の歩行距離は100㎞未達と身体が鈍っているので鹿野山に向かった。

馬登自治会館から内山緑地への急坂で右足膝が痛く何処で引き返そうかなーと山栗を拾いながら歩いていると、潤滑剤が膝にも廻ってきたのか痛みが引いてきたので初期貫徹に。

春日峰周辺にはワレモコウ・ツリガネニンジンが咲き赤トンボも見られ秋の気配が忍び込んでいる。

神野寺では笹山を無事?歩けたことの報告とお礼のお参りをして鬼泪山に向かった。ここでも山栗が落ちているものの大半はお猿さんの食料になっているようですが50数個は拾って夜の酒の肴にした。

帰宅すると車のデイラーから電話とのこと、そうだ、今日は12か月点検で14:00に予約をしていたのをすっかり忘れていた。至急出かけて18:00には点検終了するとのことで助かった。

     

アカトンボ       ムラサキシキブ       マザー牧場        秋まつり      収穫のヤマグリ

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久しぶりの高宕山

2023年09月18日 | 房総の山

AM2:00、オリオン座が東の空から上がってきて眩いほどに輝いていてその直線状に輝く一等星?の名前は調べたが分からない。誰か教えてください。そして5:30には目覚めたので高宕山に行くことにした。8月末の笹山以降は足のトラブルで歩けなく、先週からは君津中央図書館ギャラリーにて絵画二人展に日参しているので8月17日以来の高宕山です。

石射太郎登山口7:00・・・石射太郎7:15・・・樅木のテラス・・・7:40/8:10・・・高宕観音8:50・・・高宕山9:00/9:15・・・大滝10:00・・・石射太郎登山口11:00 行動時間;4時間、メンバー;ソロ

早朝にも関わらづ駐車場には2台、登っているともう下山者一人が、樅木のテラスで富士山を眺めながらの朝食となんと贅沢と思えるが食事メニューはさみしい限りです。出発して直ぐに若い?女性から抜かれて彼女は頂上直下でもう引き返していて健脚だ、いや老生が遅いだけです。富士山はもう雲が湧いてきていて、鋸山の奥の天城山にはまだ雲がかかってなくはっきりと確かめられる。下山コースは大滝から高宕林道を経て戻りました。小鳥さんはコゲラのドラミングを一度聴いただけで、林道ではアケビにサルナシが秋を感じさせてくれました。

     

石射太郎鞍部        樅木のテラスからの富士     豪華な朝食         鋸山とその奥の天城山   アケビ

サルナシ

  

 

 

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青峰会絵画展

2023年09月04日 | 番外

 

青峰会二人展も無事閉めることが出来、多数の皆様に鑑賞いただきありがとうございました。

40数年振りに会うことができた旧知の方もあって、同窓会的な雰囲気もありました。

 

コメント (2)
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関東ふれあいの道整備

2023年09月04日 | 房総の山

023年9月3日山パト

 関東ふれあいの道         8:30~16:00  ヤマパトメンバー:山田、桧垣、吉島、伊藤、蔵

 今日の天気予報は午後から雨とのことであるが蒸し暑いです。ヤマビルはここのところの猛暑続きで熱中症にかかったのか幸いのも現れません。

奥畑登山口から八朗塚分岐の中間点あたりの登山道に根元が腐った倒木が完全に塞いでいて、除去するのに手を焼いたが処理できました。高宕山直下の三差路の板のすべり解けが腐っていたので9本補強、関東ふれあい道の指導票が風雨で文字が薄れてきたので2本ほどニスを上塗りして今日の作業を終えました。

   

今日のメンバー      倒木処理中         木道に滑り止め   深山ウズラ

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山梨百名山達成

2023年09月04日 | 県外登山

南アの隠れた名峰・黒河内岳(笹山)

 山梨百名山を残すところ一座となった2021年に吉ちゃんから「笹山に登る気がありますか」の連絡を受け計画書を作成して勉ちゃん・仁さんも賛同してくれたが2020年から心房細動と診断されて登りは息が苦しくなる状態が続いていたので、装備・食料・水等を全面的なサポートしてもらったにしても足手纏いになることは必至なので、まあ100分の1を残すこともありだなー断念することにした。

 しかし未練が湧いてきて2022年の秋から単独で登るため試行錯誤しながら計画を練ってきた。ネットでは日帰りが大半だがこれは絶対無理で、早朝出発して日没前に下山だがヘッデンを点けて歩きたくない、大門沢小屋前泊コースも行動時間が長いので駄目だ。山頂一泊予定で実行に移すことにした。

 トレーニングとして房総の山を精力的に歩き、7月には富士山に二回。

この時の標高差1300mを約6時間から休憩時間含みで1時間200mの高度を登る数値を導き出し、笹山標高差1900mを9時間30分。下りは1時間350mで行動時間は5時間30分として、装備はツエルトのみでシュラフなし・飲料水3㍑・食料はストーブはなしで行動食のみを絞り込んでもザック重量は8㎏となった。

 女房からは無理なんで中止したら、仲間に声掛けしたら、駄目とわかったら即引き返してと言われ続けてきた。

 実行日は単独の優位性を生かして八月下旬になって山の天気予報のAランクをにらみ続けて実行日を決めた。

なお、山岳保険連絡先も計画書に記入し、山梨県警にメールで送付した。

・期日:2023年8月30日~31日   晴晴

・往路:8月29日;君津IC10:40=双葉JCT=中富IC14:30=奈良田湖15:30

・登り8月30日:奈良田湖(820)5:00…送水管上5:45…尾根合流点(1344)7:00…水場入口(1603)…窪地(2256)11:25…南峰(2717)14:10/14:30…北峰(2733)14:45  <行動時間:南峰まで9時間10分

         

・下り8月31日:北峰4:30…南峰4:40/5:25…窪地7:15…水場入口9:20…尾根合流点10:30…送水管上12:00…奈良田湖14:35<行動時間:南峰から9時間10分

   

・復路:奈良田♨16:30=中富IC17:30=道の駅富士川(仮眠)=君津IC21:10

・記録;車は軽自動車で時速100㎞になると「スピードに注意ください」中央車線や路側線を踏むとブザーが注意を促してくれる老人向けの車仕様となっていて助かります。

 奈良田湖駐車場着くと車が20台近く停まっていてみんな笹山かと思ったが。釣人と広河原に向かう登山者だと分かった。登山口まで歩いて偵察を行って車中泊とします。蒸し暑かった車内も次第に冷え込んできて足元が寒くなってきて、我が家の庭から見上げる星空は夏の三角形と白鳥座にカシオペア位ですが、ちりばめられて星空は星座なんか確認もできません。5:00近くになって明るくなってきたので出発します。

 吊橋を渡って登山口の標識を過ぎると杉林の中の鉄パイプの手摺に導かれて送水管上に、これから本格的な山道に入り尾根合流点まで標高差524mを2時間40分の予定だったのが2時間ジャストと順調な滑り出しです。

若者二人から抜かれて、彼らは笹山から広河内岳を越えて大門沢を下るそうです。

樹林帯の中なので陽射しは遮られていて水場入口でも予定より40分短縮、窪地2256mでは30分短縮とだんだん余裕がなくなっているのが自分でもわかります。 とにかく急坂の連続で足元のみを見つめながら、時折アキノキリンソウ・ゴゼンタイバナ・カニコウモリソウ・オタカラソウ等の花が目につきます。振り返ると富士山が樹幹から覗いていて奥に見えてくるのは南峰でしょうか。

 南峰の標識が建つ広場にひょっこりと。ついに自分の足で自力で立つことができ「山梨百名山達成」ですが特に感情が湧くことが無いのは疲れの性でしょうか。

 仲間にラインで送って驚かせているのが嬉しいです。

北峰に立つと南アルプスの山々が流れる雲の中に見え隠れして圧巻の展望を繰り広げてくれていて、マップを出して一座一座山座同定を始めます。

 目の前に塩見岳・登りたかった蝙蝠岳・荒川岳・その奥に覗くのは赤石岳・聖岳・ツインピークの笊ケ岳にガスが切れると白河内岳に大籠岳に大門沢からの下降尾根、そして農鳥岳に間ノ岳北岳に恰好良いピラミダルな甲斐駒ヶ岳です。

 その右手には鳳凰三山に地藏岳のオペリスクも確認できます。

 もちろん富士山は背後に大きくそびえていて、日本最高峰三山を同時に眺められます。

 山々を眺めつくしたので今晩のネグラの設営です。軽量化目的でツエルトのみで山頂直下におストックを支柱にして何とか恰好が付いたように見えます。

 行動食に毛の生えたような簡素な食事はあまり喉を通りません。もちろんアルコールもなしです。寒くなる前に一寝入りと思って横になりますが小一時間程度で目が覚めます。

 ツエルトの下から風が容赦なく吹き込んできて、石を防風代わりに積んだりしますが効果はあまりないようです。シュラフも当然持ってきていません。

朝出発の時に車で使ったのをザックに入れようかなーと思いましたが480gを軽量化目的で止めていました。

 足に小スタッフザックを入れて大スタッフザックに両足を入れて更にザックの中に突っ込んでレスキューシートで下半身を包みます。腰から上は半袖・長袖シャツ・ウインドブレーカー・雨具は上下を着用、首にはネックウォーマーとタオルですが暖をとるものはなしです。

 寒くて寒くて、風を避けるためついに山頂から樹林帯に降りて岩に寄りかかりツエルトを被って満月を眺めながら時間経過を待つのみです。雲が出ていて星空になっていないので冷え込みは少ないはずなのに身体が手が震えてきます。ヤバいです。行動食を摂ると身体が暖かくなり小一時間程度眠れ、又行動食を摂ります。早く山を下ろうと荷物をまとめて南峰に移動して夜明けを待ちます。              

 富士山の背景の空が茜色に燃えてきて神々しく感じますが、山には朝日が当たらなく南アルプスは燃えてくれなく残念です。こんなに寒い思いをしたのにと思いますがもう一度全容をみせてくれるだけでうれしいものです。

 明るくなってきてメボソムシクイ達もお祝いの囀りを聞かせてくれて下山の途に就きます。

鳳凰三山に小川山から奥秩父連山の金峰山も見せてくれ、登るときには余裕もなかったのだなーと苦笑します。

順調に下っているようだったが足が重くなってきて水場入口では予定タイムより50分も遅れている。両足大腿筋に力が入らなくなって踏ん張りが利かなくなってきた。ガス欠かなーと思って行動食を口にすると幾分持ち直してきた。

尾根合流点を過ぎるとひどくなってきて尻餅をつく回数が増えてきて、最近の山遭難も下山時に歩けなくなったとのニュースもあり自分もそうなるかなーと考えたりした。

 送水管上まで降りてくると鉄パイプに縋りながらも遅々として足を運ぶ。杉林に中にミヤマウズラの花を数株見つけて写真を撮ったつもりだが足がふらついていたのだろう映っていなかった。

下山口から吊橋に向かって歩いていると対向車の工事関係者の人から「笹山ですか、今日の登山者は」と声を掛けられ「今日は登る人、下山者とも会うことなく苦しい一人歩きでした」と応え「ご苦労様でした」と今日唯一の人との会話でした。登りは予定通りだったが下りは予定プラス3時間40分となんと1.7倍も要していて何故だったかの原因究明と今後の対策を講じなければと思った。

とりあえず奈良田温泉に行って、しばらく静かに湯に浸った。

このまま運転するのはと思って宿に電話するも呼び出し音に全く応答しない。温泉の主は最近は予約でないと泊まれませんとこと。せちがらくなったものだ。

道の駅富士川で仮眠して無事帰宅することが出来ました。本当は宿でゆっくりと独り祝杯を挙げたいところだったのに。

まあ、いいか。山梨百名山の四天王(笊ケ岳・鋸岳・鶏冠山・笹山)を制覇したことで大満足です。

次の目標は・・・

 

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