志組から高宕山に
山親爺は怒ってます。2019年9月の台風以降、久しぶりの志組から高宕山を歩きました。過去は志組川遡行や自然公園からジョギングで幾度も歩き、人の手が加えらえなくトリッキーな自然のままのコースだった。が、今回歩いてコース上にロープが張めぐされていて自然破壊もいいところだ。ロープを張ると安全に歩けるというのは大間違いで、山慣れしていない人がロープに頼るあまり、肝心の足元の確保がおろそかになり、スリップ・滑落する可能性が潜んでいます。事故が発生した場合の責任所在は何処にあるのでしょうか?最近特に、高宕山を私物化して自然に手を加えている輩(ヤカラ)が多いいことに立腹している山親爺です。心あるなら以前の山に戻してほしいです。
2024年5月30日(木) 晴
自然動物公園10:05…林道志組終点11:10…志組ルート展望台11:30…関東ふれあいの道と合流(志組分岐)12:15/12:35…高宕山13:00…志組分岐13:20…展望台13:55…林道終点14:15…自然動物公園15:10
行動時間:5時間5分、歩行距離:14.6㎞、累積標高差:登り1096m、降り1092m
自然動物公園出発時に自家用車が1台停まっていて登山者かなーと思って歩き始める。歩いていると思い出す風景が蘇ってきます。藤の花満開の民家、最奥の民家から二軒目のおばあさんから「何処まで行くの」「高宕山に」「若いね〇〇位か?気を付けて」「いや、××ですよ」と心和む会話。母子笊のお墓、廻田沢橋はここまで遡行して上がった橋です。蛇が三匹鎌首をもたげて歓迎してくれたりして志組林道終点に。
スタート地点の自然公園 母子猿のお墓 廻田沢橋、この手前まで車可 林道終点
ここから山路ですが冒頭に記したロープが目障りになってきて、このロープには登りも下りも手を触れることなく歩きます。関東ふれあいの道との合流点のベンチで上総富士を眺めながら行動食を摂っていると八郎塚分岐方面からトレランザックのシューズがやってきて挨拶をして通り過ぎました。高宕山の登りで彼とすれ違う時に、「白い車で自然動物公園から来ました、袖ヶ浦からで、百名山を狙っていてトレーニングで来ています」とのことですが、自然公園スタートで八郎塚分岐から来たということは志組コースからだったら志組川を渡って郡界尾根に。どう間違ってもこれはあり得ない、どのコースを???「ベンチの手前に志組コースの標識が在るので」と教えて別れました。
展望台から左ピーク高宕山、 昔の国体コースの入口 靴族が剥げていたので 山頂から志組コースは?
右の大きいのが315mピーク 接着剤で補修の確認
よく考えると、自然公園Pから野鳥の森・白い崖のテラス・お茶立場を経て郡界尾根からだと思った。結構、遠回りだがこれもありだなーと思った。おばあちゃんと再会、「お茶でも飲んでいかんかね」と親切に声を掛けられたがゴールも近いのでありがとうございますとお礼をして、自然公園に着いたときには袖ヶ浦君の車はもういなかった。