新房総の山親爺

山歩きは人生だ!!
日本の山:2070座
房総の山:388座
高宕山:707回

高宕山監視所コースと高宕観音

2024年04月29日 | 房総の山

高宕山監視所コースと高宕観音

4月28日(日);月1回の監視所コーストレーニングです。新緑も濃くなってきて、出だしの高宕林道ではまだ正調までいかないオオルリの囀りに足が止まります。以降はウグイス・アオバト・シジュウガラの声を耳にします。高宕林道と監視所コースの登りで二か所倒木が登山道を塞いでいましたが跨いで通過。エビネを杉林の中に発見、これはヤマビルの恩恵?を受けたようです。ガマズミ・ツクバネウツギ・ヤマツツジは路傍を飾ってくれていましたが、いつもの場所で出会っていたキンラン・イチヤクソウは根絶したのでしょうか?それとも盗掘に会ったのでしょうか?残念です。登山道を横切る小動物は栗鼠で写真に収める時間もなく素早く消えて行ってしまいました。監視所コースでソロ3人、志組から1人と石射太郎からは時間も遅かったので5人で駐車場に戻った時は満杯だった車も3台のみでした。金吊では「金吊の謂れ」の掲示版が風で飛ばされたのか?無くなっていたので新たに取り付け、石射太郎鞍部では「自然を愛そう 高宕山を愛そう」の掲示板が風で飛ばされないように額で押さえてきました。昼食は八郎塚展望地で、冨山・愛宕山等を眺めながら晴れ風の泡が喉を潤してくれ最高です!

    

石射太郎登山口9:45…怒田沢山の神11:10…金吊12:00/12:15…八郎塚12:50…八郎塚展望地13:00/13:30…高宕山14:35…高宕観音14:55/15:05石射太郎鞍部16:00/16:20…登山口16:35 行動時間:6時間50分、累積標高差:登り1639m、下り1355m、’(ヤマレコ記録より) メンバー:ソロ

吉田類さんのにっぽん低百名山の高宕山で高宕観音の話が千葉県立中央博物館の研究員の島立さんから説明があっていましたが、御開帳の話が無かったので思い出してみました。観音堂の中に平成2年(1990年)の午年6月の御開帳の写真があります。今から34年前で松本住職の顔もあります。むかし昔、観音堂に来た時、お堂の中で御接待があっていて「兄ちゃん上がって来い」と御婆さんから声を掛けられ上がりこんで赤飯や般若湯をいただきました。御開帳とのことでお堂の中に奈良時代天平十五年(西暦743年)行基により手目二尺八寸の金粉塗りの十一面勧世音菩薩が収められ、木造の中央に台座があって田原の満福寺からこの台座に一寸八分の金の菩薩が祭られていました。住職の頭は七福神の福禄寿さんのように長く徳のあるお顔が一番の印象でした。この時、御開帳は丑年の6月第1日曜日と聞いていたので、先月、満福寺にお参りしてスタッフの人から御開帳のことをお聞きしましたが、関係者は高齢で高宕観音まで足を運ぶことが無く、8月10日の午前中に満福寺で行い、この時に金の仏像を拝めるとのことでした。仏道の保管場所は極秘だそうです。高宕山はお往古は高胡山と言っていたそうで、九十九坊の僧舎もあり繁栄していたが、慶長十九年(西暦1614年)の12月の大地震で出火して一宇の堂も消失して亮保八年(西暦1723年)頃に現在の位置に観音堂に移ったとか。<ヒア内容の概要で正解か否か保証はありませんので>

   

満福寺         十一面観音像    高宕観音の   平成二年午年開帳写真

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東大演習林

2024年04月27日 | 房総の山

東大千葉演習林

春の一般公開に参加してきました。出発点の清澄寺へ房総スカイラインから亀山ダム経由のつもりで車を走らせていたが、ふと気が付くと久留里の歩に向かっているではないか。何故だろう?ボケが進行しているの?。路肩に車を停めて亀山ダムにナビを設定したが迷走しているみたいだったが亀山ダムについてホットしたが約20分ほどのロスタイムを作ってしまった。七里川渓谷の新緑のトンネルを抜けて清澄寺手前の無料駐車場に。ほぼ満杯状況です。受付のスタッフも今日は天気も良いしと喜んでいました。

2024年4月26日(金)スタート地点10:15…池の沢番所跡10:55…元清澄分岐(東の沢ゲート)11:25…郷台畑12:00/12:35…元清澄分岐13:05…池の沢番所跡13:45…清澄寺14:35…ゴール地点14:50

行動時間:4時間35分、歩行距離:19.6㎞、累積高度差:登り1600m、下り1602m(ヤマレコ記録より)メンバー:ソロ

   

スタート地点          モキノキ等の説明       池の沢番所跡      東の沢ゲート

平坦なオフロードの林道で、小さなアップダウンを淡々と進みます。花は少なく、所々にツ名池の沢番所跡やモミの木・ツガの木等々の説明看板に距離表示も。遠くに嶺岡の山並みにこんもりの森は元清澄山に三石山への続く尾根も確かめられます。郷台畑への下りの崖地にはウツギの花が飾っていて、折り返しの郷台畑に。受付で小鳥に写真が展示されていたので、シロハラの写真を見て独り言で「最近シロハラを見てないな~」と言ったら、後ろから「シロハラ一杯いますよ」振り返ると嫌み発言のオバンがいました。‘センベルセコイア’の北米西北地方産の大木を眺めながら食事をして戻りました。みんな歩いているのにマイカーで来ていた人の車がパンクしていたのは天罰か。出発点に戻りましたが、折角ここまで来たのだからと清澄寺にお参りして戻りました。

   

カエデの新緑の中を        元清澄山を          郷台畑          セコイアの大木   

 

清澄寺               ゴール

 

 

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最近読んだ本

2024年04月24日 | 番外

昨年9月に図書館ギャラリーで仲間と二人で絵の展示を2週間行ったときに、山ほどの本を借りる人の多いのに「Unbelievable」だった。それに刺激されて、よし俺も本を読もうと・・・思ったが、・還るべき場所(笹本稜平)・山岳稜線(笹本稜平)・ゴザインタン(篠田節子)・山岳短編集(夢枕獏)・苦難の道程K2(小牧由香)・その峰の彼方/デナリ(笹本遼平)の6冊だけだった。今年こそと思ったが、北壁の死闘(ボブ・ラン自動グレー)・高熱隧道(吉村昭)・アコンカグア山頂の嵐(チボル・セケリ)のまだ三冊のみで四冊目を読み始めたところです。

お薦めは高熱隧道、黒部第三発電所建設を背景にしているが、トンエル掘削工事の岩盤が最高166度に迄に達する中で、自然と人間の戦いで読み応えがあります。

アコンカグア(6959m)初登頂は1897年で127年前で、この本は1944年2月登頂時の記録で80年前で山親爺が生を受けて3年後です。ちなみに山親爺は2002年に挑戦しましたが、「ビエント・ブランコ」白い嵐に高山病?で下痢・嘔吐に悩まされグランアカレオ6500m付近で退却し登頂できませんでした。もし、登頂出来たら高所登山のスケジュールがあったのですが断念しました。故に、この本を読みながら登頂を味あわせていただきました。

読書の時間は寝る前にベッドのなかで姿勢が悪く首の斜面の筋が痛くなり、片頭痛の要因かなーと思っていて、要改善だと思ってます。

 

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関東ふれあいの道整備

2024年04月22日 | 房総の山

関東ふれあいの道整備

2024年4月21日(日) 曇り

令和6年度も香木原コース&高宕山コースの登山道整備を我々シルバーメンバーが担当することになり1回目の実施です。曇り空ながら、時折陽射しも射して山肌はパーマネントグリーンの染上げyてくれ、小さな可憐な山野草も楽しむことが出来ます。今回の作業としては登山道に突き出ている岩石の削り、道標のグラツキの補修、鎖索支柱の補強等の整備を行いました。

   <出会った花をネットから>

ヒメウズ          タニギキョウ       コケリンドウ 

八朗塚分岐は倒木が整備され明るくなっていて、食事中に八郎塚から下ってきたズックの軽装のハイカー「遭難しそうになった、これから三島神社に、奥畑にはどう行ったら、浦安から来た・・・」怒田沢登山口から登ったそうだが、ロープ等にしがみついて・・・何度も遭難しそうになったと語る。高宕山へは同僚から誘われてきた、その同僚は登山口に引き返すと言ったが自分は引き返すの嫌だと別行動をとっているとのこと。まさに遭難者予備軍だ。途中、車に拾って三島神社まで送り届けた。日曜日だったが、今日は意外に登山者は少なく出会ったのは12人だった。仲間が一人ヤマビル被害に遭遇していた。

   

岩石を削っています      道標の基部に土嚢を     八郎塚分岐         今日のメンバー

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富士山眺望の釈迦ケ岳(1641m)

2024年04月19日 | 県外登山

富士山眺望の釈迦ケ岳(1641m)

甲府盆地がピンクに染まる桃の花見と釈迦ケ岳から富士山・南アルプス・奥秩父連峰を眺める贅沢な山歩きが楽しめます。と、9日に計画していたが天候不良で延期となり18日に。この18日も16日はCランクで下界の街も雨予報で中止か、それとも天候安定している群馬の山かと迷っていたら、17日の天気予報ではAランクに急変していて、急遽予定通り18日に決行することになった。

・期日:2024年4月18日(木)

・メンバー;山田、小川、伊藤、森内、高橋、藤原

・往路行程:木更津南IC6:00=八王子JCT=談合坂SA=一宮御坂IC=すずらん群生登山口8:50

・コース:登山口(1330m)9:00…稜線9:35…府駒山(1562m)10:00…釈迦ケ岳(1641m)11:00/11:55…府駒山12:40…稜線13:00…登山口13:30   

・行動時間:4時間30分、歩行距離;5.7㎞、累積標高差;登り533m、下り528m

・復路行程:登山口13:40=(若彦トンネル)=ロイヤルホテル河口湖開運の湯14:20/15:10=河口湖IC=都留IC=都留・より道の湯15:40/16:50=都留IC=木更津南IC18:00

・記録;いつもは中央道から奥多摩・丹沢に富士山も厚い雲の中に閉ざされていて期待薄です。笹子トンエルを抜けても南アルプスも奥秩父連峰も見えない。9日は甲府盆地がピンクに染まる桃の花も散ってしまっていて、鳥坂トンネルの向けて高度の桃畑には面影がしのばれます。山肌の楢の若葉には陽が射すこともなく鈍く新緑も楽しめません。すずらん群生地は道路整備や駐車場近くの整備が行われている中、予定よりも早く到着しました。

スズラン群生地登山口     落ち葉の中を        府駒山       ・・・から釈迦が岳を

落葉で埋めつくされ、春の雰囲気は全く感じられない登山道に直ぐに入って30分ほどで‘どんべえ峠’からの稜線に到着します。山野草はトリカブトの葉が所々に見受けられたくらいで府駒山に。釈迦ケ岳が樹林越にようやく望めるようになります。ツツジの木々の中を縫って歩きますが、蕾はまだ固く閉ざされていて、開花の時期はツツジのトンネルだろうと想像できます。山頂から戻るソロの二人とすれ違います。そういえば駐車場で女性二人が先行していったが、会うことなく黒岳の方に行ったのだろう。釈迦が岳の基部からの岩場はロープが張り巡ぐされていて緊張感を持ってようやく何十年振りか、三度目の山頂です。仲間にみせてあげたかった富士山をバックに鎮座するお地蔵様はさみしく感じます。 

岩場を捩る         地藏さんと富士     富士山判るかなー     山頂で

でも、黒岳から延びる中藤山・金堀山・節刀ケ岳・鬼ケ岳の稜線は確かめられるのが唯一の慰です。展望版には笊が岳の名前が刻まれていますが、南アルプスに奥秩父連峰も姿を隠しています。風もないので富士山を覆っている雲も取れそうもなく早目の食事をします。誰か、「富士山だ!」と雲の隙間から山頂が、歓声が上がります。小一時間も山頂に佇んで降ります。下りと言うのに、アップダウンを6回も繰り返して登山口に。スズランの時期は5月末から6月とのことで、この時期は大賑わいとのことでした。若彦トンネルを抜けると河口湖に、湖畔は桜満開で外人さんがいっぱいで富士山が望めたら最高のおもてなしが出来たのに残念でしたね。

 

山頂から節刀ケ岳の稜線   河口湖の桜   山はよかった~

開運の湯は露天風呂からの展望もなく食事も出来ないとのことで、おなじみの都留の‘より道の湯’で盛大に反省会で5月の山は玉原高原の「鹿俣山」28日に決まって、帰路につきました。都内に入るとフロントガラスに雨滴が落ち始めて、山で降られなかったことに感謝した次第です。

 

 

 

 

 

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今昔高宕山

2024年04月15日 | 房総の山

今昔高宕山

2月8日、吉田類さんの「にっぽん低山」ロケが高宕山で行われて、その中で御水借りの話がでていて「里が渇水期に山頂の御釜から水を汲んで帰り、田んぼに撒くと雨が降る」「雨が降ったらお礼に里から水を汲んでお釜に返す」とは知っていましたが、「御水借りの途中に休んではいけない、休んでしまうとその場に雨が降る」との話は始めて知ったので、千葉県立中央博物館の生態・環境研究部の島立さん(当日、高宕観音での説明者)に問い合わせると、昭和49年発行の日本の民俗 千葉に記載があるとのことです。これは地元の伝承なので、歴史的な文献などはほとんで出てきてないとのことでした。以前、大山千枚田(天水のみ)の関係者がお水を返しに来られた時に山頂で会ったことがあります。その延長の話として、夏が終わっても水を返しに行かないと、秋に長雨が続くと今でも言われており、令和元年の房総豪雨は水を返しに行かなかったからだと地元では噂されていたとのことでした。お礼に水を返しに行くとき、休むことはよいのかと問うと、そこまでは聞いていないとのことでした。島立さん、ありがとうございました。

2024年4月14日(日) 浅間神社登山口9:30…浅間神社9:50…三百騎山(211m)10:10…三等三角点芹(237m)10:55…廃屋11:20…石射太郎鞍部12:00…樅木のテラス12:20/12:40…高宕山(330m)13:50/14:10…石射太郎鞍部15:05…石射太郎登山口15:20…浅間神社登山口15:55

行動時間;5時間25分、メンバー;ソロ、歩行距離;16.4㎞、累積高低差;登り1417m、下り1424m 今日目的としたエビネ・キンランは今年も空振りで根絶してしまったのだろうか。ヤマツツジ・ウツギの花は今年は遅いのだろうか?しかし、コケリンドウは足元に可愛く咲いていて、山肌は萌黄色に桜の花も残っていて和ませてくれます。八千代から来たというアラレちゃん眼鏡の女性は「今までで今日が一番きれいです」と・小鳥の飛び交うのを何度も目にしますが、難聴気味の小生の耳には囀りは届きません。お土産にシドケを十数本摘みました。

にっぽん百低山のドローン撮影から山頂の岸壁。なかなか迫力がありますね。

文献からの高宕山の雨ごい釜 

現在は三個の釜が重なり合っている(内側の釜は農家で使ってた普通の釜みたいと思った)

一番外側には、奥宮・・・寛永の文字が読み取れる。寛永は江戸時代(1624~1644年)にものか

真ん中の釜からは、平田・・・高宕山の麓の平田村のことか?年代物だ!?

次回の高宕山編は、高宕観音のことを記したいと思ってます。

 

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小仏城山

2024年04月12日 | 県外登山

小仏城山(670m)に春の花と展望を

小仏城山は陣馬山から高尾山縦走時に幾度か通過していますが、山頂で休憩した記憶はなく、相模湖側から高尾側へ横断する計画を立てていた。その中に日影沢でイチリンソウの情報があったのでタイミングを狙っていたので天候を狙って実行にうつした。

・期日;2024年4月11日(木)晴

・往路行程;君津IC6:15=石川PA=相模湖東IC8:00=相模湖駅前8:05/8:37=(Bus)=千木良8:42

・コース;千木良(200m)8:50…峰尾山(540m)10:05…城山(670m)10:35/11:15…(日陰尾根コース)日影バス停12:30…高尾駅13:40

・行動時間;4時間50分、メンバー:ソロ、歩行距離:13.2㎞、累積標高差:登り764m、下り780m

・復路行程;高尾駅13:54=(JR)=相模湖駅14:02=p14:15=相模湖IC14:22=君津IC15:47

・記録;当初予定は交通機関で立案していたが、最近特に面倒くさがり癖が出てきて、乗り換えや朝の出発を遅くしたいと思ってマイカーに変更した。渋滞もなく相模湖駅前のパーキングに到着し、朝の御勤めもゆっくりと出来て出発点の千木良まではのバス乗車の登山者が4人。

  

 高尾~陣馬の尾根に向かってダイレクトに登る標高差470ⅿの東海自然歩道は自分にとっては急坂ですが、ヤマブキ・キジムシロ・キイチゴ・ノイチゴにマムシクサ等々は房総の山と同じですが、スミレは標高が高くなると名前の判らないのが出てきて足が止まります。振り返ると富士山が大きく聳えていて、やはり房総と違うなーと。尾根の途中にお地蔵様の横に峰尾山の標識が、なんか新たな一座を得たなーと小さな喜びが湧きます。トテイルランナーが駆け足で駆け上っていき羨ましいです。頂上に近づいたのか下山者が降りてきて、赤・桃・白・黄の花が賑々しく迎えてくれ、静かだった登山道から一変して賑やかな山頂です。

   

    

 平日なのに、これが土日祭日だったら大混雑間違いなしで、ゆっくり山を楽しむなんて無理だろうと想像します。

 でも、富士山は変わることなく大きな心で人間共を包んでくれています。

茶屋の名物‘なめこ汁’¥300を求め、持参のゆで卵を落として、景観に抱かれながら早目の昼食です。二年前にH君と高尾山~陣馬をトレランしたとき、ここの茶屋で‘なめこ汁’を食した時はH君にせかされて味見することもなくせかされたので、今回はゆっくりと味わうことが出来ます。他の登山者はオデンに缶ビールを求めて花見酒を楽しんでいますが、マイカーのこの身は我慢我慢です。

   

 冨山に登ったよと、蔵さんからラインが入ってきたので小仏城山からの写真を添えて返事した。房総の山仲間にも三色団子と富士山の写真を添えて、18日の釈迦が岳を楽しみにしていますと送った。

 下りコースに入ると人影はバッタリと途絶えます。予定は日影沢林道でしたが、山頂のアンテナ箇所には車が数台停まっていて、舗装されている林道歩きは嫌だなーと思っていたら日影尾根ルートの小さな標識が、マップを見ると道標のないバリエーションルートとなっているがこちらを選んで下った。道標はないがマーキングと踏み後ははっきりしていて、登山者6名とすれ違った。 沢が出てくるとイチリンソウが可愛い花を見せ始めた。山野草は尾根コースには全くなく、林道コースの沢沿いを歩かないとだめだろうと思った。

   

 登山道を終わりきると対岸への道がない、少し戻って小川を石伝いにわたって崖をよじ登って対岸に出て日影バス停に、10人近く並んでいて数分後に小仏から来るとのことだったが高尾駅まで歩くことにした。

 トレランを始めたころ、トレランの聖地と言われていた高尾~陣馬のコースをと思って高尾駅から小仏峠~景信山・堂所山~奈良子尾根を降り陣谷温泉で露天風呂に入って藤野駅まで走った記憶がよみかえってきた。昔のことはよく覚えているものだなー。

 高尾駅から相模湖駅までJRで一駅戻って、マイカーで速度を抑えながら無事帰着することが出来ました。

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双耳峰の富山に

2024年04月08日 | 房総の山

西尾根から双耳峰の冨山に

富山(とみさん)は千葉県南房総市にある標高349.5メートルの低山で、2つの峰からなる双耳峰なのです。「富山」といっても富山県のことではありません。  類さんの低百名山で3月に紹介されて更に親しみやすくなって来たようで、 ミーハー的な房総の山親爺も再訪しようと思っていたが、ここのところ天候もスッキリしなく見送っていたが居ても立ってもおられず7日に出かけて来た。行くからには「西尾根を登らずして冨山に登ったと云うべからず」と3年ぶりの西尾根を登り、下りは南峰の観音堂から福満寺コースをたどりました。

2024年4月7日(日)君津IC10:25=鋸南保田10:46=富楽里道の駅11:10…西尾根登山口11:20…伏姫籠穴分岐12:20…竹林ピーク12:50/13:10…富山北峰(349m)14:00…南峰・観音堂(342m)14:15…福満寺15:05…西尾根登山口15:45…富楽里道の駅15:55=鋸南冨山IC16:08=君y津IC16:30 行動時間;4時間45分、歩行距離;11.1㎞、累積標高差;登り883m、下り885m メンバー;ソロ

 今日も山は駄目かなーと諦めていたら太陽の輪郭が朧げに浮かんできたので出発には遅かったので高速を使うことにしたが、降りるICを一個手前で降りてしまって、保田小学校道の駅で気を休めていると電話が、女房から「財布が裏口にあるが」・・・昼飯にお握り一個買う予定だったのに。まあいいか、今朝帰っていった孫たちが置いて行った菓子類を持ってきたのでこれで済ませることにしよう。

 冨山の西尾根の全容です。代掻きを終えた田んぼからはカエルの鳴き声も聞こえます。

 登山口の看板です。

    登山道には春の花々が飾ってくれ、ウグイスの囀りもしきりに聞こえます。急坂にはロープが設置されていますが、昨日までの雨で滑りやすいです。5足の登山用の靴の中で、今日履いて来た靴は年代物のスカルパのソールがすり減っている代物で、輪をかけて滑りまくります。

 伏姫籠穴分岐を過ぎて木更津からの登山者に抜かれて竹林ベンチで遅い昼飯。これを過ぎても山頂までのピークの標識は20個までにはなかなか、こんなにも遠かったのかなー。このマークが設置される以前に自分で数えたピークは大小合わせて32個だったと記憶していた。汗が体中から噴き出てきて、こんなに汗を流した山歩きは久しぶりで爽快感が湧いてきます。東京湾は霞んでいて、当然、富士山は望むことが出来ませんでした。

南峰に北峰も見えてきた 北峰の展望台だ、もう少し頑張れ!

山頂の皇太子と雅子妃の記念碑です。類さんはこのことには何も触れてなかったな~。北峰から鋸山・高宕山・鹿野山方面を眺めて南峰に向かう。途中にイチリンソウの小さな群落が。

  南峰の観音堂には久しぶりの対面です。その奥に立つ石板には「山高きゆえに貴からず ・・・」と刻まれていると類さんが登った時に紹介されていたが、今はほとんど読み取ることが出来なかった。

 福満寺への下りは単調でいやな階段が続いていて、類さんに同行した富永美樹さんはここの登りは大変だっただろう。

 

 

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春まだ浅し、津森山

2024年04月02日 | 房総の山

春まだ浅し人骨山と津森山に  2024年4月2日(火)

佐久間ダム周辺のソメイヨシノは満開かなーと思って出かけてみましたが、まだまだ数輪しか咲いてなく花見客の方が多くありました。しかし、路傍にはムラサキケマン・ジロボウエンコグサ・キジムシロ・トウダイグサ・キランソウ・ハルジオンにシロバナタンポポと春の装いを見せてくれ、ウグイス・シジュウガラ・カワラヒワにホオジロと小鳥さんたちとの出会いもありました。

佐久間ダム10:10…大崩バス停10:30…津森山登山口11:00…人骨分岐11:10…人骨山11:30…人骨分岐11:50…津森山12:20/13:00…津森山登山口13:20…佐久間ダム14:10   行動時間:4時間 歩行距離:14.5㎞ 累積標高差:登り942m、下り942m  メンバー:ソロ

何年前かなー、人骨山の登りで息が止まりそうで綱引きロープにしがみついて何とか山頂に。ここで特効薬を飲んで正気に戻って津森山に登った記憶が蘇ってきた。心房細動が一番悪い時期だったのだろう、今日はロープを掴むことなく登った山頂は、館山からの中年女性グループに三角点も占領されていたが、三角点をタッチしたいと座を開けてもらった。山頂からの眺望は申し分なしだった。津森山からの富士山展望地からは霞みで望めなく、千葉県最高峰の愛宕山を眺めながらのんびりとお握りにかぶりついた。

   

佐久間ダム対岸の桜    道中の桜          人骨山分岐    人骨山からの冨山

   

津森山からの伊予が岳と富山    房州低名山      看板から富士山を   

こぶし(花びら6枚) アクモクレン(花びら9枚)

 

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ギャラリー巡り

2024年04月01日 | 番外

番外 2024年4月1日 ギャラリー巡り

第10回 風間三郎個展に行ってきました。過去二回ほどは一緒にギャラリー「風」で小生の愚作も展示させてもらい、矢那では一緒に酒を酌み交わした仲間でした。今回は、種々ガラス製品を利用、新たな価値を試みたガラス装飾ランプの作品展で、彼のアイデアと創造力に満ち溢れた内容でした。併せて、紙人形・ちぎり絵・水引紐細工も展示されていました。

   

そして、我が家のギャラリーも添えさせていただきます。

 山親爺と孫の翠桜・圭の作品です。

 

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