房総山の会の一月山行は高麗山や昨年は石垣山と湘南の山歩きで、今年は幕山・南郷山を選んだ。
この山は「こぶし山の会」で2004年2月に総勢24名で、今回とは逆コースで歩いていて21年振りの再訪ですが、26日の若潮マラソンのたかが10㎞の祟りか今週から右膝の痛みが出ていて最悪のコンディションで苦行の登りでした。
・日程:2025年1月30日【木】快晴
・メンバー:山田、小川、伊藤、森内、高橋。藤原
・往路行程:木更津南IC5:55=青葉JCT=<海老名SA>=大井松田IC=小田原東IC=石橋IC=湯河原=幕山公園8:40
・コース:幕山公園(180m)8:50…幕山(626m)10:25/10:45…自鑑水11:05…南郷山(611m)11:35/12:15…白銀林道出合…鍛冶屋バス停13:45
・コースタイム:3時間00分、行動時間:4時間55分(休憩時間を除いてコースタイムの1.3倍)、歩行距離:9.9㎞、累積標高差:登り721m、降り856m
・復路行程:鍛冶屋バス停14:15==町営こごめの湯14:40~15:50=中華そば‘にこり16:10~17:00=石橋IC=木更津南IC19:00
・夜明け前の星空を眺めていると、今日のドライバー小川号は正確に5:25に迎えに来てくれます。海老名SAで朝食を摂りますが、最近お握りは\100では買えなく\180もしているのにびっくりです。時代ズレ?
順調に走っていると思いきや、厚木・小田原道路の入り口を見落として、大井松田ICから一般道で小田原東ICに乗りますが幕山公園には計画通りの時刻で到着、流石仁さんドライバーです。
大山に富士山に、小田原城から石垣山への稜線も確認でき、最高の山天候です。椿の花の中にメジロの群れが飛び変っていて、大きなザックを担いだ登山者はクライマーで幕山登山者はクライマーで幕山の岩場をめざしています。
湯河原梅まつりは2月からのことで数本のみに膨らんでいるのが見られる程度です。痛み止めを2錠飲んで出発します。
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岩場ではクライマーが取付いているのも見受けられます。仁さんは昔取った杵柄でやりたそうに見つめていました。
問題は老生です。階段状の段差が続いて、右足を付くと痛みがヅキンと来るので極力左足で段差を乗り越えようとしますが…息も上がってきて、歩くリズムが取れなく歯がゆいが・・・仲間は何度も待ってくれていて申し訳ないです。
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コースタイム50分の所を1時間35分で無事到着してリタイアは如何にか免れることが出来ました。
我々以外の4人のハイカーは下ったようで、眺望もなく昼食時間にも早いので南郷山を目指します。自害水道標には「頼朝が石橋山の合戦に敗れて、この池にたどり着き、水を飲もうとしたときに、水面に映った惨めな姿を嘆き、自害しようとした」との謂れがありました。水は少し溜まっている状態でした。
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竹藪を縫って南郷山に。眼下に相模湾に突き出た真鶴半島の先に初島・大島、伊豆半島に突き出た山は天城山か。ピラミダルな大山も確認できます。
背にする北側の山々に隠れて富士山が望めないのが寂しいような気がしますが、海を眺めながらのお弁当は最高です。
降りは相模湾に飛び込むように下っていき、最後のコンクリート道路は足裏に響いて鍛冶屋バス停に無事下山しました。老生の右膝は降りは大丈夫なのです。
幕山公園まで1.2㎞の坂道を仁さんと勉ちゃん二人が車回収に行ってくれて、その間湯河原行のバスを待つ地元のおばさんは、勝浦に住んでいたことがあり、千葉と言えば勝浦しか思い出さないと言われていました。
町営こごめの湯は駐車料金を取り、中野食堂は14:00でクローズになっていて、自販機ではビールも売ってないが、お湯は少し温めでほんわかと疲れた身体を癒してくれて、最高のお湯でした。
反省会は中華そば店‘にこり’で泡で喉を潤し、各自好きなメニューを選んで帰路に着きました、帰路はシルエットの富士に大山を眺めながら無事帰君することが出来ました。今回は本当に仲間にけられた山行でした。感謝!感謝!でした。