玉原高原の長沢三角点に
当初28日は神奈川県の湯船山を予定していたが全国的に雨予報で26日に中止の連絡をした。ところが翌27日に梅雨前線の北側の群馬県の山を検索したら、尼ケ禿山・玉原高原は28日午前中はAランク、午後からはBランクになっているので「尼が禿山に変更して行こう」とラインすると全員から賛同を得たので急遽決定した次第です。
尭原高原は今月3日に鹿俣山に登っているので今月は2度目の訪問です。
・2024年6月28日(金)
・君津IC6:00=【関越道】=沼田IC9:00=9:30センターハウス(1220m)9:55…玉原湿原入口10:10…玉原越10:50…長沢三角点(1302m)11:15…ブナ地藏11:40…センターハウス12:25/13:15=望郷の湯14:00~15:10=沼田バーミアン15:20~16:20=沼田IC16:25=君津IC19:00
・行動時間:2時間30分、歩行距離:6.1㎞、累積高低差:登り190m、降り200m、メンバー:山田・伊藤・小川・高橋・藤原・森内
朝方3:00頃より雨音を聞いて、出発時にはかなり大粒の雨だが誰も「止めよう」とは言わない。高坂SAでミーティング結果は取り合えず玉原高原まで行って考えようとなった。SAにも登山者グループが見られます。いつもなら関越道から眺められる武甲山・浅間山・赤城山・榛名山・子持山・武尊山は完全に雨・雲の中です。
でも玉原センターハウスに着くと何と雨は上がっていて取り合えず雨装備で目的の尼ケ禿山は視界も悪く、玉原湿原から長沢三角点を廻って戻ってくるという軟弱コースととることにした。
中学生・小学生の野外教室なのかバス5台も到着して賑やかになります。
玉原湿原にはヒオウギアヤメ・ハクサンタイザキ(トウダイクサ科)・トキソウ・キンコウカ・ウラジロヨウラク・ギンリョウソウ・サワランも見受けられますが尾瀬みたいな華やかさはありませんが乙な雰囲気があります。
湿原を抜けてブナ林の緑の中の散策は身体中に精気が蘇ってくるようで大好きです。ワンピッチで長沢三角点に到着、老生は二年ぶりのご対面です。
抱き石からブナ地藏まではブナ林にガスが湧いてきて、神秘的は雰囲気をなおいっそうに醸し出してくれます。
小鳥の声が数回届きますが、メボソムシクイ?か、それにヤブサメらしき忙しない鳴き声も聞かれました。ブナ林のなかだからアカゲラのドラミングを期待していたが残念でした。
ブナ平からの下りではシナノキやミズメの沼田名木百選を観賞しながら下っていくと、先の小学生野外活動の引率の先生が、ブナの爪痕をさして「これが熊が登った時の爪痕です。熊さんは登りが得意ですが下りはへたくそです。」と説明していました。
センターハウスに到着して東屋で昼食を始めると雨が激しくなってきて。中学生グループも下ってきてバスで直ぐに下っていきました。
予定通り望郷の湯はレストランのオーダーは14:30でストップとのことで温泉だけ利用して、「ファミレスは18:00まではビール半額」ということで沼田IC手前で入ることが出来ました。会費は仁さんが高速料の割引の還元と、今までの会費残金の積み立てもあって徴収なしですませることができて大助かりでした。仁さん、今後もよろしくお願いします。
外食とかほとんどしない老生はロボットが料理を運んでくるのにはビックリで、時代遅れを痛感した次第です。
雨はまだ小雨で、雲が薄くなってきて確認できたのは迦葉山・子持山・榛名山くらいでした。
短かかったコースでしたが、3日と合わせるとセンターハウスから長沢三角点…ブナ平…鹿俣山…センターハウスと一筆歩きで繋いだことになりまあまあ満足する歩きだと自己満足しています。
君津では風雨が強く避難勧告も出たということでした。