イルチブレインヨガ立川スタジオです。
現代人によく見られる「肩呼吸」は、心身のストレスの強さを象徴する行為です。イルチブレインヨガでは、呼吸を深くすることで、呼吸の中心を体の中心である丹田(たんでん)へと近づけていきます。
生まれたばかりの赤ちゃんの呼吸を見ると、下腹が上がったり下がったりしています。実は人間は、赤ちゃんのときはお腹を使って深い呼吸をしているのです。
しかし、多くの現代人は、年齢が進むにつれて呼吸の中心が徐々に上へ移動していきます。
腹式呼吸が「胸呼吸」になり、やがて吐く息がとても浅い「肩呼吸」に変わっていきます。お年寄りや病気している人は、呼吸のたびに肩が上下に動きます。
呼吸は、自律神経と深い関係があり、息を深く吐くと「副交感神経」が刺激されるといわれます。副交感神経は「リラックスの神経」といわれており、ストレスをやわらげる働きがあります。深呼吸をすると気持ちにゆとりが生まれるのはこのためです。
しかし、現代人は副交感神経よりも、ストレスの神経である「交感神経」が優位になりやすいとされ、これに伴って呼吸も浅くなります。呼吸が浅いと、「イライラ」や「怒り」といった感情が募りやすくなります。
イルチブレインヨガ呼吸法をすると、副交感神経が優位になりやすくなります。とくに、体の中心であるへその下の丹田を意識する「丹田呼吸」を行うと、気エネルギーが全身をめぐり、血行が改善されます。内臓の働きも活発になり、リンパ液の循環もスムーズになります。
★丹田呼吸のトレーニング方法はこちら★
☆簡単にできる エネルギー呼吸法
丹田呼吸は私たちの体にとって一番自然で単純な呼吸です。生まれたばかりの赤ん坊は母親のお腹の中でへその緒を通して呼吸していたように呼吸しますが、まさにそれが丹田呼吸です。丹田呼吸は私たちがもともと行っていた呼吸法に戻ることなのです。
丹田のうしろ、脊椎側にある命門のツボを通じて生命エネルギーが出入りするとイメージしながら行う呼吸です。この時、鼻で行う呼吸は意識しません。実際には鼻で息をしますが、丹田に意識を集中して呼吸すると、丹田と命門がひとつになったように感じ、丹田にエネルギーが満ちてくるような感覚が得られるようになります。
丹田呼吸
- 腹式呼吸と丹田呼吸の差は丹田と命門を意識するかどうかです。(丹田と命門の位置は写真を参照)
- 両手を丹田の上にのせ、腰の命門のツボに鼻があるとイメージしながら、息を吸いながら風船を膨らませるように命門から丹田に気運が入り、お腹全体が膨らむようにします。
- 吐き出す時には風船から空気が抜けるように気運が丹田から命門に抜けるとイメージしながらお腹を収縮させます。
【ポイント】丹田呼吸において命門は鼻のような役目を、丹田は肺の役目を行います。呼吸は無理をせず、自然にお腹の動きに従って行うようにしましょう。
出典: ブレインメディア
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