Linの気まぐれトーク

映画と小説の観賞日記

東野圭吾のミステリはどうしてすぐに忘れる?

2021-11-18 15:53:00 | 読書
ガリレオシリーズ9作目。


これで復習終わり、復讐じゃなく。
『沈黙のパレード』は来年映画化予定だという。
来年のその時、私はどれだけ覚えているのだろう。
本作は2018年10月に刊行されている。
図書館に入り、順番が回ってきたのはちょうど退職の頃だったろう。
たった3年前なのに全く覚えていないのは情けない。てっきり未読なのかと思ったほど。
わずかに記憶に残っていたのは「なみきや」の〈炊き合わせ〉というメニューと、最後のバレッタ。
犯人はもちろん、謎解きもトリックも事件さえも記憶にないなんて。


何故記憶に残らないのかを知りたくて再読したガリレオシリーズ。
「探偵ガリレオ」に始まり、「予知夢」「容疑者Xの献身」「ガリレオの苦悩」「聖女の救済」「真夏の方程式」「虚像の道化師ガリレオ」「禁断の魔術」「沈黙のパレード」
そして集大成となるらしい10作目が最新刊の『透明な螺旋』
その予約の順番がタイミングよく回ってきた。
ここで明かされる湯川教授のヒミツって何だろう。
もしかして草薙刑事の部下、内海薫(映画では柴咲コウさん)と結婚するとか?
楽しみだ♪

再読なのに読み出したらやめられず、忙しい日々になってしまった。
何故忘れやすいのか、自分なりの理由は分かった。
理系だからだ。
トリックも謎解きも難しい理論や実験に基づいているため、理解できないのだ。
作中でも理解できない派の代表が草薙刑事で、彼が大半の読者の代弁者となっている。
だからバカにされたとは思わないけれど、
本当に理解したわけではないので記憶に残りにくい。

小説と映画、2度楽しめると思えばいいのだ。

読みたい本、観たいDVDはいっぱい。
庭仕事も半端なく多い。
体がふたつあったらな。
こんなにヒマなのに…(笑)

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