出口治明・著 講談社現代新書 2020年
『白鯨』から解放され、図書館に行けば見る本全てが魅力的。
この本に目をとめたのは、還暦の文字と「学ぶ」ことの大切さを解いていたから。
著者は1948年生まれなので夫と同年齢、日本生命に勤務、退職後ライフネット生命の創始者、今は立命館アジア太平洋大学の学長を勤める。
経歴が示すように、年齢に関係なく人間は働き続けることが大事と説く。
「人・本・旅」をモットーに掲げ、たくさんの人に会い、多く学び、どこにでも行ってみることが大事。
人生は川に流されるようなもの、なるようにしかならないのだから。
その肩肘張らない考え方(今それで上手くいっているのなら間違いない、不都合なところを手直ししていこうという)、目の前の現実をしっかり見る手堅さは魅力だ。
この著者の本をもう少し探してみようか。
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