呉かみしばいのつどい ~紙芝居はワクワクどきどき~

子ども達と心を通わせ、共感の感性を育む
日本独自の文化、紙芝居
紙芝居の輪が広がりますように~

広島日赤原爆病院小児病棟クリーンルーム

2017年10月28日 | 小児病棟での活動
今日は「えほんのつばさ」の活動について


小児病棟で、2000年から子ども達へ遊びのボランティア活動をしています。
今日は、広島日赤原爆病院のクリーンルームでの、ようすをお伝えします。




クリーンルームへ行くと「紙芝居、読んで〜紙芝居、好き〜」と言って、一緒に楽しみます。
この日は、5作演じました。
なかなか集団生活を体験できない子どもに、共感の感性を育む紙芝居を観ることは大切な体験だなと思います。



絵本と紙芝居に囲まれたクリーンルームは、2017年9月で1年が経ちました。


置いてある絵本を、読破するのを目標にしている子もいます。
もう、2周目の子もいると聞きました。
嬉しいです
私たちは、おすすめの絵本や紙芝居を前出ししたり、情報を届けたりもしています。

東京こども図書館から寄贈いただいた「おはなしのろうそく」も並び、環境が少しですが整い始めたように思います。
ありがとうございました。


入院していたことがマイナスになるのではなく、
入院してたからこそ、いっぱ〜い本を読めて良かったなぁ〜と、思える経験になれば嬉しいです。


お母さん達に、ハンドマッサージもしてます。
触れ合うことで、少しづつお話しされたり、悩みをお話しされることがあります。

それから、ヨガも人気です
付添いで硬くなった体をほぐすヨガは、心も体もリラックできます


9月に入って、新しい仲間も増えました
それぞれの持ち味を活かして、親子に寄添える活動ができるとといいなと思っています。


「今日も楽しかったねぇ〜」と、いつも終わると話しています。


活動については、こちらをご覧下さい。ポチッと









日赤のクリーンルームにプレゼントが2つも

2017年05月24日 | 小児病棟での活動

以前お話しましたが、 東京こども図書館の「おはなしのろうそく」を贈ろうプロジェクトから 広島日赤原爆病院と、広島大学病院の小児病棟に 「おはなしのろうそく」をプレゼントしていただきました

広島日赤原爆病院は、クリーンルームの中にあるプレイルームの本棚にいれさせていただきました。

昨年9月に出来たばかりのクリーンルームの様子をご覧いただきたいと思います。
この木製の本棚は、小児科に勤務されていた先生からのプレゼントです。

お陰で、15年くらい前に、伊藤忠財団の病院・施設子ども読書活動費助成でいただいた絵本を全部並べることができました
本棚の上の絵本は、おすすめの本を入れ替えています。

今は、その真ん中に「おはなしのろうそく」を10冊、ズラッと並べています



本棚はコの字に部屋を取り巻いています。
靴を脱いで遊べるスペースもできました。
ママも子どもたちもホッとします



子どもたちが工作したり、お絵描きしたりできるテーブルとイスを、なんども要望していましたら・・・
なんと、なんと5月に入ってプレイルームに入ってみると、ジャジャーン
広島東洋カープの梵(そよぎ)選手からのプレゼントだそうです

それはそれは優しい肌触りの木製で、子どものサイズにピッタリです。
なかなか到着しなかったのは、特別注文だったからだそうです。

「ありがとう〜梵選手」
かっこいいぜ〜〜
子どもたちが喜んで座っているそうです。
それがなによりで〜〜〜す。

やった!!やった!!



梵選手は、こんな素敵な方です。
今年もカープ、応援します




2014年には、広島大学病院の小児病棟に慰問に来ていたことを知りました。
継続して子ども達を支援している選手だったんですね。
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東京こども図書館から「おはなしのろうそく」を寄贈いただきました

2017年04月20日 | 小児病棟での活動

「おはなしのろうそく」をすべての子どもたちに!
ーみんなで愛蔵版を贈ろうプロジェクトー
たくさんの子どもたちが「おはなしのろうそく」のお話しを楽しみ、
本の世界の扉を開くきっかけになるように、 このプロジェクトを広めていきたいと考えています。


東京こども図書館から、こんなすてきな提案があることを、
絵本会をしている仲間から教わりました。

夢みたいなプロジェクト
ぜひぜひ、小児病棟の本棚に置かせていただきたいです〜〜

この機会に、東京こども図書館に、小児病棟でのこどもたちのことも知ってもらいたい!!
と申込書を作成。

すべての子どもに!は、「入院中の子ども達もだよ!」と聞こえて、とても嬉しく励みになる言葉でした。ありがとうございました。

私達は、本来なら専門職から集団での社会的訓練(保育園、幼稚園、小中学校)を受けている時期に、闘病生活をしている子どもたちのところへ出向き、ベットサイドやプレイルームで活動をしています。

絵本やお話し、わらべうたや手遊び、紙芝居などをひとり一人に寄添い手渡す活動を、2000年から続けています。
きっかけは、小児病棟の本棚にあまりにも本が少ないことに驚いたことです。

子どもの心の成長を考えて置かれた本が揃っていない現状を目の当たりにして、
いても立ってもいられなくなり「えほんのつばさ」はスタートしました。

会の名前には、「入院中でも、素敵な本の翼に乗って自由にどんな世界へでも羽ばたいて行けるんだよ」という想いが込められています。

活動は、子ども達が良い本に出会えるお手伝いがしたいと、お話会をしている仲間が中心となりました。
本棚に良い本を揃えることも重要な活動です。

私達は子ども達に「入院していたけど、良い本に沢山出会えた!」と、自信を持って生きて欲しいのです。
辛い闘病が長引くことから、社会との隔たりを感じ、退院後の生活に親子とも不安を持っています。

そのため、学校生活に溶け込めず、不登校になる子どもや、母親とのレスパイトケアがうまくいかないなど、
退院後にいろいろな心の障害がおきています。病院は単に治療のための場だけではなく、子ども達にとって生活の場であり発達の場でなければならないと思っています。

全国の小児病棟の本棚に優れた本が揃い、そして「おはなしのろうそくが」が届くと素敵だなと思いました。


申込みが、ギリギリになってしまったので、
順番が回って来るのはかなり先になるだろうな〜と、思って、忘れていました。

4月6日(木)雨の中、何が届いたのかな?と受取るとズッシリです。。。
え?え??

開けてビックリです
「きゃぁ〜〜」


信じられない〜〜〜

素敵なプレゼントもありました

ありがとうございました。
心から感謝いたします。
子どもたちに、お話しが届けられます。
1セット10冊です。(1冊1,600円税です)

早速、広島赤十字・原爆病院小児病棟のクリーンルームに届けました。
来週、広大に持って行きます。

免疫が下がっている子どもたちは、感染の危険があるので、
清潔な本でなくてはなりません。

も〜〜新品ピカピカです

入院中の女の子の中に、本棚の本を全部読むのを目標にしている子がいると、ドクターから聞きました。
嬉しいよ〜〜
ね、読んでね。家族の人からも読んでもらえるし。
いつでも、私達も読むからね

私は寝る前に、おはなしのろうそくを読むと、気持ちよ〜〜く眠れるんです。
付き添ってストレスが多いパパママにも、てにとって読んでもらって
ほんの少しでも、心が穏やかな時間を過ごしてもらえると嬉しいです。




東京こども図書館さんには、感謝しかありません。
ありがとうございました。



東京こども図書館は、こちらから
ポチッと





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英語の読み語り『じんべいざめ』

2016年07月30日 | 小児病棟での活動
日赤でのボランティアに、
アメリカのアーティストAlexis(影絵など)がやってきました。

絵本『じんべいざめ』を英語で、読み語りしているようす。


Alexisの読み語りは、ことばの奥にある彼自身の優しさが伝わり、子ども達も付き添いのママも、私達も、暖かい気持ちに包まれました。

英語が分からなくても、ことばを大切にして丁寧に語り、絵本の世界を共に過ごす心地よさ。

絵本を読み語ることの原点に、立ち返る機会をもらえました。


そして「また、来たいです」言ってくれました。
私達こそ、ありがとう〜〜Alexis
素敵なお兄ちゃんでした。



『じんべいざめ』 新宮晋 (文化出版局)





小児病棟で面白い!を見つける動画サイト

2016年04月19日 | 小児病棟での活動
院内課外活動しよう!
子ども達が小児病棟で楽しめることが動画で見ることができるサイトです。

ジャンルは、7つ
やってみよう!
けんがくしよう!
作ってみよう!
かんしょうしよう!
じっけんしよう!
しらべてみよう!
考えてみよう!

紙芝居は、かんしょうしよう!をクリックして平成18年度の中から選びます。

紙芝居は中平 順子(なかひら よりこ)先生が演じていらっしゃいます。
作品は、
みんなでぽん!
よいしょ よいしょ
おおきく おおきく おおきくなあれ
ひよこちゃん
たべられたやまんば

こちらをクリック

このプログラムの目的
病院に入院している子どもたちには、院内学級制度が整備されてきていますが、課外活動や体験学習の分野に於いては、まだ充分な環境とは言えないのが現状です。
治癒を主目的とする入院生活では限界はあるものの、学校や家庭或いは社会の教育環境から隔絶されてしまった病院内の子どもたちにとって、才能を育み、また治療や不安に立ち向かえる心を支えるためにも、楽しさと充足感に満ちた教科外の学習機会を提供していくことは、どうしても実現していかなければならない大事な課題と考えます。
とはいえ、病院の子どもたちに有効な手法やコンテンツの内容に関して、これから検討していかなければならない部分が数多く残されており、そのためにも生涯学習的院内課外活動のモデルコンテンツ開発研究を行い、今後の展開に資することを目的とします。

嬉しいデス
平成18年度~21年度の四年間
学年別、指導者のページなどもあります。
たくさんあるので、勉強になりますね~🎵

病状や学年からも検索できるんですよ~
すごく役立ちます。
ぜひ活用しましょう

そして、もっともっと色々なサイトが増えると嬉しいなぁ~。
闘病中の子ども達に、授業を受けられるような環境のネットワーク化などが、進むことを願っています。


推奨閲覧環境
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