対象の子ども達は、小1〜6年と中学生、高校生で20人くらい。
国籍は、フィリピン、ブラジル、中国、サモアと、日本国籍の外国人だそうです。
夏休み中なので、宿題のサポートをするボランティアの高校生や大学生20人くらいも一緒です。
「紙芝居を観たことある人〜」と聞いたところ手が上がったのは5人くらいでした。
聞いてみると、日本の保育所に通っていた子達でした。ほとんどの人が初めて紙芝居を観る記念すべき日となりました。
「紙芝居は日本で生まれた文化です。今は海外にKAMISHIBAIとして羽ばたいています。紙芝居の始まりを知らせる拍子木、紙芝居を入れる箱は舞台と言います。」と説明をしてはじめました。
【プログラム】
①紙芝居の実演
オープニングの『おおきくおおきくおおきくなあれ』は、最後にケーキが飛び出して来て、8月生まれの人に「ハッピーバースデートゥーユー」を皆んなで歌いました。
次の『あついひの おばけさん』は、熱中症をテーマにした紙芝居
日本のおばけ【カラ傘おばけ】と【河童】が出てきます。
今年の猛暑にピッタリの紙芝居です。
お次は『なんだろな?』
言葉が通じない子達も居るとお聞きしていたので、果物や野菜の影絵を当てっこする紙芝居です。
実演最後は『りえちゃんとやぶ』
この紙芝居は呉のお祭りを伝える手作り紙芝居。
呉のお祭りに出る鬼は【やぶ】と言って怖いけど五穀芳醇を願う大切な役割があるんだって〜
篠笛(しのぶえ)と和太鼓の演奏も入って盛り上がりました。
②紙芝居を演じてみよう!
会場から『のーびたのびた』を演じてもらいました。
初めてなのにとっても上手、拍手拍手でした
③紙芝居作家よこみちけいこさんと、紙芝居を作りをしよう‼️
呉市在住の、よこみち先生が子ども達に質問しながら即興で紙芝居を仕上げていきます。
紙芝居のタイトルは『まほうのたまご』
子どもに画用紙に⭕️を描いてもらってスタート。
次に何か思いつく動物でも植物でも言ってみてーと「turtle…亀」
帽子を被った亀を、よこみち先生が描いて、、、4枚の場面の出来上がり!
最後に実演したら、これまた面白い〜
日本の文化「紙芝居」を楽しんでもらえたかな