コロナ禍となり、紙芝居の活動も相次いで中止されています。
マスク生活も慣れて来ました。
そんな中で戦後75年を迎え、どのように呉空襲を継承していくのか取材がありました。
タイトルは
継承のかたち〜地域でたどる戦後75年〜
第四部 呉空襲と今
中峠さんの想いが大きく【子どもたちへ】と!
中峠さんは長年、自身の呉空襲体験を小さい子ども達に語りで伝えてきましたが、語りではどうしても伝えることができない当時の状況を、紙芝居という形にして残すことにこだわりました。
紙芝居は、一緒に観て、一緒に感じ、体験することの出来る日本独自の文化です。
それゆえに、当時2年生だった中峠さんが生き延びた呉空襲での体験が、子ども達の心に届きます。
〜取材の締めくくりに〜
中峠さんが上演で心掛けているのは、子どもの「向こう側」にいる若い父母や、人生経験豊富な祖父母たちをイメージすることだ。
「子ども達が家に帰って家族に戦争について尋ねてみる。大人が語る。それが平和につながる。」
子どもから広がる平和の輪に希望を託す。
中峠さんは、人形劇のあひる座の座長として50年近く活動を続けています。
「私は子どもを信じて人形劇をしている」と話されいたことを思い出しました。
子どもを信じて伝える
大人から平和を与えるのではなく
中国新聞記者の東谷和平さん、中峠さんの沢山の想いを受け取って、伝えたい想いをしっかりと記事にしてくださり、ありがとうございました。