こちらが「 コデマリ 」です。

　こちらが「 コデマリ 」だと思います。葉の形や、花の「 構造 」の細かいところまで比較しないと、区別がつきません。　本当に「 不思議 」なものです。
　自然界に「プロデューサー」がいなかったら、こんなに「 似てはいるけど、違う 」なんてあり得ないと思います。 両方の存在を「 知っているもの 」にしか、出来ないことですから・・・。

コデマリに似た「 ミツデイワガサ 」

　これも「 山草の展示会 」で初めて見た花です。 まだ、「 コデマリ 」と比較してませんが、遠目ではそっくりな感じです。

金子みすず 「 不思議 」

不思議 金子みすず

わたしは不思議でたまらない、
黒い雲からふる雨が、
銀にひかっていることが。

わたしは不思議でたまらない、
青いくわの葉たべている、
かいこが白くなることが。

わたしは不思議でたまらない、
たれもいじらぬ夕顔が、
ひとりでぱらりと開くのが。

わたしは不思議でたまらない、
たれにきいてもわらってて、
あたりまえだ、ということが。

( 今朝の読売新聞・編集手帳に記載されていたので、掲載しました。合わせてご覧ください 。改行がうまくいかないので、ご了承ください)

山草会の「 エゾハナシノブ 」

　引き続き「 山草の展示会 」で初めて見た花の１枚です。似た花はあっても、葉の形が違っていたりします。ただ、山草の名前に関しては、通称だったりする場合があるようです。