学校犬ナン・・・安らかに・・・（拡散希望記事有り）

先月６月４日（水）１匹のワンコが静かに旅立ちました・・・名前は　『ナン』　と言います。年齢は１５歳、雑種の女の子でした。

平成１１年茨城県の大洗町という海に近い中学校に迷い込んだ仔犬は、先生や生徒はもちろん地域の人達からも愛されました。

　どうしよう！車に轢かれた犬がいる～　

ナンの話を知り１匹の犬の事を思い出しました。中学生の時友達が道でうずくまっている犬を見つけ、こっそり部室に運び込んだのです。

足から血を流した犬はとても穏かな顔をした雑種です。先生に見つからないよう、子供ながらも一生懸命お世話をした思い出があります。

　ダメだよ、このままじゃ死んじゃう。病院に連れて行こう！

しかし私達には病院に連れて行くお金はありません。懸命の介護の甲斐も無く数日後、犬は亡くなってしまいました・・・

亡くなった犬をどうしたのか？私にはその後の記憶が薄いのです。その子を見つけた友達が親に頼み、埋葬したと聞いています。

学校行事にも参加していたらしいナンは幸せな犬生を送りました。そしてナンと共に学んだ子供達にも、素晴らしい思い出になったはずです。

　今日の体育は水泳で～す！　

　　　　　　　　　　　　　　　
　みんな～海に入る前は準備体操だよ～！　

多感な時期を犬と過ごした生徒さんは、きっと小さな生き物に優しい大人になっていると信じています。

明日はナンのお別れ会があるそうですよ。卒業生も来るのかしら？大人になった彼らの横には、犬好きの子供さんがいたりしてね。

　ＰＣ版でご覧の皆様へツイッターのお知らせ・・・画面左プロフィール欄下の青い鳥をクリックして頂ければ、ナンの記事が出ます。

ナンがお世話になった中学校は茨城県にあります。茨城県は全国でも犬猫に関する悲しい事実が一番多い場所でもあります。

そこで今回、茨城県の意識を変えたい！と言う思いから、署名活動を始めた方がいらっしゃいます。（記事内容）

もしご賛同頂けるようでしたら、フェイスブックからのご署名および拡散のご協力をお願い致します。

　犬の国に仲間入りをしたナンは、学校を知らないりんご達から、楽しい出来事をあれやこれやと聞かれ人気者でしょう。

ナンを温かく受け入れて下さった学校と、その恩に報うかのように優しい子に育ったナンにありがとうを伝えたいと思います。

ナンちゃん・・・長い間お疲れ様でした。犬の国で幸せに暮らしてね。どうぞ安らかにお眠り下さい・・・享年１５歳・・・合掌　

　まずは給食のお話を聞かねば！　りんごより　

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