非日常的な出会い

昨日は久しぶりに半日勤務のシフトでした。たまたまパパさんもお休みだったのですが、例の水道工事の騒音と振動にやや疲れ気味・・・

買い物がてらの一時退散という事で、少し山手の方までミニドライブをする事にしたの。その時私の視界にある物が飛び込んできたのです。

　パパさんスト～ップ！あそこにカモシカがいる！　

　　　　　　　　　　　　　

民家も多くある川のそばに、１匹のカモシカがいるのを見つけました。身体は小さめでまだ若そうです。女の子っぽい感じかな？

真夏の光を浴びてキラキラしています。その姿や様子があまりにも周りの景色に溶け込み、一枚の絵を見ているようでした。

どこか１点を見据えじっと佇むカモシカからは、まるで何かを悟りきった風格すら感じましたよ。

車を降りてカメラを構える私・・・しかし興奮しているのか、なかなかピントが合いません。じっとしててよ・・・もう少しだけそこにいてね・・・

　あっ、私を見た！そのまま・・・そのままだよ・・・

　　　　　　　　　　　　　
　うるさいオバサンね～

　ゲッ！思い切りの逆光でした。カモシカはその後、川の上流へと走り去りましたが、久しぶりにドキドキしたわ～

富山に来てからカモシカを見るのはこれで５回目なんですよ。なんせ国の天然記念物ですから、ちょっとした私の自慢でもあります。

先日の水道工事風景の写真を見て、あるブログ友達さんから「都会なのね～緑や土が全然無いわ～」と驚かれました。

私からすればその方のお住まいの方が、断然大都会なんですけど・・・確かに私が住んでる地域は、田舎の町とでも言いましょうか・・・

でも魚津市は海から山までたった２５キロしか無いんです。天然記念物に遭遇すると言う非日常的な事も、ある意味日常的な事なのです。

しかし非日常的な出会いって、こうもドキドキする物なのか？５秒で終わるマヌケな動画をどうぞ。

　　　　　　　　　　　　　　　

自分では冷静沈着な方だと思っていましたが、やはり普段あまり経験しない事に遭遇した時って動揺するんですね。

デジカメを持つ手が震え、頭の中が真っ白になり操作の仕方すら忘れてしまいました。カモシカさん、せっかく会えたのにごめんね。

ややカモシカ的な写真を捜してみましたが、どうでしょう？

　　　　　　　　　　　　　
　「どうでしょうって言われても、向こうは天然記念物」
　「りんごだって世界に１匹の、天然記念物！」

　山にいるはずのカモシカが海の近くの小学校に現れたり、クマが駅前の繁華街をうろついていたり・・・（これ実話）

今年はクマのエサになるドングリが不作だとか。非日常的な事は野生動物にとってはとても不幸な事態です。

カモシカ・クマ・サル・イノシシ・・・山の住人達も本当は、人間と上手にお付き合いしたいんだよね。

昨日出逢ったカモシカが幸せな人生（？）カモシカ生を送れますようにと願っています。里に下りてきちゃダメだよ～　

　エヘッ！お母さんを驚かせたやった。　りんごより　
　まさか天然記念物にまで変身するとは・・・お母さんより　

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