免許返納

お盆から目の調子が悪い義母は、今年の6月で満87歳になりました。

「田舎あるある」・・・つい先日まで、現役の高齢者ドライバーです でした。

運転をして出かけるのは、行きつけのスーパー2店舗とかかりつけ医のみ。

大きな交差点の右折を避け、左折をしながらの遠回りルートでの運転でした。

義母の愛車



余談ですが義母、私、パパさん、我が家の車は全部マニュアル車。義母はオートマの運転経験皆無です。

小さいながら商売をしていた事もあり、必要に駆られ義母が免許を取ったのは28歳の時だそうです。

古いアルバムを広げると、幼い頃のパパさんが軽トラに乗っかっている写真が何枚もあります。

義父が亡くなり商売を辞めて、義母は初めて軽トラでは無く自分だけの軽自動車を手に入れました。

ばあちゃんの車、見えるよ



義母は10月末に最後の車検を受け、来年の7月の更新を機に免許を返納する予定をしていました。

お盆過ぎの目の不調・・・実はその前にバックで車を出す時、隣に停めていた私の車にチョコンとぶつかり傷を付けてしまいまして

「他人様を巻き込まず私の車で良かったやん」と慰めたけど、すっかり自信を無くした義母はこの時点で「免許返納」を決めたようです。

高齢者ドライバーによる事故は年々増えていますが、田舎では多くの年寄りの大事な足になっているのも事実です。

返納してもらいたいのに頑固で言う事を聞かない・・・家族間での喧嘩の原因の一つです。

難しい問題にゃ



高齢者ドライバーの事故のニュースを観るたび、我が家もそろそろかな？と気を揉んでいたのも事実です。

幸か不幸か、体調不良と私の車を傷つけた事が義母の「免許自主返納」のタイミング、引き金となりました。

60年も運転してきたので一抹の寂しさ、物足りなさはあると思いますが「長年、お疲れさまでした」

軽トラの助手席はりんごの定位置。配達のお供、楽しかったよ。りんごより



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