よりみち人生ぷらり旅

久々の再開なのですが・・宝塚歌劇や舞台のことメインになりそうです。。

ホームシック?! 三浦半島が懐かしいのです・・

2010-06-29 01:30:03 | その他
私は今でこそ滋賀県人ですが、もともとは神奈川県の横須賀育ち。三浦半島の中腹部あたり。
私が関西に住んでから両親は隣の三浦市に引越。さらに半島の先端近くに住むことに。
今は両親も滋賀に移住してきたので、残念ながら私の実家は神奈川にはありません。

関西の人のイメージは横須賀=都会らしいのですが、実際は全然違います。
横須賀=湘南とも言われますがそれもちょっと違うような・・
私の中の湘南は葉山、逗子、鎌倉、藤沢、江の島・・(地元の方どうですかね?)
他県の人が神奈川県に観光に行ってもせいぜい横浜・鎌倉あたりで、
横須賀・三浦まで足を延ばす人なんてあんまり聞きません。

横須賀・三浦は東京や横浜在住の人が、海や山などに遊びにきてくれるような
近郊向けの遊び場なんじゃないかなあ。
都会の人が自然を求めにやってくる、そんな自然いっぱいののどかなところなんです、
横須賀・三浦は。

最近、いろいろ目に触れることが多くて、とても懐かしくて恋しく感じてます。
離れれば離れるほど郷土愛って芽生えるものなんですね。

例えば・・
何気なく見ていたドラマ「タンブリング」(確か2話くらい)。
ヤンキーが新体操に目覚めて目標にむかって頑張っていく・・
よくあるパターンのドラマの中で、ヤンキーが地下道で他のヤンキーに絡まれるシーン。
ハッとしてテレビにくぎ付け。「この場所知ってる!!」思わず録画を巻き戻して再生。
出てきた地下道の方角案内板をみて納得。衣笠十字路の地下道。
私が高校の時、毎日通っていた地下道だったんです。
もう15年以上前の話。今でもあまり変わっていない感じでしたが、
あんな一瞬の、大した目印もないところなのに毎日見ていた風景というのは忘れないものなんですね。
自分の記憶力に感動。

こんな地下道です・・↓↓
ここで大声で歌歌っている人がいて地下道内、エコーがかかって
すごーく恐ろしい経験したのをはっきり覚えてます・・




そしてそのドラマ、城ケ島大橋がかかる海辺も登場。
舞台は横須賀・三浦だったんですね。
他にも三浦海岸もでてきたし、風景みたさに何度かみてしまいました。
ドラマの高校は横須賀市立田浦中学校だったんですね。
田浦中学はあまり縁がなかったけど。
私の母校の小学校も「薔薇のない花屋」でしずくちゃんが通う学校として
使ってもらってました。職員室の掲示に名残があって嬉しかったの覚えてます。
こんな正門に色はなかったけど間違いなく母校です。

「薔薇のない花屋」
香取くんの娘だっけ?しずくちゃんが通ってた小学校でーす↓↓



そして何週間か前の「龍馬伝」に協力ロケ地として「神奈川県三浦市」を発見。
「海軍操練所」の海岸線がなんかなじみありそうな感じ。
どこの海岸かと思って調べたら三戸海岸でした。
あそこに福山さんが行ってたのかあ・・
三戸海岸には実際行ったことないのですが、(車で15分くらいのところに住んでたんだけど)
三浦半島は海岸だらけなのでやっぱり海岸線の感じは同じです。

「海軍操練所」のシーンはここ↓↓



小学校の春の遠足は4年生=荒崎海岸、5年生=長浜(なはま)海岸、6年生=立石海岸・・
大人になった今みれば、結局どこも陸続きじゃないかっと思ってしまうけど
その頃は大冒険。

そういえば大好きな玉木くん主演のドラマ「ラブシャッフル」もその長浜海岸でロケしてたんですよ。(その海岸とは気づかなかったが・・)
よく見知った道路もでてきて感激してました。

去年は行けなかった。今年は行けるかなあ。
滋賀県も水あり山あり町も近いし大好きだけど(よく考えたら環境似てるかも・・)
たまには横須賀の空気も吸いたい・・・
そんな願望を強く感じてしまう今日この頃でした。


「写真とボク 植田正治写真展」(のだめではありません。)

2010-06-15 23:59:30 | その他
luneちゃんのブログを見たら、素敵な写真が載っていて・・・
(すみませんがluneちゃんの写真拝借しますね)、



luneちゃんの大好きな福山雅治さんのCDジャケット(『HELLO』1995年)だったんですが
これを撮ったのが植田正治(ウエダショウジ)さんという方で(1913年~2000年)、
写真展が京都の伊勢丹美術館「えき」で開催されているという内容が書かれていました。
(興味のある方はluneちゃんのブログをご覧ください。)

なんだかその写真に興味もって、見たらその日が最終日。
急に行きたくなって、一人で行ってきました。

ちらしによると、植田正治さんは鳥取県西伯郡境町(現在の境港市)出身で
地元で写真館を営みながら鳥取砂丘を舞台に自らの写真の世界を築きあげ、
傑作写真を生み出して世界的にも人気の高い写真家だったんだそうです。
全然知らなかった・・・
福山さんのCDジャケットにあるようなファッション写真「砂丘モード」は
1980年代から取り組まれたようで、
それ以前はもっと日常ありふれたものや人にスポットをあてた作品が主流だったみたいです。

作品は1930年代から年代別に変遷されていくように展示されていて、歴史資料をみているように当時の日本の風景や生きた人たちが映されていておもしろかった~。

特に私は1940年代あたりの作品が古臭さもあり、でも新鮮さを感じておもしろかったです。
うまく描写できないけど、
モデルの人たちの服装、砂丘、計算された立ち位置、ポーズ・・全体合わさると
なんだか不思議な空間ができているとおもいませんか?
砂丘がなんともいえない空間をつくりだしているような気もする。
1940年代はこんな感じのなんだか不思議で魅かれる作品が多くありました。



モデルも、自分のおくさんや娘や家族やあげくに自分まで登場してやっているんですよ。
思わずおもしろくて買ってしまったポストカード。
「植田正治」本人です。おちゃめなおっちゃんですね。




他の年代の写真をみても、いかにも近所の子供やおっちゃん、おばちゃんたちが撮られていて。
モデルさんも「近所の写真館のおっちゃんに撮ってもらった」感覚なんでしょうね。
作りこまれた感じではなくて自然でした。

写真も当時は合成写真なんてなかっただろうから自分たちでポーズ決めてやっていたんでしょうね。
それにしてはうまくとれている。
これ、どうやって撮ったんだろうと思うような作品もありました。

ファッション写真「砂丘モード」シリーズはさすがに、綿密な計算のもと作られた作品でした。
本当はこれらの写真のポストカードもほしかったけど、見つけられなかったので脳裏に焼き付けてきました。

luneちゃんが紹介してくれなかったら見逃していた展覧会。
教えてくれてありがとね!

つれづれなるままに・・「のだめカンタービレ後編」感想3

2010-06-12 20:00:51 | 玉木宏くんネタ
のだめの晴れ舞台、ショパン、ピアノ協奏曲第1番。ショパンが音楽の都ウイーンに向けて故郷を旅立つ時に演奏された曲で
千秋いわく、「のだめもどこか旅立とうとしているのか」いろんな不安を感じながら見守る千秋。

ここに立ってものだめはのだめ、だけどすごくいい・・
セリフにもあったけどピアノの繊細さを存分に感じられる旋律が美しいです。
千秋の楽曲の説明や感想が、私たちにも音楽を教えてくれていて一緒に楽しめます。
オーケストラの重厚な響きが加わるとピアノの部分とはまたがらりと変わります。
のだめと出会ってからの日々を回想する千秋。

(ちょっとセリフちがうけど)日本で腐ってた自分をここまで引き上げてくれたのがのだめだと思っていたけど
本当は彼女をこの舞台に連れてくるために神様が自分を日本に引き留めていたのではないか・・・
千秋にそう思わせる圧倒的な演奏。

シュトレーゼマンこと、竹中さんも頑張っていましたね。
のだめの表情も最初ななげやりな無気力な感じだったけど、だんだん高揚してきて「ただの学生」ではなく
一人の音楽家として気持ちよくなっていく様が伝わってきました。
手元を映す映像も、本当に弾いていましたね。



ここに一人のピアニスト誕生!!社会的評価だけでなくて、のだめと千秋の心情としても
「もう元には戻れない気がする、何もかも・・・」
自分の中でのだめの存在がいかに大きかったか、それを失う恐怖みたいなものを
初めて感じる千秋を見ました。
自分と会うことも拒まれ、挙句の果てに失踪。ようやく戻ってきた報告を黒木君から受ける千秋。
こんな恋わずらいの千秋を見るなんて~~
たまらずのだめに会いに行くために部屋を飛び出す千秋。
憂いある千秋も素敵です(ムフフ)

BGMの「ガバレリア・ルスティカーナ」や「悲愴」が美しい旋律奏でていいんですよね。
BGMって何においても感情を表すのに必要ですがこの映画は音楽命です。

ここからラストはのだめファン(とりわけ千秋ファン)のためといっても過言でない素敵なシーン!!
完全にオタク目線でごめんなさい。

××ここからはオタクの気持ちがわかる人だけ読んだ方がお互い幸せかも?!××

「本当は何度も思ったことがある。あいつは日本で好きにピアノを弾いていた時の方が幸せだったんじゃないかって」
「プロを目指さない方が幸せなんじゃないかって」
それを自分も受け止めて・・・でも誰よりものだめのピアノを愛しているのが千秋だから。
のだめの「悲愴」を聞いて涙する千秋。
(玉木くんの中では、「涙」の選択肢はなかったんですって。
もっと男らしく勢いよくバーンと扉を開けていきたかったらしいけど、
監督が「涙」のリクエストしてこういう演出になったとか・・
そういう気持ちにはなれなかったからだいぶ感情を納得するのに時間がかかったと
何かの本で読みました。
確かにどっちでもいけるような気がする。おもしろい・・)

「俺と一緒にコンチェルトやろう」「嫌です!」のだめきっぱり拒否。
「あれ以上の演奏、先輩とできるわけがない!」
「断定かよ!!」怒る千秋に・・
「怖いんです。先輩のこと好きじゃいられなくなりそうで。」
「もういい わかった」・・
でものだめの腕をつかんである所へ連れていく千秋。

「先輩のこと好きじゃいられなくなりそうで・・」この流れがなんか理解しにくい。
コンチェルトが失敗したら先輩のこと嫌になる??
なんでそういう思いになるのか誰かわかる人は解説してください。

私の自分勝手な感想は、
この時のだめ、目を合わせずに言ってたんです。
のだめが目を反らす時はいつも「ウソ言ってる時」。
てことは拒絶しながら嫌いになれない、やっぱり大好きなんじゃん!!・・
都合良すぎますかね・・

「もういい、わかった」・・もどっかできいたようなセリフ・・
連ドラです!コンクールで失敗して帰るのだめに「一緒にヨーロッパに行こう」誘って断られた時。あの時も最後「わかった もういい」と千秋は言い残し、表向き去って行った・・・けど!!今回は
去ってない!!のだめをしっかりつかんで引っ張って行った。なんかここに感動してしまいましたよっ!!

そして、感動の「2台のピアノのためのソナタ」。閉じきったのだめの心をだんだんほぐしていくような、氷が溶けていくようなあったかい空気。
色づかいもオレンジ色で。
(でもこのシーン撮りきったの夜中の3時ですって!そんな風には感じさせない映像でびっくり)
「絶対にのだめのピアノに合わせてみせる」千秋の執念がのだめの心を開いた。
連ドラ1話のシーンと一緒。
4年の月日を経て2人の距離感が全然違う。
それは役を通してきっと樹里ちゃんと玉木くんの距離感が近づいたのと一緒なんだろうね。そこにまた感動。
互いにアイコンタクトをとる二人。
樹里ちゃんがほんとうにかわいい。美しい。
この人、表情ではっとさせられるところが突然いろんなところで出てくるんです。



そしてそして・・千秋ののだめを見つめる目の優しいこと。。。
それはラストのラストまで同じで何より玉木ファン、これで堕ちまする。

無気力のどん底からのだめを引き上げて、音楽の楽しさを実感させて、
さらにのだめと千秋を仲直りさせて、二人ともに更に上をめざさせる・・
「そろそろ私の役目は終わりです。」すべてがミルヒーの計算??
あんな女好きのふざけたじーさんがやる時はやってくれるじゃないですか!!

そういえば竹中さん、「スウィングガールズ」で共演し評価された樹里ちゃんと、
「ウォ-ターボーイズ」で共演して評価された玉木くん、
この3人の関係もホントにミルヒーとのだめと千秋と一緒。
竹中さんを踏み台にしてまたこの作品でステージ上がって、2人はこれからどこを目指していくのでしょう。
セリフがいろいろリンクされて見る者も惹きつけられます。

ミルヒーの想像の世界。
のだめと千秋のコンチェルト。
幕が開いて楽屋から出ていく二人。千秋がエスコートしてのだめが先に出る。
二人のドレスアップした姿がめちゃくちゃ美しい。絵になります。
そしてのだめに微笑む千秋が~~~優しすぎます~~。
後編DVDがでたら絶対「一時停止」のシーンです。大好きです~!!




ここからエンディングでしたっけ??
あ、かずおの目覚ましが・・ギャグテイストがはいって・・
あとはもうフランスの風景と、ラプソディ・イン・ブルーのBGMでデートシーンをお楽しみですね。
(職業柄エンディングロールは必死で見るのにこの作品に関してはもう無視無視!!
最近エンディングロールも映像流れるパターン多いけど、協力団体にとっては映像邪魔だなあ・・)

のだめと一緒に歩く千秋がカッコよすぎます。優しすぎます。
想像が広がります。
かぼさんも言ってたし、私も感じてましたが、レストランでマリオネット見て、のだめと千秋がダンスするシーン、
あの時の千秋は玉木くんの「素」ですね。他は千秋だけど、ここだけは自信あり!(なんの自信だ・・)
「素」の玉木くんがダンスで樹里ちゃんフォーローするとこや笑っているところみれて2倍のお得感!!
まだ見ようと思っている人はここも注目してください。玉ファンならもう注目してるよね。

最後のキスシーンは・・・ごちそうさまでした。
「すごい長くて呼吸どうしようかと思った」なんて生々しい話も聞いちゃったけど
フランス映画のようなオシャレなエンディングで心温まるエンディングを
ありがとうございました。


(写真はすべて「のだめカンタービレ後編」パンフレットより)


つれづれなるままに・・「のだめカンタービレ後編」感想2

2010-06-10 02:03:21 | 玉木宏くんネタ
千秋が自分の居場所に戻ったあとも一人黙々と練習。「イツマデヤレバイイデスカ」
前向きの感情と、終わりにさせたい感情が交差する瞬間。

いよいよ千秋とルイの共演。
それにしてもこのラヴェル「ピアノ協奏曲ト長調」
変化に富んでて難しそうな曲だなあ・・・
つい楽譜を想像してしまう・・
ランランのピアノの出だしが、オケの想像を超えるスピードで指揮者の飯森さんが
悩んだそう。結局、ランランに合わすべく、のだめオケにムチ入れたそう。

ここが舞台あいさつで監督がいっていた「千秋のやらしい顔」場面。
監督の指示により、ここでの千秋とルイは「まるで恋人同士のように濃厚に交わる感じ」を表現しているとか。
熱い視線を送り合い、同じ心で音楽を感じ、溶け合うような演奏・・
それを見たのだめが、自分のやりたかった曲を、思う以上の演奏をされてしまった音楽家としての敗北感だけでなく
恋人の浮気現場に遭遇したような衝撃をうけ、夢を奪われたような嫉妬と虚しさ、不安など一気に押し寄せられる。
ルイとのだめが交互に演奏。二人の弾き方が対照的。
まくしたてるような勢いで一心不乱に演奏するのだめ。
ルイに負けたくないっ思っているかのように感じました。

千秋の部屋でのおかしい行動。ぷっつりささえていた糸がきれたような。
大好きな千秋が離れていきそうで不安だった?
想像以上の共演演奏でピアノから逃げたかった?
のだめの突然のプロポーズ。
ごまかす千秋(そりゃあの状況ではなあ・・)すれちがう二人。
でも、千秋は今までと明らかに違う。
のだめを想い、心配し悩み、恋している千秋。

おっとシュトレーゼマン登場。
壊れたのだめに気付く。いつものおちゃらけミルヒーとはちがう、プロの音楽家としての対応。
のだめにピアノを弾かせるシュトレーゼマン。
ベートーベンピアノソナタ第31番。先述したように、レッスンで「元気すぎる」と指摘を受けた曲。
ほらここでは人間の苦しみや嘆き、絶望、そして最後は疲れ果てる・・のだめの心境と同じ。
のだめの魂が乗り移ったかのような演奏を聞いて、感銘をうけるシュトレーゼマン。
「千秋のことなんか忘れて私と一緒に行きましょう!」のだめの晴れ舞台を用意する。
このセリフも、連ドラでミルヒーが初めて千秋の部屋を訪れたときにでてきたセリフで懐かしい。
言われるがまま誘いを受けるのだめ。どーにでもなれ・・そんな心境かな。

ベートーベンピアノソナタ第31番。
映画3回目鑑賞くらいまではこの曲が子守唄にしか聞こえず毎回睡魔と闘っていた。
自分には受け入れやすい曲ではないなあと。
ところが急に、本当に急に心に響いてくるようになって不思議。
以来、聞けば聞くほど好きになり、今では後編で一番好きな曲になっている。
毎日ウオークマンでリピートしながら聞いてます。

ここでふっと気が抜けるエリーゼからの「のだめプロフィール」確認。
ホントにのだめが言いそうな、ふざけたでたらめのプロフィール。
「誰ですかそれ」千秋もまじめに可笑しい突っ込みするんですよね。
シュトレーゼマンのコンサート写真、どうみてもダイゴの「ウイッシュ!!」です。
千秋「俺がきかないで誰がきく!」そりゃそうだ・・

つれづれなるままに・・「のだめカンタービレ後編」感想1

2010-06-07 01:20:12 | 玉木宏くんネタ
先週、仕事帰りにまた「のだめカンタービレ」見てきた。
そして、またあったかい(熱い?!)気持ちになって帰ってきた。
もうだいぶ公開から日が経ったし、もうネタばれしてもよいだろう。
大好きな「のだめカンタービレ」だから、いっぱい記憶に残しておきたい。
文章の構成なんて考えてない。
ネタばれだらけの感想文。ツイッター形式で。

前編はなんとなく普通に暮らしてきたのだめが、恋人・千秋のど真剣な演奏を聞いて
ますます自分との距離を感じてしまい、ショックをうける。
家に帰ってきたら自分の知らない間に千秋が引越しを決めてしまったことを知り
さらにショック・・・で終わっていたが・・・

「今は真剣に静かなところで音楽の勉強がしたいんだ」
千秋の想いを理解して、離れて暮らすことを承知したのだめ。
ホントは淋しいんだけど・・・
元気なフリして送り出すのだめ。

パリの街並みの俯瞰映像と、ピアノによるベト7にタイトルバック「のだめカンタービレ後編」
映像と音楽がマッチした素敵なタイトルバック。
ベト7はオーケストラも好きだけど、私はこのピアノで弾くベト7が大好きで。
連ドラの時も、オケの見学に行ってる間に覚えたベト7をのだめがピアノで即興演奏するシーン
大好きだったなあ。それを聞いた千秋も変化したきっかけになったよな。
ピアノのベト7はさわやかです。

本編に戻り、コンクールにでる清良の応援にかけつけた峰と真澄ちゃん。
のだめと3人でパリ観光!!
ここの演出もおもしろい。映画なのにここはあえて静止画像の写真を使って演出。
ほんとに観光に来ている感が伝わりますね。
いつもテンション高いのだめがここでは一番落ち着いてるのもおもしろい。
「相変わらず白いアスパラ」・・ひょろんとした文化系男子の例えですね。
峰と真澄ちゃんがアスパラにみえてきた~
「おのぼりさん!」て文字を最後まで残して印象付けるのも好き。
ここでパーんとシーン転換。
ルイとの共演が決定したことをのだめにどうやって話そうか悩む千秋。
部屋に入ると珍客の形跡が・・・
のだめたちが戻ってくる声が聞こえると何故か隠れる。
「千秋が帰ってくる前に練習しておこうぜ!」隠れながら「こいつら何しよんねん!」気にする千秋の表情が笑いの始まり。そして・・
帰宅する千秋を真似するのだめ、ベットで待ち受けるのだめ役の峰。
喜んでそれを見る真澄ちゃん。自分らの演技に大満足。
そこへたまらず殴りこみにいく千秋。爆笑!!

次の朝、「これからまた忙しくなるし、ルイとの共演決まったから・・」に動揺するのだめ。
学校前で清良に再会。この二人のツーショット珍しいです!あれ、初めてかも?

清良のコンクールはやっぱり清良の頑張りに拍手です。
実際弾いているようにしか見えないのです。
真っ赤なルビーにふさわしいダイナミックで美しい清良だったなあ。

で、審査発表の時の、峰と清良の再会シーン・・いいですいいです!!
清良、いつもクールぶってたけどやっぱり峰のこと好きなんだ。
照れ屋だから面と向かってではなく後ろから抱きついて。
「結果がどう出ても日本に帰っていいかな・・」「結果出さなきゃだめだろ、高橋君にいじめられるぞ」「ゲーッ」
この時の清良最高にキュートです。清良もこんな表情するのね。

その後、のだめとフランクはピアノのコンクール見学。
のだめ、衝撃の曲に遭遇。「ラヴェル ピアノ協奏曲」!!
「この曲だ!!この曲を千秋先輩と共演したい~~!!」
素敵な曲を発見して狂喜乱舞ののだめ。
すっごくいい表情。全身で喜びを表現してる!のだめちゃんかわいいです。
その姿をみる千秋。その曲はルイと共演することが決定していた。
「なんでその曲なんだ」・・苦悩する千秋、つらそう・・

千秋の口から説明する前に、のだめに「ルイとラヴェルピアノ協奏曲を共演する」ことがばれてしまった。
自分は、コンクールにさえ出させてもらえないのに、大好きな千秋先輩はルイと自分のやりたい曲で共演してしまう。
ひねくれて、せっかく来てくれた千秋にあたるのだめ。。

心配そうに部屋に入る千秋。(この時の千秋、スラリとしててホントに素敵)
でも口からは「つぶれ肉まん!」(←シーツを頭からかぶってうずくまるのだめの姿)
「食べ物買ってきたぞ」食べ物でつろうとするが反応なし、ゆっくり体を起こさせて抱きしめてやる千秋・・・
はうーん。いいですねえ。
そのあとののだめがまた可愛くって。甘えてるのかなあ「おなか減った・・・」
(落ち込んでるのかと思えばそれかよっ)

で、自分はコンクールに出させてもらえないのはオクレール先生に意地悪をされてるからだと千秋に訴える。
口の中に食べ物ほおばってパンパンの顔で。くるくるかわるのだめの表情。
私にとってはのだめの好きな表情NO1がこの顔です!!
私が男だったらあまりに愛おしくて抱きしめたくなると思うなあ。

のだめのピアノのレッスンに泊まり込みでつきあう千秋。
「今回だけはこいつと一緒に旅がしたいと思うんだ」
千秋は、いろんな人を「下手くそ」呼ばわりしていたけど、のだめの演奏だけは
常にその実力を認めている。
学校でのレッスン数に驚く千秋。「急いでいるのはオクレール先生のほうなのか・・」
のだめのために、寝る間も惜しんで楽譜に向かう千秋。
しかも朝食の準備までしっかりしてくれて(心あたたまる胃にも優しそうな野菜スープ)
それを恩着せがましくなくさらりと伝えて自分はしばし休息。
こんなことされたら誰もが惚れますよ。
ベットに疲れて横たわるだけでもなんか艶っぽい千秋さま

そして、その晩かな。こたつに仲良く二人入って会話。
「あなた」「おまえ」のペア湯呑。笑えます。
「最近やっと楽譜を読むのが楽しくなってきました」と伝えるのだめと「(それに気づくの)おせーよ」とつっこむ千秋。そしてそのままこたチュー・・・
カップルの甘ーいシーンでした。ええのお。

真剣に曲にとりくむのだめの姿を確認し「自分の場所へ戻ろう」再び旅立つ千秋。
一方、学校のレッスンで「よくここまで取り組みましたね。めぐみ」
オクレール先生に初めて「ベーベちゃん」ではなく「めぐみ」と名前を読んでもらい
喜ぶのだめ。「脱べーべちゃん」喜び走ってポテッとこけるのだめがかわいい。

でもここで、もうひとつ大事な指摘をうけていた。
「ベートーベンピアノソナタ第31番・・は人間の苦しみや嘆き、絶望、そして最後は疲れ果てるを表しているけど君の演奏は元気がよすぎる」って。
これが後、シュトレーゼマンとのシーンにつながっていく??
私の勝手な解釈。